目次
やけどによる喉の痛みの選び方・ポイント
ポイント①:上あごや舌のやけども重視する
やけどが喉だけであれば、喉スプレーを使って成分をピンポイントに患部へ付着させられます。やけどが喉だけでなく上あごや舌にもある場合は、口内全体に成分が行き渡りやすいトローチやうがい薬を使うのがおすすめです。ポイント②:外出先で使えるかを重視する
喉スプレー・トローチ・うがい薬は、成分が吸収されて効果を発揮するわけではありません。成分が患部に付着しているときに直接作用するため、成分が唾液で流れやすい口の中に使う薬は、こまめに使用したほうがいいです。仕事や外出のときは、持ち運びやすさを重視すると市販薬をこまめに使用できるでしょう。喉スプレーや、コップが付属しているうがい薬など、さまざまなタイプがあるので自分にとって便利に使えるものを選んでみてください。
また、接客業などでひんぱんに喉スプレーやトローチが使えないという方は、患部に成分が長時間密着するジェル状の喉スプレーや、噛んですぐ飲み込めるチュアブル錠もおすすめです。
ポイント③:飲み薬のケアを重視する
普段から口の中が荒れやすい方・やけどによる痛みや腫れが強い方・うがい薬などでケアできない部分(喉の奥など)に炎症がある方は、飲み薬で内側からケアする方法を試してみましょう。飲み薬では、アズレンではなく「トラネキサム酸」や「カンゾウ」「グリチルリチン」などが抗炎症成分として使われています。やけどの痛みが強い方は「イブプロフェン」などの鎮痛成分を使用してもよいでしょう。
うがいやトローチ、のどスプレーなどと飲み薬を一緒に使うときは、「カンゾウ」「グリチルリチン」の成分が重複しないように気をつけましょう。
【厳選】やけどの痛みを緩和するのにおすすめの市販薬 9選
ポイント①:上あごや舌のやけども重視した市販薬 3選
喉だけでなく上あごや舌にもやけどがある場合には、うがい薬やトローチがおすすめです。また、ピンポイントに成分を噴霧できる喉スプレーを使うのもよいでしょう。

こんな方に
喉だけでなく、上あごや舌、歯茎などのケアをしたい方に
家族みんなで使えるうがい薬をお探しの方に
抗炎症成分と殺菌成分をW配合
抗炎症成分「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」と殺菌作用のある「CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)」を配合し、口内の粘膜の炎症を鎮めます。風邪などによる喉の腫れや口内炎、口臭ケアにも使用できます。たっぷり使える200回分。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100mL中 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン) 0.5g セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC) 1.25g |
| 効果・効能 | 口腔・咽喉のはれ、口腔内およびのどの殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去 |
| 用法・用量 | 1回、本剤10~13滴(約0.4mL)を水又は微温水(ぬるま湯)約100mLにうすめて、1日数回うがいしてください。 |
| タイプ | うがい薬 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:使用可能 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | l-メントール |

こんな方に
喉の炎症や不快感が続く方に
口内の殺菌をしたい方に
3つの有効成分が、喉や口の中の症状に効く
2つの抗炎症成分「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」「グリチルリチン酸二カリウム」が、喉の炎症に作用。また、殺菌成分が口内の殺菌が増えるのを防ぎます。トローチは舐めている間効果が持続するため、炎症による痛みが続く方におすすめです。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 4.8mg、グリチルリチン酸二カリウム 15mg、セチルピリジニウム塩化物水和物 6mg |
| 効果・効能 | のどの炎症による声がれ・のどのあれ・のどの不快感・のどの痛み・のどのはれ、口腔内の殺菌・消毒、口臭の除去 |
| 用法・用量 | 次の量を口中に含み、かまずにゆっくり溶かしてくだ さい。 15歳以上 1回1錠 1日4~6回 5歳以上15歳未満 1回1錠 1日2~3回 |
| タイプ | トローチ |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:記載なし 授乳中:記載なし |
| 使用が可能な年齢 | 5歳以上 |
| スーッとする成分 | l-メントール |

