目次
市販のしもやけに効果のある薬を選ぶポイント
しもやけに効果のある市販薬を選ぶときのポイントには何があるのでしょうか？かゆみが強いときや痛みが強いとき、皮膚の症状などにあわせて市販薬を選ぶ必要があります。代表的な症状4つとそれぞれの症状にあわせたおすすめの市販薬を紹介します。
痛みがつらい方には【ビタミンE】
しもやけでは血のめぐりが悪くなる"血行不良"により、指先などの痛みが出てしまいます。このように痛みの症状が強い方にお勧めしたいのがビタミンE（トコフェロール酢酸エステル）が配合されている塗り薬です。ビタミンEは血行を促進することで、血行不良を改善し、痛みなどの患部の症状を和らげ回復を早めます。具体的には、ヒビケア軟膏aやユースキン、ケラチナミン ヒビエイドなど市販の塗り薬にトコフェロール酢酸エステルが配合されています。
指の腫れがつらい方には【ステロイド】
しもやけで指や手全体が腫れることがあります。腫れることで痛みや赤みなどの症状が起こり、放置していると肌の症状が悪化し、治りづらくなってしまいます。腫れの症状を抑えるには、ステロイドが配合されている塗り薬がおすすめです。ステロイドにより腫れが抑えられることで、痛みや肌の赤みが緩和されます。一方、なるべくステロイドが含まれていないタイプの塗り薬をお探しの方は、ビタミンEなどの血行を促進する成分が配合されている塗り薬を選びましょう。かゆみがつらい方には【抗ヒスタミン薬】
見た目には症状がひどくなくても、かゆみ症状がつらい、という方も多いのではないでしょうか？かゆくて掻きむしってしまうと、傷になったり、出血してしまったりして、しもやけの治療に通常よりも時間がかかってしまいます。このような場合には、かゆみ症状を抑える抗ヒスタミン薬が配合されている塗り薬がおすすめです。具体的には、ヒビケア軟膏aやケラチナミン ヒビエイドなど市販の塗り薬に抗ヒスタミン薬であるジフェンヒドラミンが配合されています。
肌の乾燥がつらい方には【ヘパリン類似物質】
しもやけの症状としては、かゆみや赤みがよくみられますが、肌の乾燥を症状としてうったえる方もいます。肌の乾燥は、あかぎれや出血などの症状を引き起こしてしまうため、しもやけの治療に普段よりも時間がかかってしまいます。このため早めの対策として保湿効果・血行促進効果のある薬をおすすめします。具体的には、肌の乾燥を抑えるためにヘパリン類似物質が配合されている塗り薬がおすすめです。市販薬としては、アットノンEXなどの塗り薬にヘパリン類似物質が配合されています。
しもやけに効果のある市販薬ランキング
Yahoo!の売れ筋ランキングの商品を解説します。
※ランキングは2024年5月16日のものです。
こんな方に
かゆみを伴うしもやけでお困りの方に
あかぎれ症状もある方に
手指の痛いひび割れに医薬品の修復力
「アラントイン」と「パンテノール」を含むひび割れ修復クリーム。軽いひび割れからパックリ割れまで対応。かさかさ、かゆみも軽減。無臭でしみにくく、べたつかず、洗い流せるので使いやすい。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 100g中 アラントイン 0.2g パンテノール（プロビタミンB5） 1.0g トコフェロール酢酸エステル 0.2g グリセリン 40.0g ジフェンヒドラミン 0.5g |
| 効果・効能 | ひび、あかぎれ、しもやけ |
| 用法・用量 | 1日数回 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 記載なし |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | 記載なし |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | 〇：ジフェンヒドラミン |
こんな方に
保湿効果を重視したい方に
塗ったと気に爽快感が欲しい方に
ひび、あかぎれ、しもやけに効く
ひび・あかぎれ・しもやけを治療するクリームタイプの塗り薬です。２つのうるおい成分が肌を潤します。黄色はビタミンB2、香りはdl-カンフルによるものです。保湿効果が持続し、全身にご使用いただけます。
| 分類 | 指定医薬部外品 |
| 剤型 | クリーム |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1g中 トコフェロール酢酸エステル 2mg グリチルレチン酸 2mg dl‐カンフル 8mg グリセリン 0.4g |
| 効果・効能 | ひび、あかぎれ、しもやけ |
| 用法・用量 | 1日数回 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能：ユースキン製品には、赤ちゃんに影響を与えるような成分は配合されていませんので、お肌（リップ製品は唇）に合えば妊娠中・授乳中もお使いいただけます。 ただし、妊娠中・授乳中はお肌が敏感になることがあります。使用中や使用後、または直射日光にあたって赤み・かゆみ・刺激などの異常があらわれた際は、ただちにご使用を中止し、水もしくはぬるま湯で洗い落としてください。 ご心配な場合は、医師にご相談ください。 |
| スーッとする成分 | 〇：dl-カンフル |
