目次
下唇の腫れに効く市販薬によく含まれている成分
ここでは市販薬によく含まれている成分ごとに、どのような場合に使用するのかご紹介していきます。
①:ビタミンB群
ビタミン類のうち特にB群は肌の調子を整えたり、皮膚の健康を保つのに欠かせない成分です。偏食などによって摂取量が不足する場合に加え、暴飲暴食、飲酒や喫煙など様々な要因で不足します。
ビタミンB群は乾燥して切れてしまった口唇炎や、口内炎などの治りを助ける作用があります。
食事からとるのが理想ですが、なかなか十分量を摂取するのは難しいもの。サプリメントとして摂取するほか、医薬品として高用量で配合され、その効果が認められているものもありますのでうまく取り入れましょう。
②:抗ヒスタミン薬
下唇はじんましんやアレルギー症状で腫れやすい場所の一つです。そのためアレルギー症状の原因の一つであるヒスタミンを抑える抗ヒスタミン薬が使用できます。
下唇の腫れに対してはもちろん、飲み薬では全身への効果が期待できます。
ただし眠気が出やすいので注意が必要です。
③:抗ヘルペスウイルス薬
単純ヘルペスウイルス感染による口唇ヘルペスでも下唇が腫れることがあります。口唇ヘルペスでは、水疱ができるイメージをお持ちの方も多いと思いますが、水泡ができずに腫れることもあります。また、腫れる前にピリピリとした痛みなどを感じることが多いとされています。
自然に治ることもありますが、抗ヘルペスウイルス薬を使用することで治るまでの期間を短縮することができます。市販薬では外用薬のみとなっています。
口唇ヘルペスは初発の場合は重症化しやすく、自分で症状を判断することも難しいため医療機関を受診することとなっています。
市販薬を使用できるのは再発の場合のみなので注意しましょう。
下唇の腫れを緩和できる市販薬の選び方・ポイント

市販薬を選ぶときはそのような症状に使用するかが大切です。しかし、たくさんの種類がある市販薬の中から選ぶのは大変ですよね。
ここでは選ぶ際のポイントについて原因別にご紹介します。
ポイント①:唇の荒れに効く成分を重視する
唇の荒れが原因で起こっている場合には、口唇炎に対する薬剤を選びましょう。唇を保護する軟膏などの外用薬や、皮膚が治るのを促進するビタミン類を含む薬剤を選ぶと良いでしょう。
また炎症が起こっているような場合には、ステロイドなどで症状を抑えてあげることも効果的です。
唇は皮膚が薄いのでweakタイプなどの優しめのステロイドを選ぶようにしましょう。
唇用の外用薬では塗りやすく工夫されているものもあります。
ビタミン類は外用薬以外に、内服薬もあるので一緒に使用するのもおすすめです。
ポイント②:アレルギー症状に効く成分を重視する
じんましんやアレルギー症状によって腫れが起こっている場合には、アレルギー症状を抑える必要があります。抗ヒスタミン薬やステロイドの外用薬を使用してもよいでしょう。抗ヒスタミン薬は眠気の少ない第2世代と呼ばれる物がおすすめです。市販の抗ヒスタミン薬の中には花粉症にしか使えないものなどもありますので、じんましんに使用できる薬剤を選びましょう。
ステロイドは炎症を抑える成分です。アレルギー症状でも炎症が起こっていますので効果が期待できます。weakタイプなどの優しめのステロイドを選ぶようにしましょう。
ただし、口唇ヘルペスや、唇が切れているような場合には感染を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。
ポイント③:口唇ヘルペスウイルスに効く成分を重視する
口唇ヘルペスの再発時には抗ヘルペスウイルス薬を使用しましょう。単純ヘルペスウイルス感染以外の原因の場合には効果はありませんので注意しましょう。
市販ではアシクロビルとビダラビンという成分があります。
それぞれ効果にほとんど差はないとされていますが、まれにアシクロビルに対して耐性をもっていて、効果が出ないないタイプのヘルペスウイルスがいますので、その場合はビダラビン製剤を使用することになります。
いずれも初感染の場合には使用できませんので、早めに受診するようにしましょう。
下唇の腫れを緩和できる市販薬の選び方・ポイント
ここからは実際に市販されている薬剤を原因別にご紹介していきます。
塗り薬や飲み薬、軟膏やクリームなどそれぞれ特徴のあるものを選びましたので、症状やお好みに合わせて選んでみてください。
ポイント①:唇の荒れに効く成分を重視した市販薬 3選
唇の荒れが原因で起こっている場合には炎症を抑える薬剤、唇を保護し修復を助ける薬剤、飲み薬で中から修復をサポートする薬剤をそれぞれ選んでいます。症状によってお選びください。

