商品名 |
ツムラツムラ漢方 黄連解毒湯 エキス顆粒A 20包 |
クラシエ「クラシエ」漢方黄連解毒湯エキス顆粒 45包 |
クラシエ薬品黄連解毒湯 24包 |
大峰堂薬品工業大峰エキス錠黄連解毒湯A 180錠 |
三和生薬黄連解毒湯Aエキス細粒「分包」30包 |
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最安値 |
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特徴 | 2歳から使用できる顆粒タイプ | 45包入って15日間使用できる | 黄連解毒湯を試してみたい方に | 錠剤でのめる漢方薬 | 服用しやすい細粒の黄連解毒湯 |
商品リンク |
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目次
黄連解毒湯について
まずは、構成している生薬や効能・効果、飲み合わせについて説明します。
黄連解毒湯とは
黄連解毒湯とは、炎症を鎮めたり、熱を冷ましたりといった熱を取る作用をもつ(清熱作用)漢方薬です。また自律神経が興奮することで生じるさまざまな状態を落ち着かせる効果もあります。黄連解毒湯にはオウゴン(黄芩)、サンシシ(山梔子)、オウレン(黄連)、オウバク(黄柏)の4種類の生薬が配合され、いずれの生薬も熱を冷やす作用があります。黄連解毒湯の名前の通り、黄連が主な作用を発揮する生薬と考えられていますが、黄連は特に「心」や「胃」の熱を冷ます作用が強いとされています。
黄連解毒湯の効果・効能
黄連解毒湯の効能・効果は以下のとおりです。体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:
鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎
(注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。
黄連解毒湯で改善が期待できる症状
上記の効能・効果や配合されている生薬から考えますと、胃が炎症を生じていることで生じる胃炎に対してや自律神経が興奮していることで生じる神経症や不眠症、また血のめぐりが悪いことで生じる血の道症などさまざまな症状に対して改善効果が期待できます。頭がさえてしまって寝れない状態や、日中に興奮してしまってその影響で寝ることができない状態などに効果が期待できます。睡眠薬のように眠くなる薬ではありません。
また口内炎や二日酔いに対しても適応があるため使用したことがある方もいらっしゃると思います。一部のwebサイトでは黄連解毒湯で痩せたとする記載もありますが、直接的に痩せる効果はないと考えられます。
黄連解毒湯はどこで購入できる?
黄連解毒湯は医療用医薬品でも一般用医薬品でも製品があります。医療用医薬品は医師の処方せんを基に薬局で薬剤師に調剤をしてもらう必要がありますが、一般用医薬品、いわゆる市販薬は薬局やドラッグストアで購入可能です。飲み合わせに注意は必要?
漢方薬については基本的に構成生薬が重複することに注意が必要です。黄連解毒湯の代表的な構成生薬である黄連を含む漢方薬として胃のつかえ感や膨満感に使用される「半夏瀉心湯」や下痢などに用いられる「葛根黄連黄芩湯」などがあります。構成生薬が重複することで副作用を生じるおそれがあるため注意が必要です。漢方薬のメリット・デメリット
漢方薬のメリットは薬を使用できない方、いわゆる禁忌と呼ばれるものが少なく子どもから高齢者まで使用可能である点や自分の体質や症状に合わせて漢方薬を選択できること、飲み合わせに注意するものが少ないことが挙げられます。
デメリットとしては、体質に合わなければ効果が出ないことが挙げられます。効能・効果の項目でも記載しましたが黄連解毒湯は「体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるもの」で症状がある方に対して適応があります。そのため、例えば体力があまりない方やのぼせぎみではなく冷え性の方などでは黄連解毒湯の効果が十分に発揮されないおそれがあります。
その他の治療方法のメリット・デメリット
その他の治療方法におけるメリットとしては、体質に大きな影響を受けず一定の効果が期待できることや即効性が期待できるものが多いことが挙げられます。一方で薬によっては禁忌が多数あったり小児や妊婦に使用できない薬があったりと、さまざまな注意事項があることがデメリットとして挙げられます。
【参考】黄連解毒湯おすすめ 5選
薬剤師 山本恭平さん厳選
よくある粉末タイプのほか、錠剤タイプや大容量タイプのものをご紹介しています。
こんな方に
子どもに使用できる薬が欲しい方に
漢方薬といえばツムラのイメージがある方に
2歳から使用できる顆粒タイプ
有効成分である黄連解毒湯が体にある熱や炎症を取ることで胃炎や更年期障害、二日酔いなどさまざまな症状に対して効果を発揮します。2歳から使用できる顆粒タイプです。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒剤 |
1回服用量 | 用法・用量の項目参照 |
用法・用量 | 成人(15歳以上):1回1包、1日2回 7歳以上15歳未満:1回2/3包、1日2回 4歳以上7歳未満:1回1/2包、1日2回 2歳以上4歳未満:1回1/3包、1日2回 食前に服用 |
1日の服用回数 | 1日2回 |
服用対象年齢 | 2歳以上 |
効能効果 | 体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症: 鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症(※)、めまい、動悸、 更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎 (※)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。 |
内容量 | 20包 |
こんな方に
2週間以上服用したい方に
2歳未満に使用したい方に
45包入って15日間使用できる
有効成分である黄連解毒湯が体にある熱や炎症を取ることで胃炎や更年期障害、二日酔いなどさまざまな症状に対して効果を発揮します。1日3回服用で15日間使用できます。2歳未満にも使用可能です。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒剤 |
