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【脱水症状におすすめの飲み物・商品】薬剤師が厳選した9選【2021年】

くすり

2021年6月11日更新
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「暑くなってきて脱水症状が心配」「脱水症状になってしまったら何を飲めばいいの?」この記事は、そんなあなたに向けて書いています。

夏が近づくにつれ増えてくる脱水症状の患者さん。今までに何度か、熱中症の患者さんを対応してきました。今回は私の経験と知識をふまえて、脱水症状のときにおすすめの飲み物を紹介します。脱水症状は正しく対処しないと危険です。

自分や大切な人の具合が悪くなってしまったときに落ち着いて対応できるよう、記事を読んで勉強していきましょう。

『脱水症状』について

まずは脱水症状について、基本的なことをお伝えします。

脱水症状になるとどのような症状が出るのか、原因や予防法にはどのようなものがあるのか、自分で対処できる程度なのかどうかなどを知っておきましょう。

『脱水症状』の症状

脱水による症状は、主に脳、消化器、筋肉で起こります。

脳の水分が不足すると、頭痛や集中力の低下、日中の強い眠気などが現れます。消化器の水分が不足すると、食欲不振や胃もたれなどを感じることがあります。筋肉の水分が不足すると、体に力が入りにくくなる、足がつりやすくなる、筋肉痛などの症状が現れます。脳や消化器、筋肉で体液が足りなくなることが原因です。

脱水が起こると、まずは脳、消化器、筋肉に症状が出ることを覚えておきましょう。

『脱水症状』の原因と予防法

脱水症状は、体内の水分や塩分が不足することで起こります。

取り入れる水分が少ない場合と、出ていく水分が多い場合に起こりやすくなります。たとえば、体調不良で食欲があまりでない場合。普段食事から取り入れている水分が入ってこないので、水分が不足しやすくなります。

また、下痢や嘔吐、やけどなどのけがに伴って、短時間で大量の水分が外に出ていってしまった場合にも、体は水分不足におちいります。さらに水分と共に塩分などの電解質も出て行ってしまっているため、こういった場合は、ただの水ではなく経口補水液などの調節された飲み物を摂ることが最適だと言われています。

脱水症状を予防するには、こまめな水分補給が一番です。成人であれば、1日に少なくともコップ6杯の水分を摂るようにしてください。

『脱水症状』かどうかのチェック項目

体の水分が足りているかどうかは、実は簡単な方法でチェックすることができます。

普段から観察しておいて、少しでも違和感を感じたらすぐに水分を摂るようにしましょう。

①尿の色が濃い
水分が足りなくなると、尿の色が濃くなってきます。厚生労働省に尿の色と摂取すべき水分量の目安が記載されているので参考にしてください。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/2015/sakuhin5/images/n006_1.pdf

②爪をつまんだ後に色がなかなか戻らない
手の親指の先を、反対の手でつまんでみてください。指先が白くなりますよね。つまんだ手を離したときに、ピンク色に戻るまでに3秒以上かかるようであれば脱水の可能性があります。

受診の目安

脱水症状は、命にかかわる状態です。現場で対処できないときは、迷わず医療機関を受診しましょう。

意識がはっきりしていて自力で水分を摂取できる場合は、涼しい場所で休んで、十分量の経口補水液を摂取しましょう。ペットボトルのふたが自力で開けられない、意識がはっきりしない、飲み物が口からこぼれてしまって飲めない場合などは、受診の対象です。

【タイプ別】商品の選び方

続いては、脱水症状が出たときにおすすめの経口補水液を紹介します。

経口補水液は、ドリンクタイプとゼリータイプがあります。飲みやすいものを選びましょう。番外編で、頭痛と下痢に有効な市販薬も紹介するので参考にしてください。

【液体を問題なく飲み込める方】はドリンクタイプ

基本的には、ドリンクタイプとゼリータイプで成分の違いはありません。そのため普段液体を問題なく飲めている方は、ドリンクタイプがおすすめです。

経口補水液はスポーツドリンクよりも塩分が多く含まれています。そのため、水分や塩分が十分足りているときに飲むと、塩辛く感じます。

ですが、脱水を起こしているときに飲むと美味しく感じます。脱水の初期症状かもしれないと感じたら、経口補水液を美味しく感じるかどうか、飲んで確かめてみてください。

【水分を飲み込むとむせてしまう方】はゼリータイプ

飲み込む力が低下している方や高齢者の方など、サラサラとした水分でむせてしまう場合はゼリータイプがおすすめです。

飲み込む力が低下しているときにドリンクタイプを飲むと、気管に水分が入ってしまう危険性があります。ゼリータイプであれば、ドリンクタイプよりもむせずに飲み込むことができます。

含まれている成分に変わりはないので、ドリンクタイプを飲める方がゼリータイプを使っていただいても構いません。

【番外編】頭痛や下痢を症状を改善したい方にはこちら

脱水の初期症状としての頭痛や、脱水のリスクを上げる下痢に対して、一時的に薬を使う場合もあります。

下痢は原因が分からない場合、無理に止めないほうが良いと言われています。理由は、細菌やウイルスが原因の場合、下痢を止めると体内に細菌やウイルスが長期間とどまってしまうためです。細菌性やウイルス性ではない場合は、リスク回避のために下痢止めを使うのも1つの手段です。

頭痛に関しては、経口補水液を十分摂ったうえで、どうしてもつらい場合のみ薬を使うようにしましょう。頭痛は脱水の症状として現れているので、むやみに痛みをおさえてしまうと脱水に気づきにくくなってしまう可能性があるためです。

【薬剤師が厳選】おすすめの商品

次は、市販されている経口補水液や薬の中から、おすすめの商品をいくつか紹介します。

経口補水液についてはドリンクタイプとゼリータイプ、そして薬は頭痛薬と下痢止め薬を紹介します。ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いたアドバイザ

村岡 祐菜
薬局薬剤師としての仕事をしながら、Instagramにて一般の方や新人薬剤師に向けたお役立ち情報を発信しています。 ライターの仕事も合わせて、薬剤師の多様な活躍の仕方を実現したいと考えています。