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| 特徴 | 湿しん、皮膚炎、かゆみに自信の軟膏 | 皮膚の炎症、かぶれ、腫れに効果がある軟膏 | かゆくてつらい手湿疹に効くクリーム | 患部でよく効き、体内では低活性物質に変化 | かゆみ症状を抑える成分をプラス配合 | 我慢できないかゆみに、子どもにも使える軟膏 |
| 商品リンク |
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目次
そもそもステロイド薬とは?
ステロイドとは、私たちの体の中にある副腎皮質という器官で作られているホルモンの一種です。ステロイドは、体内において様々な働きをもちます。(糖やタンパク質の代謝、抗炎症作用、免疫抑制作用、骨代謝など。)つまり、私たちが生きて行く上で、必要不可欠なホルモンなのです。
ステロイド薬とは、このステロイドホルモンを治療に応用するために、人工的に開発された薬です。
今回の記事のテーマは、「塗り薬」ですが、実際には、飲み薬、吸入薬、点鼻薬、点眼薬、注射など、様々な分野で、様々な治療に対して、ステロイド薬は用いられます。ステロイドの塗り薬は、主に炎症をおさえる「抗炎症作用」が期待され、湿疹、皮膚炎など皮膚疾患に対して幅広く使用されます。
ロコイド軟膏について
今回はステロイドとしての作用の強さ、顔への使用の可否、似た効果を持つおすすめの市販薬、使用時の注意点についてまとめてみました。
ロコイドの強さは?

医療の場では、ステロイドの塗り薬において、「強さ」をあらわす指標があります。医師がステロイドの塗り薬を処方する際には、使用する体の部位や症状の重症度などを考慮し、その強さを選択基準としています。
主に「血管収縮指数(血管がどの程度収縮するかを示し、指数が高いほど、作用が高いとされる)」と「臨床の効果」によって評価され、5つのランクに分けることができます。
●非常に強い(Very Strong)
●強い(Strong)
●普通(Medium)
●弱い(Weak)
一般的に症状が軽症の場合には、ロコイド軟膏など普通(Medium)以下の強さのステロイドの塗り薬を用います。また、小さな子どもの場合、一般的に、成人に使用するステロイドの塗り薬よりも1ランク低い塗り薬が使用されます。
ただし、症状が軽症で、大人でも普通(Medium)や弱い(Weak)が使用されるケースでは、子どもも同様のランクの塗り薬を使用するケースもあります。
ロコイドは顔に塗っても良い?

小さな子どもにロコイド軟膏が使用されることもあると分かった上で、顔に塗っても良いのか?という不安があると思います。
一般的には、顔まわりにはロコイドなど普通(Medium)以下の強さのステロイドの塗り薬が用いられ、小さな子どもにも使用されます。
ただし、顔まわりは、皮膚が薄く、高い薬の吸収率をもっているため、薬の副作用の発生には注意が必要となります。そのため、長期で使用しないことや、十分な管理下のもとで使用する必要があります。
以上のことに注意すれば、顔にロコイド軟膏を塗っても問題はありません。
ロコイド軟膏の市販薬はある?

ロコイド軟膏のステロイド成分は「ヒドロコルチゾン酪酸エステル」といいます。
効能または効果は湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、脂漏性皮膚炎を含む)、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症となっています。
この成分は市販薬として販売することも認可されているので、市販薬でロコイド軟膏と同じ成分のものを使用することも可能です。
ただし、ロコイド軟膏には有効成分が0.1%の濃度で含まれていますが、市販薬では0.05%で販売されています。 成分量が半分なったからといって薬の効果が半分になるわけではありませんが、医療用医薬品と同一の効果は望めません。
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【厳選】ロコイド軟膏と似た効果を持つ、おすすめの市販薬 6選

