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| 特徴 | 子どもや妊娠・授乳中も使用できる解熱鎮痛剤 | 胃粘膜を保護・修復して、胃を守る | 腸内環境を整え、子どもから大人まで使用できる | 腸内環境を整え、子どもから大人まで使用できる |
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目次
お腹の風邪ってどんなもの?

感染性胃腸炎など、胃腸にウイルスや細菌が感染した状態をいいます。嘔吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こすことが多いです。
原因
風邪症状は、本来は上気道症状(咳やのど、鼻水など)の感染症状が表れますが、感染性胃腸炎など、下痢や嘔吐、腹痛といった消化器系の症状が表れるものを、俗に「お腹の風邪」と表現します。正しい病名は「感染性胃腸炎」です。大人子どもに関係なく、ありふれた疾患ですので、正しく理解し対応できるように本記事で紹介します。
症状
病原体の種類にもよりますが、主な症状は吐気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などがあります。1-3日程度の潜伏期間を経て発病し、2-6日程度症状が続くことが多いです。病原体の種類、本人の免疫状態、体力などにより無症状~症状が強い場合までさまざまです。お腹の風邪(感染性胃腸炎)は人にうつる?感染期間
お腹の風邪は、感染性の疾患であり、周囲の人に移ります。感染経路としては、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)と、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。症状がなくなってからも2週間程度は菌が排出されるため、その間は感染リスクがあります。
お腹の風邪になったときの対処法

特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。下痢や嘔吐、発熱などの症状で脱水になりやすいため、十分な水分補給と休息・安静が必要です。乳幼児や高齢者では重症化することもあるため、症状が強い場合は早めの医療機関の受診が必要です。
水分補給を忘れずに
感染した際は、水分補給が大切です。水やお茶などでもよいですが、スポーツドリンクや経口補水液も併用することで効率よく水分や塩分、電解質の摂取ができます。胃腸の安静も必要なので、症状が強い時期は水分がしっかりとれていれば食事は無理して取らなくて大丈夫です。もし食べる場合はおかゆや柔らかいうどん、スープなどがよいでしょう。症状が改善し、食欲が出てきたら徐々に普通食に戻していきましょう。感染対策も重要
周囲へ感染を広めないよう、本人や周囲の人の感染対策が重要です。トイレの後や調理・食事前の手洗い、患者本人とタオルやコップを共用しない、汚物を処理する際には消毒する(0.1%次亜塩素酸ナトリウムを使う)ことが大切です。症状がひどい場合は病院へ
症状が強く、十分に水分が摂取できない場合、脱水症状が強い場合は、点滴などの処置や特別な治療を要することもあるため、その場合は早めに医療機関を受診することが必要です。お腹の風邪を治す市販薬はある?
感染そのものを治す市販薬はありません。あくまで胃腸の環境を整える、熱を下げるといった症状を軽減させる目的で使用します。下痢止めや吐気止めは胃腸のウイルスの排出をかえって妨げてしまい、症状を長引かせてしまうこともあるため、基本的には使用しない方が望ましいです。嘔吐や下痢は体が病原菌を排出しようとしている反応のため、基本的には出すものは出す、という考え方です。ただ症状が強い場合には使用を検討することもあります。その場合は医師の指示で使用を判断するのが望ましいです。【厳選】お腹の風邪に効果がある市販薬 4選
お腹の風邪に対して、発熱症状、胃腸の症状軽減・環境を整えてくれるような薬は市販薬にもあるため、いくつかご紹介します。

こんな方に
熱や痛みがつらい方
子どもや妊娠・授乳中の方
子どもや妊娠・授乳中も使用できる解熱鎮痛剤
アセトアミノフェンは主に脳にある「体温調節中枢」に作用し、血管や汗腺を広げることで体外へ熱を逃し、熱を下げる働きをします。子どもや妊娠・授乳中も使用可能であり、胃の負担も少なく、眠くなる成分を含まない解熱鎮痛剤です。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | アセトアミノフェン:300mg |
| 効果・効能 | 発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など |
| 用法・用量 | 1回1錠、1日3錠まで(4時間以上間を開けて使用) |
| 薬のタイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 医師・薬剤師に相談 |
| 小・中・高校生の使用 | 15歳以上(15歳以下は小児用量の製剤を使用する) |
| 1回の使用あたりのコスト(目安) | 約73円 |
| スーッとする成分の有無 | × |
| 薬の風味 | なし |
| 眠くなる成分の有無 | × |