| 色 | 黄色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | ○：dl‐カンフル、ビタミンB2など |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
こんな方に
漢方薬を使用したい方に
添加物の少ない薬をお探しの方に
漢方ベースの伝統ある塗り薬「紫雲膏」
紫雲膏は、江戸後期の外科医 華岡清洲が考案した主に生薬に効き目を求めた漢方製剤で、ひび、あかぎれ、しもやけ等によく効く軟膏剤です。5つの有効成分のみで構成され、他の添加物は含まれていません。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 全量1,605gから得られる紫雲膏は約1,300g。 トウキ 100g シコン 100g ゴマ油 1,000g ミツロウ 380g 豚脂 25g |
| 効果・効能 | ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹・皮膚炎 |
| 用法・用量 | 記載なし：適宜患部に塗布するか、ガーゼ等に展延し患部に貼付する。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 赤紫色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | ○：ごま油 |
| 漢方 | 〇 |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
東京エリアの方は取扱い店あり 近隣の取り扱い店舗を探す 238.0円/1個あたり238.0円
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こんな方に
にきびや吹き出物にも使用したい方に
ひび割れや傷がある方に
冬場の症状など幅広いケアに使用できる
にきびや傷口の消毒に効果的。山や海での怪我にも使えます。冬のひびやあかぎれにも効果的です。様々な症状に広くお使いいただけますが、水虫や湿潤性の傷には適していませんのでご注意ください。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1g中 クロルヘキシジングルコン酸塩液(20％) 10mg |
| 効果・効能 | にきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、 水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも |
| 用法・用量 | 記載なし：患部の状態に応じて適宜ガーゼ・脱脂綿等に塗布して使用するか又は清潔な手指にて 直接患部に応用します。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能：添付文書の記載事項をよく読んで、適切にご使用いただければ、特に制限はありません。 |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 記載なし |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | × |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
こんな方に
にきびや吹き出物にも使用したい方に
ひび割れや傷がある方に
大容量の50gチューブを一家に一本
にきびや傷口の消毒に効果的。山や海での怪我にも使えます。冬のひびやあかぎれにも効果的です。様々な症状に広くお使いいただけますが、水虫や湿潤性の傷には適していませんのでご注意ください。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1g中 クロルヘキシジングルコン酸塩液(20％) 10mg |
| 効果・効能 | にきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、 水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも |
| 用法・用量 | 記載なし：患部の状態に応じて適宜ガーゼ・脱脂綿等に塗布して使用するか又は清潔な手指にて 直接患部に応用します。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能：添付文書の記載事項をよく読んで、適切にご使用いただければ、特に制限はありません。 |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 記載なし |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | × |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
こんな方に
保湿効果を重視したい方に
塗ったと気に爽快感が欲しい方に
持ち運びやすいユースキンのチューブタイプ
ひび・あかぎれ・しもやけを治療するクリームタイプの塗り薬です。２つのうるおい成分が肌を潤します。黄色はビタミンB2、香りはdl-カンフルによるものです。保湿効果が持続し、全身にご使用いただけます。
| 分類 | 指定医薬部外品 |