こんな方に
喉や口内の炎症を鎮めたい方に
携帯できる喉ケア商品をお探しの方に
抗炎症成分が患部に直接行き渡る
有効成分「アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)」が、喉や口内の炎症に直接作用します。患部にめがけてスプレーしましょう。携帯にも便利なオーバーキャップ仕様です。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1mL中 アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン) 0.2mg |
| 効果・効能 | のどの炎症によるのどのあれ・のどの痛み・のどのはれ・のどの不快感・声がれ、口内炎 |
| 用法・用量 | 1日数回、適量を患部に噴射塗布してください。 |
| タイプ | スプレー |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:使用可能 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 1歳以上 |
| スーッとする成分 | l-メントール |
ポイント②:外出先で使えるかを重視した市販薬 3選
外出時に便利な持ち運べるうがい薬や、成分の密着が長続きしやすいジェル状の喉スプレー、噛んですぐ飲み込めるチュアブル錠をご紹介します。

こんな方に
外出先でうがい薬を使いたい方に
喉や口内の炎症・痛みがつらい方に
軽量コップ付きのうがい薬
抗炎症成分「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」と殺菌成分「セチルピリジニウム塩化物水和物」が喉や口内の炎症・傷に作用します。軽量コップが付属しているため、職場や外出先の洗面台でうがい薬を使いたい方におすすめです。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100mL中 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 0.5g セチルピリジニウム塩化物水和物 1.25g |
| 効果・効能 | 口腔・咽喉のはれ、口腔内およびのどの殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去 |
| 用法・用量 | 1回、本品約0.4mLをはかり取り、水又は微温水(ぬるま湯)約100mLにうすめて、1日数回うがいしてください。 |
| タイプ | うがい薬 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:記載なし 授乳中:記載なし |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | l-メントール |

こんな方に
外出時に喉ケアをしたい方に
薬の使用間隔があいてしまう方に
ジェル状の成分が患部に長くとどまる
有効成分の「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン)」が、口内の炎症に直接作用します。ジェルタイプの喉スプレーで、患部に長くとどまり効果が持続するので、仕事や外出で薬の使用間隔があいてしまう方などにおすすめです。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン) 20mg |
| 効果・効能 | のどの炎症によるのどの痛み・のどのはれ・のどの不快感・のどのあれ・声がれ、口内炎 |
| 用法・用量 | 1日数回、適量を患部に噴射塗布して下さい。 |
| タイプ | スプレー |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:記載なし 授乳中:記載なし |
| 使用が可能な年齢 | 年齢制限なし(「ア〜」と声を出しながらスプレーできる子どもは使用可能) |
| スーッとする成分 | l-メントール |

こんな方に
外出時に喉ケアをしたい方に
水を使わずに飲み薬を使用したい方に
水なしで使用できる炎症止め
「トラネキサム酸」「グリチルリチン酸二カリウム」の2種類の炎症止めと、粘膜の正常なはたらきをサポートする3種類のビタミンを配合。噛むか口の中で溶かして服用するチュアブル錠のため、水なしで服用できます。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中 トラネキサム酸 750mg グリチルリチン酸ニカリウム 63mg ニコチン酸アミド 60mg ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 50mg リボフラビン(ビタミンB2) 12mg |
| 効果・効能 | 扁桃炎・咽頭炎(のどの痛み、のどのはれ)、口内炎 |
| 用法・用量 | 次の量をかむか、口中で溶かして服用してください。 成人(15才以上) 1回2錠 1日3回 朝昼晩 7〜14才 1回1錠 1日3回 朝昼晩 |
| タイプ | チュアブル錠 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:記載なし |
| 使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | グレープフルーツ風味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | グリチルリチン酸ニカリウム |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | ○ |
ポイント③:飲み薬のケアを重視した市販薬 3選
内側から喉や口内のやけどをケアできる飲み薬です。痛みが強い場合は「イブプロフェン」を配合した、のどぬ〜る鎮痛カプセルaがおすすめです。