こんな方に
胃の痛みでお悩みの方に
胃粘膜を保護・修復して、胃を守る
主成分はスクラルファート。医療用としても使用されています。胃の痛み、胃もたれ、むかつきなどに幅広く使用できます。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1包中、スクラルファート500mg、アズレンスルホン酸ナトリウム2mg、L-グルタミン133mg、ケイ酸アルミン酸マグネシウム375mg、合成ヒドロタルサイト90mg、ロートエキス10mg |
| 効果・効能 | 胃痛、吐き気、嘔吐、胃部不快感 |
| 用法・用量 | 1回1包、1日3回 |
| 薬のタイプ | 顆粒(錠剤もあり) |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談、授乳中:服用不可 |
| 小・中・高校生の使用 | 成人(15歳以上) |
| 1回の使用あたりのコスト(目安) | 1包46円 |
| スーッとする成分の有無 | × |
| 薬の風味 | なし |
| 眠くなる成分の有無 | × |

こんな方に
食あたり、お腹の不調でお悩みの方に
腸内環境を整え、子どもから大人まで使用できる
主成分はビフィズス菌と乳酸菌。医療用としても使用される成分であり、腸内環境を整えるため、感染性腸炎などで崩れた腸内環境を整えてくれます。 子どもから大人まで使用できるため、常備薬にもおすすめです。
| 分類 | 指定医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ビフィズス菌末、フェーカリス菌末、アシドフィルス菌末 各2㎎ |
| 効果・効能 | 整腸、軟便便秘、腹部膨満感 |
| 用法・用量 | 成人:1回3錠 1日3回 5-14歳:1回2錠 1日3回 |
| 薬のタイプ | 錠剤(細粒もあり) |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 服用可(薬剤師に確認) |
| 小・中・高校生の使用 | 5歳以上 |
| 1回の使用あたりのコスト(目安) | 1錠7円 |
| スーッとする成分の有無 | × |
| 薬の風味 | なし |
| 眠くなる成分の有無 | × |

こんな方に
食あたり、お腹の不調でお悩みの方に
腸内環境を整え、子どもから大人まで使用できる
主成分の酪酸菌は医療用としても使用されており、腸内環境の改善と、大腸のバリア機能を改善させる作用があります。感染性腸炎や便秘などに有効。3か月以上の赤ちゃんから使用できるのが特徴です。
| 分類 | 指定医薬部外品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 酪酸菌50㎎、乳酸菌10㎎、糖化菌50㎎ |
| 効果・効能 | 整腸、軟便便秘、腹部膨満感 |
| 用法・用量 | 成人(15歳以上):1回1包、1日3回 3か月以上15歳未満:1回1/2包、1日3回 |
| 薬のタイプ | 散剤(錠剤もあり) |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 服用可(薬剤師に確認) |
| 小・中・高校生の使用 | 3か月以上 |
| 1回の使用あたりのコスト(目安) | 1包42円 |
| スーッとする成分の有無 | × |
| 薬の風味 | なし |
| 眠くなる成分の有無 | × |
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紹介している市販薬を使用するときのポイントや注意点について

基本的には症状を軽減させるだけの薬なので、治すための薬ではありません。また、使用しても改善しない、もしくは悪化する場合には、重症度が高い他の疾患が隠れている可能性があるため、速やかな受診が必要です。
妊娠中・授乳中、子どもでも使用できるか
今回紹介する市販薬は、成分としては副作用が少ないものが多く、中には生後3か月以上なら使用可能なものもあります。ただ2歳未満の場合には、基本的に医師の診療を受けることを優先し、その上で使用可能か確認することが大切です。妊娠・授乳中の方は、主治医に相談をすることをおすすめします。副作用はどんなものがあるか
今回紹介した市販薬は、比較的副作用が少ないものが多いです。それでも使用してから全身に発疹が出たり、調子が悪くなったりするときには休薬し、医療機関を受診するようにしてください。こんなときは病院へ
市販薬を使用しても改善しない、悪化する場合には、治療方法が間違えている・他の疾患が隠れている可能性が高いため、医療機関の受診を検討してください。「お腹の風邪」に関するQ&A

お腹の風邪について一通り解説をしてきましたが、いくつかの疑問点に対して、それぞれ回答していきます。






まとめ
お腹の風邪は非常にありふれた疾患です。正しく理解し、感染予防・対策、感染時の治療、過ごし方などを参考にしていただければと思います。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
