| 剤型 | クリーム |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 1g中 トコフェロール酢酸エステル 2mg グリチルレチン酸 2mg dl‐カンフル 8mg グリセリン 0.4g |
| 効果・効能 | ひび、あかぎれ、しもやけ |
| 用法・用量 | 1日数回 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能：ユースキン製品には、赤ちゃんに影響を与えるような成分は配合されていませんので、お肌（リップ製品は唇）に合えば妊娠中・授乳中もお使いいただけます。 ただし、妊娠中・授乳中はお肌が敏感になることがあります。使用中や使用後、または直射日光にあたって赤み・かゆみ・刺激などの異常があらわれた際は、ただちにご使用を中止し、水もしくはぬるま湯で洗い落としてください。 ご心配な場合は、医師にご相談ください。 |
| スーッとする成分 | 〇：dl-カンフル |
| 色 | 黄色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | ○：dl‐カンフル、ビタミンB2など |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
こんな方に
パックリ肌を割れにくい状態にしたい方に
足の症状がつらい方に
硬くなった肌の治りにくいパックリ割れに
特に硬くなった肌のパックリ割れに効果的です。アラントインやパンテノールで傷ついた肌の修復を促進し、ビタミンA油が皮膚の代謝を改善します。血行促進成分や保湿成分で回復を早め、かゆみも緩和します。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 100g中 ビタミンA油 0.5g（ビタミンAとして500000国際単位） アラントイン 0.2g パンテノール（プロビタミンB5） 1.0g トコフェロール酢酸エステル 2.0g グリセリン 40.0g ジフェンヒドラミン 0.5g |
| 効果・効能 | ひじ・ひざ・かかとのあれ、ひび、あかぎれ、指先・手のひらのあれ、しもやけ |
| 用法・用量 | 1日数回 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 記載なし |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | 記載なし |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | 〇：ジフェンヒドラミン |
こんな方に
ちょっとした症状に使用したい方に
漢方の軟膏を使用したい方に
江戸時代から使用されている漢方の軟膏
華岡青洲家方「外科正宗」を出典とする漢方処方でやけど、ひび、あかぎれ、
しもやけ、痔などに繁用されてきました。上記の症状の他にも火傷や切り傷、さらには魚の目にも使用できる塗り薬です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 全量1,605gから得られる紫雲膏は約1,300g。 トウキ 100g シコン 100g ゴマ油 1,000g ミツロウ 380g 豚脂 25g |
| 効果・効能 | 痔核による疼痛、肛門裂傷、やけど、ひび、あかぎれ、しもやけ、外傷、ただれ、湿疹、皮膚炎、あせも、魚の目 |
| 用法・用量 | 記載なし：痔核による疼痛、肛門裂傷、やけど、ひび、あかぎれ、しもやけ、外傷、ただれ、湿疹、皮膚炎、あせも、魚の目。 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 赤紫色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | ○：ごま油 |
| 漢方 | 〇 |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
こんな方に
かかとの割れが繰り返す方に
冬になるとひび・あかぎれをくり返す方に
ひび・あかぎれを治療し、割れにくい肌へ
アラントインやパンテノールが組織を修復し、ビタミンEが血行促進、グリチルレチン酸が炎症をしずめ、グリセリンが肌の保湿作用をしまします。皮膚の乾燥やひび・あかぎれを治療することで健やかな肌に導きます。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 100g中 アラントイン 2g パンテノール 5g トコフェロール酢酸エステル 2g グリチルレチン酸 0.3g グリセリン 40g |
| 効果・効能 | ひび、あかぎれ、しもやけ |
| 用法・用量 | 1日数回 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 赤紫色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | 記載なし |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
こんな方に
ちょっとした傷に対する常備薬をお探しの方に
ノンステロイドの塗り薬をお探しの方に
擦り傷などに広く使用できる多目的軟膏