1回服用量 | 用法・用量の項目参照 |
用法・用量 | 成人(15歳以上):1回1包、1日3回 7歳以上15歳未満:1回2/3包、1日3回 4歳以上7歳未満:1回1/2包、1日3回 2歳以上4歳未満:1回1/3包、1日3回 2歳未満:1回1/4包、1日3回 食前に服用 |
1日の服用回数 | 1日3回 |
服用対象年齢 | 生後3ヶ月以上※ 1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合のみ服用させてください。 |
効能効果 | 体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎 (注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。 |
内容量 | 45包 |
こんな方に
ひとまず1週間ほど試してみたい方に
2歳未満に使用したい方に
黄連解毒湯を試してみたい方に
有効成分である黄連解毒湯が体にある熱や炎症を取ることで胃炎や更年期障害、二日酔いなどさまざまな症状に対して効果を発揮します。8日分が入っているためとりあえず試してみたい方におすすめです。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒剤 |
1回服用量 | 用法・用量の項目参照 |
用法・用量 | 成人(15歳以上):1回1包、1日3回 7歳以上15歳未満:1回2/3包、1日3回 4歳以上7歳未満:1回1/2包、1日3回 2歳以上4歳未満:1回1/3包、1日3回 2歳未満:1回1/4包、1日3回 食前に服用 |
1日の服用回数 | 1日3回 |
服用対象年齢 | 制限なし |
効能効果 | 体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎 (注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。 |
内容量 | 24包 |
こんな方に
顆粒タイプが苦手な方に
錠剤でのめる漢方薬
有効成分である黄連解毒湯が体にある熱や炎症を取ることで胃炎や更年期障害、二日酔いなどさまざまな症状に対して効果を発揮します。錠剤タイプなので顆粒剤が苦手な方におすすめです。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 錠剤 |
1回服用量 | 用法・用量の項目参照 |
用法・用量 | 成人(15歳以上):1回3錠、1日3回 7歳以上15歳未満:1回2錠、1日3回 |
1日の服用回数 | 1日3回 |
服用対象年齢 | 7歳以上 |
効能効果 | 体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症: 鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症 注)、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎 注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことです。 |
内容量 | 180錠 |
こんな方に
細粒が好みの方に
服用しやすい細粒の黄連解毒湯
有効成分である黄連解毒湯が体にある熱や炎症を取ることで胃炎や更年期障害、二日酔いなどさまざまな症状に対して効果を発揮します。服用しやすい細粒タイプの漢方薬です。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 細粒 |
1回服用量 | 用法・用量の項目参照 |
用法・用量 | 成人(15歳以上):1回1包、1日3回 7歳以上15歳未満:1回2/3包、1日3回 4歳以上7歳未満:1回1/2包、1日3回 食前に服用 |
1日の服用回数 | 1日3回 |
服用対象年齢 | 4歳以上 |
効能効果 | 体力中等度以上で,のぼせ気味で顔色赤く,いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:鼻出血,不眠症,神経症,胃炎,二日酔,血の道症,めまい,動悸,更年期障害,湿疹・皮膚炎,皮膚のかゆみ,口内炎 注)血の道症とは,月経,妊娠,出産,産後,更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。 |
内容量 | 30包 |
商品比較表
注意点・副作用について
こんなときは病院へ
先ほどの副作用の項目に挙げましたが、間質性肺炎を疑うようなコンコンとした痰が絡まないような咳や微熱、呼吸困難・息切れが現れたり、腸間膜静脈硬化症を疑うような腹痛、下痢、便秘、腹部膨満がくり返し現れた場合には至急病院を受診した方がよいでしょう。また1カ月ほど(鼻出血、二日酔に服用する場合は5~6回)服用しても症状がよくならない場合にも同様に受診をして原因を診てもらう方がよいでしょう。飲み方のポイント
漢方薬は味が苦手であったり、顆粒が苦手な方もいると思います。飲み方のポイントとしては「水または白湯を先に含んでから漢方薬を飲む」ことと「必要に応じてオブラートを使用する」ことが挙げられます。漢方薬を口に入れる前に水などを先に口に含んだ状態で漢方薬を水の上に落とし、一気に水と漢方薬を飲むことで漢方薬の苦みを感じる前に飲むことができます。オブラートは、使用することで薬の味を感じにくくする「食べられる包み紙」のようなものですが、最近では服薬ゼリーなども販売されています。気になる方は薬剤師や登録販売者に相談してみてください。
『黄連解毒湯』『漢方』に関するQ&A
ここからは黄連解毒湯や漢方薬に関するよくある質問についてQ&A形式で紹介します。
まとめ
ここまで黄連解毒湯の構成生薬や効能効果、使用するにあたっての注意事項や実際に購入することができる市販薬について紹介しました。黄連解毒湯はさまざまな症状に対して効果を発揮しますが、体質に合っている方が使用することがとても重要です。自分の体質に合った漢方薬がわからない場合はぜひ薬局やドラッグストアの薬剤師に相談してみてください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。