こんな方に
患部がジュクジュクしている方に
小児が使える薬が欲しい方に
湿しん、皮膚炎、かゆみに自信の軟膏
有効成分はロコイド軟膏と同じ軟膏です。患部に使用すると、のびがよいので、使用する箇所を清潔にしたのち、強く擦らない様に塗ります。カサカサしているとき、ジュクジュクしているとき、どちらでも使用できます。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ヒドロコルチゾン酪酸エステル(0.05%) |
| 効果・効能 | しっしん、皮ふ炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん。 |
| 服用・使用回数 | 1日数回 |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| べたつきの有無 | あり |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
皮膚が腫れている方に
ロコイド軟膏と同じ成分を使いたい方に
皮膚の炎症、かぶれ、腫れに効果がある軟膏
有効成分はロコイド軟膏と同じ軟膏です。皮膚の炎症を抑え、腫れ、かゆみなどの症状に効果があります。かさぶた部は無理にはがさずに使用しましょう。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ヒドロコルチゾン酪酸エステル(0.05%) |
| 効果・効能 | 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、じんましん、あせも |
| 服用・使用回数 | 1日数回 |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| べたつきの有無 | あり |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
水ぶくれの方に
眠れないほどかゆさがある方に
かゆくてつらい手湿疹に効くクリーム
ステロイドの強さではロコイド軟膏の成分と同じくミディアムに分類される有効成分を配合したクリーム剤です。かゆみを抑える成分も配合されているので、保湿ケアでは治らない症状にもよく効きます。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(アンテドラッグステロイド)(1.5mg)、イソプロピルメチルフェノール(1mg)、リドカイン(10mg)、クロタミトン(50mg)、アラントイン(2mg) |
| 効果・効能 | 湿疹、かぶれ、かゆみ、皮フ炎、じんましん、あせも、虫さされ |
| 服用・使用回数 | 1日数回 |
| 薬のタイプ | クリーム |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| べたつきの有無 | なし |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
ジクジクしている方に
ステロイドの使用に抵抗がある方に
患部でよく効き、体内では低活性物質に変化
市販薬で初めて導入されたアンテドラックと呼ばれるステロイド外用薬です。患部ではすぐれた効果を発揮して、体内に吸収されるとその働きが低下する成分なので、ステロイドによる副作用の不安が軽減されます。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(1.5mg) |
| 効果・効能 | 湿疹、皮膚炎、かぶれ、虫さされ、かゆみ、あせも、じんましん |
| 服用・使用回数 | 1日数回 |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| べたつきの有無 | あり |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
かゆみが強い方に
頭皮など毛生部に使いたい方に
かゆみ症状を抑える成分をプラス配合
ロコイド軟膏と同じステロイド成分に、抗ヒスタミン成分を追加配合したローション剤です。かゆみの強いタイプの皮膚トラブルにも対応してくれます。ローションタイプなので、狭い場所や指が届きにくいところにも使用できます。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ヒドロコルチゾン酪酸エステル(0.05%)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(0.5%) |
| 効果・効能 | 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん |
| 服用・使用回数 | 1日数回 |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| べたつきの有無 | あり |
| スーッとする成分の有無 | なし |

こんな方に
子どもに使いたい方に
かゆみが我慢できない方に
我慢できないかゆみに、子どもにも使える軟膏
炎症を抑える成分はロコイド軟膏と同じミディアムのランクのステロイドです。そこに、かゆみや痛みを抑える成分、殺菌成分等を追加して、我慢できないかゆみを掻きこわす前に治す軟膏です。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中にプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(合成副腎皮質ホルモン)(1.5mg)、リドカイン(10mg)イソプロピルメチルフェノール(1mg)トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)(5mg) |
| 効果・効能 | 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、あせも、じんましん |
| 服用・使用回数 | 1日数回 |
| 薬のタイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 相談の上、使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| べたつきの有無 | あり |
| スーッとする成分の有無 | なし |
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使用するときの注意点・ポイント
使用方法について

同じロコイド軟膏でも、使用する場所や症状によって、使用期間や塗る回数など使用方法は異なります。まず大切なのは、自己判断で使用せず、医師の指示を守ることです。
また、次のような使用方法はしないようにしましょう。
・大量に、又は長い期間にわたって広い範囲に使用すること
・本来、ロコイドが処方された目的とは違う用途に対して使用すること
・本人以外の方に使用する、第三者からもらった薬を使用すること
使用NG・禁忌について