傷口の消毒だけでなく、ひびやあかぎれ、しもやけにも効果的な軟膏です。ステロイドを含まないノンステロイドの塗り薬です。乳幼児から高齢者まで広く使用できるため、家庭の必需品として役立ちます。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 100g中 酸化亜鉛 8g dl-カンフル 0.5g クロルヘキシジン塩酸塩 0.2g |
| 効果・効能 | すり傷、切傷、さし傷、火傷、ひび、あかぎれ、しもやけ、皮膚の殺菌・消毒 |
| 用法・用量 | 1日1〜2回 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 記載なし |
| スーッとする成分 | 〇：dl-カンフル |
| 色 | 記載なし |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | 記載なし |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
こんな方に
ベタつかない塗り薬をお探しの方に
子どもにも使用できる塗り薬をお求めの方に
ベタつかないジェルタイプの塗り薬
ヘパリン類似物質が正常な肌の再生を促し、アラントインが傷ついた肌の組織を修復、グリチルリチン酸二カリウムが、傷あとに残った炎症を鎮めます。肌のターンオーバーを意識して塗り続けることで、徐々に効いていきます。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 剤型 | ジェル |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 100g中 ヘパリン類似物質 0.3g アラントイン 0.2g グリチルリチン酸二カリウム 1g |
| 効果・効能 | きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり（顔面を除く）、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手指の荒れ、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ（ただれを除く）、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛 |
| 用法・用量 | 1日1〜数回 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 透明 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | 記載なし |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | （該当なし） |
【参考】薬剤師が【指の腫れがつらい】ときに選ぶしもやけに効果のある薬
しもやけに使用できる市販薬はあまり多くありません。使用する機会も少ないため、なかなかランキングの上位にはみられません。そこで具体的におすすめしたいのが"オイラックスDX軟膏"です。ステロイド成分であるデキサメタゾン酢酸エステルが配合されている市販の塗り薬です。血行を促進するビタミンEやかゆみ止め成分も配合されているため、しもやけにともなう肌の赤みや腫れだけでなく、かゆみにも効果的です。
こんな方に
我慢できないかゆみがある方に
様々な症状に使用できる薬をお探しの方に
皮膚炎に効くステロイドを配合した軟膏
家族みんなのかゆみ、カサカサ・ジュクジュクしている患部など皮膚トラブルに広く使用できます。
デキサメタゾン酢酸エステル（副腎皮質ホルモン：ステロイド）とグリチルレチン酸が炎症を抑え、クロタミトンがかゆみを緩和します。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 剤型 | 軟膏 |
| 有効成分（含有量）／主成分（含有量） | 100g中 デキサメタゾン酢酸エステル 0.025g グリチルレチン酸 0.5g クロタミトン 5g トコフェロール酢酸エステル 0.5g イソプロピルメチルフェノール 0.1g アラントイン 0.2g |
| 効果・効能 | しっしん、かぶれ、皮膚炎、かゆみ、しもやけ、じんましん、虫さされ、あせも |
| 用法・用量 | 1日数回 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。 |
| スーッとする成分 | × |
| 色 | 白色〜微黄色 |
| ステロイドの強さ | weak |
| 薬の匂い | × |
| 漢方 | （該当なし） |
| 痒み止め成分 | 〇：クロタミトン |
商品比較表
市販薬を使用するときのポイントや注意点について
より効果的に市販薬を使用するにはどのようにすれば良いのでしょうか？しもやけの場合、基本的には塗り薬を使用しますので、塗り薬を使用する際のポイントについて解説していきます。また、薬とお体との相性判断についても、副作用の観点から解説していきます。
使用するときのポイント・副作用はあるの？
しもやけに対して、より効果的に市販の塗り薬を使用するために、マッサージをするように塗りことを心がけましょう。マッサージを行うことで血行促進（血流を改善する）効果が期待できます。しもやけにともなう腫れや痛みがひどい場合には、強くマッサージをしてしまうと症状が悪化することがありますので、はじめは力を入れすぎずにマッサージしましょう。塗り薬の副作用の一つとして、接触性皮膚炎があげられます。市販の塗り薬を塗ったあとに、痛みやかゆみなどの症状がひどくなる、肌の赤みが増すなどの症状がある場合は、お体に薬が合っていない可能性がありますので、すぐに使用を中止してください。