こんな方に
喉や口内の炎症がつらい方に
喉の奥など、外用薬でケアしきれない部分に痛みがある方に
喉の痛みが強い方に
鎮痛成分配合で、喉の痛みに速く効く
有効成分「イブプロフェン」が、喉の痛みや炎症を抑えます。また、抗炎症成分の「トラネキサム酸」も配合し、喉の炎症に内側から作用します。胃粘膜保護成分も配合しているため、痛み止めで胃が痛くなりやすい方も使用しやすい飲み薬です。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 9カプセル中 イブプロフェン 450mg トラネキサム酸 420mg 乾燥水酸化アルミニウムゲル 208.5mg |
| 効果・効能 | 咽喉痛・頭痛・耳痛・神経痛・歯痛・抜歯後の疼痛・関節痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛 悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 次の量を1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて水又はお湯で服用し、服用間隔は4時間以上あけてください 大人(15才以上) 1回3カプセル 1日3回まで |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談(出産予定日12 週以内の妊婦は使用不可) 授乳中:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | 乾燥水酸化アルミニウムゲル |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
喉や口内の炎症がつらい方に
喉の奥など、外用薬でケアしきれない部分に痛みがある方に
2つの抗炎症成分と3つのビタミンを配合
喉や口内の炎症を抑える「トラネキサム酸」「カンゾウ乾燥エキス」と、粘膜を正常にはたらかせる3つのビタミンを配合。痛くてつらい喉や口内の腫れを鎮めます。喉の炎症や口内炎にもおすすめです。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中 トラネキサム酸 750mg カンゾウ乾燥エキス 198mg(原生薬として990mg) ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 50mg リボフラビン(ビタミンB2) 12mg L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム) 500mg |
| 効果・効能 | 咽頭炎・扁桃炎(のどの痛み、のどのはれ)、口内炎 |
| 用法・用量 | 次の量を水又はお湯で服用して下さい。 成人(15歳以上) 1回2錠 1日3回 朝昼晩 7歳以上15歳未満 1回1錠 1日3回 朝昼晩 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | カンゾウ乾燥エキス |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
喉や口内の炎症がつらい方に
喉の奥など、外用薬でケアしきれない部分に痛みがある方に
顆粒タイプをお探しの方に
ひんやりとした顆粒が喉の腫れに効く
抗炎症成分「トラネキサム酸」「カンゾウエキス」が喉や口の中の炎症を抑えます。ひんやりとした顆粒なので、痛くてつらい患部の腫れを癒すでしょう。水なしでも服用できる顆粒タイプです。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 3包:3.9g中 トラネキサム酸 750mg カンゾウエキス 198mg(原生薬換算量990mg) ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 50mg リボフラビン(ビタミンB2) 12mg L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム) 500mg |
| 効果・効能 | 扁桃炎(のどのはれ、のどの痛み)・咽頭炎、口内炎 |
| 用法・用量 | 次の量を朝昼晩に服用してください 大人(15才以上) 1回量1包 1日3回 7才以上15才未満 1回量1/2包 1日3回 |
| タイプ | 顆粒 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:記載なし |
| 使用が可能な年齢 | 7歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 漢方独特の風味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | カンゾウエキス |
| スーッとする成分 | l-メントール |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
【比較一覧表】この記事で紹介している商品
市販薬を使用するときのポイントや注意点について

今回ご紹介した市販薬についての「使用ポイント」や「副作用」についてご紹介します。また、喉のやけどで受診が必要な目安も解説します。
使用するときのポイント・副作用はあるの?
市販薬は説明書の用法用量通りに使用してください。1日の使用回数が「数回」と記載されている場合、厳密な上限回数はありませんが、多くても1日4〜6回程度にしておきましょう。うがい薬や喉スプレーは、食後に使うと成分が患部から流れにくいですよ。喉スプレー・トローチ・うがい薬では口内の刺激感や違和感が出ることがあります。また、チュアブル錠や飲み薬では、むくみ・手足のだるさやしびれ・筋肉痛・胃の不快感などの副作用があらわれることがあります。
こんなときは病院へ
市販薬を使用していて、体調の悪化など変わったことがある場合は、早めに受診しましょう。やけどの程度がひどいと、喉が腫れて気動がふさがる可能性もゼロではありません。喉をやけどして息苦しさを感じるなら、すみやかに受診しましょう。また、やけどが口内全体にひろがっている場合も市販薬で対応せず、医師の診察を受けることをおすすめします。
『喉のやけど』に関するQ&A

喉のやけどや市販薬に関する疑問点をまとめてみました。






まとめ

喉をやけどしたときは、アズレンの配合された市販薬がおすすめです。刺激物は避けて規則正しい生活を送り、粘膜の修復を早めましょう。
寒い季節は温かい食事を食べる機会が増えますが、くれぐれも熱々のまま食べないように気をつけましょうね。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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松本 萌 薬剤師
執筆・監修者プロフィールはこちら2017年明治薬科大学卒業。ドラッグストアのOTC専門薬剤師として約4年勤務し、OTC医薬品(市販薬)・サプリメント・スキンケア商品の接客販売をおこなう。現在はフリーランスのライターとして活動中。化粧品成分検定1級も...





