ロコイド軟膏には、次の患者には使用できないと「禁忌」とされている疾患があります。詳しくは、医師や薬剤師にご確認ください。
1. 細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症、及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)
〔→感染症及び動物性皮膚疾患症状を悪化させることがある。〕
2. 本剤に対して過敏症の既往歴のある患者
3. 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎
〔→穿孔部位の治癒が遅れるおそれがある。また、感染のおそれがある。〕
4.潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷
〔→皮膚の再生が抑制され、治癒が著しく遅れるおそれがある。また、感染のおそれがある。〕
また、皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則としており、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、またはこれらとの併用を考慮する必要があります。
副作用について

ロコイド軟膏の代表的な副作用としては次のようなものがあります。正しく使用していても、まれに下記のような副作用が局所的に出ることがあります。
皮膚炎・・・皮膚表面にできる炎症(ブツブツや水ぶくれなど)
乾皮様皮膚・・・皮膚の表面がガサガサする
ざ瘡様疹・・・ニキビのようなぶつぶつ
そう痒感・・・かゆみ
毛疱炎・・・毛穴周辺の細菌感染による炎症
過敏症・・・かぶれなど、成分に対するアレルギー症状
こまめに様子をみることがポイント

副作用について記載しましたが、副作用のリスクが少ない薬で、正しく使用していてもまれに、副作用症状がでることはあります。
通常、使用の中止や、使用方法を改善することで良くなりますので、定期的に様子をみてチェックし、何かいつもと違うような症状が出ている場合には、はやめに医師や薬剤師に伝えることが大切です。
また、ロコイド軟膏を指示どおり使用していても症状の改善がみられなかったり、症状がひどくなっている場合には、そのまま使用を続けるのではなく、医師に早めに連絡し、指示を仰ぐようにしましょう。 症状が改善し、医師がもう塗らなくても良いといった指示があった場合には、使用を中止しましょう。
まれに、心配だから念のため(予防的)塗っているといった方がいらっしゃいますが、ステロイドの塗り薬は長期で使用せずに短期使用にとどめるべき薬です。症状がない場合には使用するのは止めるようにしましょう。
ステロイド薬の副作用が強いといわれる理由・誤解

メディアやインターネットの情報により、「ステロイド=副作用が強い」というイメージを強く持たれている方も多く、ましてや子どもに対して使用する場合に過度に心配しすぎてしまうケースも多いです。
塗り薬においては、医師の指示どおりに使用していれば、副作用の心配は少ない薬です。 塗り薬は、局所的(塗った部分)に作用し、全身に対する副作用の心配はほとんどありません。
副作用が強いイメージがあるのは、ステロイドの飲み薬のイメージと混同している可能性があります。
飲み薬の場合には、特定の疾患で症状が強い場合や、広範囲(全身)に症状が及んでいる場合に使用されます。効果が全身に作用し、高い効果が期待できる反面、副作用が全身にわたって出る可能性もあるため、服用に関しては十分な管理のもと、慎重になる必要があります。
もちろん、ステロイドの塗り薬は、副作用が全くないわけではないため、ある程度慎重になるべきです。
しかし、過度に心配しすぎて指示どおりに使用しなかった場合に、治りが遅くなったり症状が悪化してしまうこともありますので、注意が必要です。
『ロコイド軟膏』に関するQ&A

ロコイド軟膏は医療現場でもよく処方されるステロイド軟膏剤ですので、使用方法等について質問を頂くこともよくあります。
よく頂く質問や、使用前に知っておいて頂きたい内容をまとめてみました。



ステロイドの中でもロコイド軟膏は陰部への使用が選択されることがありますので、医師の指示を守って使ってください。







まとめ

小さな子どもに対して使用されることもある、ロコイドの塗り薬について参考になりましたでしょうか?
ステロイド薬と聞いて、不安を感じる方も多いと思いますが、小さな子どもや皮膚の薄い顔まわりにも使用できる比較的副作用の少ない塗り薬です。
副作用の心配が少ないといっても、使用方法をしっかりと守り、様子をみながら使用することが大切ですが、必要以上に心配はせずに、使用していただけますと幸いです。
ステロイドに関する記事はこちら
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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竹中 孝行 薬剤師
執筆・監修者プロフィールはこちら薬剤師。外資系製薬会社に勤務後、保険薬局勤務を経て、2012年株式会社バンブーを設立。薬局、介護、美容事業を運営。 一般の方に薬局・薬剤師のことをより知ってもらうことを目的に、2016年一般社団法人薬局支援協会を...