こんなときは病院へ
市販の塗り薬を使っていても"痛みや腫れがつらい"、"出血を繰り返す"、”症状が悪化している”など、しもやけの症状が重度の場合は、迷わず病院を受診しましょう。そのまま自己判断で市販薬の使用を続けていると、さらに症状がひどくなってしまうおそれがあります。病院や薬局での待ち時間が惜しい気持ちはとても分かりますが、症状がひどくなることで、治療にかかる時間が長くなるだけでなく、治療にかかる薬代が高くなってしまいます。なるべく早く受診するようにしましよう。
「しもやけ」に関するQ&A
ここでは、しもやけとその治療薬に関する質問について回答しています。病院で処方箋される薬と比較して、市販薬は手軽に手に入れることができますが、市販薬であっても使用する上で疑問や不安を持たれるかと思います。よくある質問にいくつかご回答しますので、是非ご参考ください。
しもやけにならないためにできることはあるのでしょうか？
しもやけの主な原因として血行不良が原因とあげられます。予防するためには血行不良にならないようにすることが大切です。具体的に3つの方法をご紹介します。
1点目として、外出する際の防寒対策が挙げられます。手袋や耳当ての他、マフラー、マスク、帽子などを着用しましょう。ホッカイロの使用もおすすめです。
2点目として、こまめに着替えをすることです。冬場は自然と厚着をしますが、汗をかいたままにしてしまうと、体が冷えてしまう原因となります。かいた汗をそのままにせず、汗を拭いたり、なるべく着替えするようにしましょう。
最後は、締め付けによる血行不良を避けるです。ベルトを締めすぎたときに、お腹が痒くなることはありませんか？これはベルトの強い締め付けによる血行不良が原因です。足先のしもやけも、ベルトの締め付けと同様に引き起こされますので、少なくとも冬場は締め付けの強い靴下や靴を避けるようにしましょう。
1点目として、外出する際の防寒対策が挙げられます。手袋や耳当ての他、マフラー、マスク、帽子などを着用しましょう。ホッカイロの使用もおすすめです。
2点目として、こまめに着替えをすることです。冬場は自然と厚着をしますが、汗をかいたままにしてしまうと、体が冷えてしまう原因となります。かいた汗をそのままにせず、汗を拭いたり、なるべく着替えするようにしましょう。
最後は、締め付けによる血行不良を避けるです。ベルトを締めすぎたときに、お腹が痒くなることはありませんか？これはベルトの強い締め付けによる血行不良が原因です。足先のしもやけも、ベルトの締め付けと同様に引き起こされますので、少なくとも冬場は締め付けの強い靴下や靴を避けるようにしましょう。
水仕事が多くて塗り薬が取れてしまいます。薬を塗り直しても良いでしょうか？また1日に使用できる回数は決まっていますか？
市販薬により1日に塗れる回数が異なります。これは塗り薬に含まれる成分に関係しています。基本的には、薬の説明文書に記載されている使用回数を守って使用しましょう。ヘパリン類似物質のように保湿剤のみが含まれる塗り薬については使用回数に上限はありませんので、症状に合わせてこまめに使用しましょう。
水仕事が多い方におすすめしたいのが、ゴム手袋をつけることです。水仕事で指先が血行不良になることを抑えられるだけでなく、薬がはがれ落ちることを防ぐこともできます。
水仕事が多い方におすすめしたいのが、ゴム手袋をつけることです。水仕事で指先が血行不良になることを抑えられるだけでなく、薬がはがれ落ちることを防ぐこともできます。
夏場でもしもやけになることがあります。治療方法は同じでしょうか？
しもやけは一般的に冬場から春先にかけてみられる症状ですが、まれに夏場でもみられることがあります。この場合は、他に基礎疾患と呼ばれる他の病気にともなう症状として、しもやけ症状がみられる可能性が高いと考えられ、治療方法が異なる可能性があります。具体的には、膠原病という全身の血管に炎症がみられる病気です。その他にも、糖尿病や動脈硬化などの末梢循環障害を引き起こす病気が挙げられます。気温が高くなる夏場においても、しもやけの症状がみられる場合は、医師に相談し早めに検査を受けましょう。
まとめ
いかがでしたか？今回は、しもやけに効果のある市販薬ランキング上位はどんな薬がある？をテーマに、しもやけの症状別におすすめの市販薬について紹介しました。症状を大きく4つに分けて解説していますので、お体の症状にあわせて参考にしてみてください。また、市販の塗り薬を使用するときのポイントや注意点に、さらには、市販薬ランキング15位までについても解説していますので、市販薬を選ぶときの参考として是非ご一読ください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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根本 真吾 医薬品情報（DI）業務
執筆・監修者プロフィールはこちら薬剤師。開発業務受託機関に勤務後、保険薬局勤務を経て、2019年にDI業務に従事。国内外の医薬品情報を要約し、Webコンテンツを提供。病院や薬局、大学などを対象に営業も実施。また、オンライン服薬指導にも従事。2023年...