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こんな方に
唇が切れたりして腫れている方に
塗り薬で対応したい方に
痛い口唇炎にステロイドと殺菌成分が作用
1番弱いランクのステロイドの軟膏です。
皮膚が薄い唇にも使用しやすい成分です。
また、軟膏タイプなので肌への刺激も少なくなっています。
塗りやすいチューブタイプなのもうれしいポイントです。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 100g中 プレドニゾロン(0,2g)、セチルピリジニウム塩化物水和物(0.1g) |
| 効果・効能 | 口唇炎、口角炎、口内炎、歯肉炎、歯齦炎 |
| 用法・用量 | 1日数回、適当量を清潔な指先、又は脱脂綿につけて、患部に塗擦 |
| タイプ | リップチューブタイプ |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 3歳以上 |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 無色 |
| ステロイドの強さ | weak |
| 薬の匂い | × |

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こんな方に
唇が荒れて腫れている方に
唇の保湿もしたい方に
健やかな唇を保つ成分配合
荒れた唇の修復を促進するとともに、炎症を抑えてくれる成分が配合されています。
保湿力にも優れ、リップクリームとして健康な唇を保つ効果も期待できます。
唇が荒れて切れてしまったり皮がむけて腫れてしまった時におすすめです。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中 アラントイン(5mg)、グリチルレチン酸(3mg)、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)(2mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)(1mg)、パンテノール(5mg) |
| 効果・効能 | 口唇のひびわれ、口唇のただれ、口唇炎、口角炎 |
| 用法・用量 | 患部を清潔にしてから、1日数回適量を塗布 |
| タイプ | リップクリーム |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 黄色(ビタミンB2による) |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | 〇 |

こんな方に
肌や体調を整えたい方に
飲み薬をご希望の方に
ビタミン補給で中から改善をサポート
皮膚や粘膜の健康を保つビタミンB2、B6、パントテン酸、ニコチン酸アミド配合。さらにビタミンB1が糖代謝を促進してエネルギーにするので疲れへの効果も期待できます。
小粒で飲みやすいのもポイントです。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1日2錠中 リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2)(38mg)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)(50mg)、チアミン硝化物(ビタミンB1)(20mg)、ニコチン酸アミド(40mg)、パントテン酸カルシウム(20mg) |
| 効果・効能 | 次の諸症状の緩和: 肌あれ、にきび・吹き出物*、口内炎、口角炎(唇の両端の腫れ・ひび割れ)*、 口唇炎(唇の腫れ・ひび割れ)*、皮膚炎、湿疹、かぶれ、ただれ、舌の炎症、 赤ら顔に伴う顔のほてり*、目の充血、目のかゆみ 「ただし、これらの症状について、1ヵ月ほど使用しても改善がみられない 場合は、医師又は薬剤師に相談すること。」 次の場合のビタミンB2の補給: 肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時 |
| 用法・用量 | 1日2回、1回1錠、朝夕食後に服用 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし(小粒) |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
ポイント②:アレルギー症状に効く成分を重視した市販薬 3選
アレルギー症状に対してはじんましんに使用できる薬剤をご紹介します。塗り薬と内服薬のどちらもご紹介します。
飲み薬はシンプルな抗ヒスタミン薬と、ビタミンなどを含むものもあります。

こんな方に
唇にじんましんが出ている方に
塗り薬で対応したい方に
唇にも使用できるweakランクステロイド
1番弱いランクのステロイドの軟膏です。
皮膚が薄い唇にも使用しやすい成分です。
また、軟膏タイプなので肌への刺激も少なくなっています。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中 プレドニゾロン(2.5mg)、グリチルレチン酸(5mg) |
| 効果・効能 | 湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん |
| 用法・用量 | 1日1~4回、適量を患部に塗布 |
| タイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中は要相談、授乳中は使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| スーッとする成分 | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 無色 |
| ステロイドの強さ | weak |
| かぶれやすいタイプ | × |

こんな方に
眠気が少ない薬を希望の方に
比較的眠気が少ない第2世代抗ヒスタミン薬
比較的眠気や口の乾きなどの副作用が少ない、第2世代と呼ばれる抗ヒスタミン薬です。
ステロイドの塗り薬だけでは効果が少ない場合などに使用するとよいでしょう。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1日2錠中 アゼラスチン塩酸塩(2mg) |
| 効果・効能 | じんましん、しっしん、かぶれによる皮膚の腫れ、かゆみの緩和 花粉・ハウスダストなどによるアレルギー症状の緩和 |
| 用法・用量 | 1日2回、1回1錠 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 不可 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | アゼラスチン塩酸塩 |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
眠気が気になる方に
皮膚の状態も整えたい方に
抗ヒスタミン薬にビタミン類も含有
比較的眠気などの副作用が少なく使いやすい第2世代の抗ヒスタミン薬です。
皮膚症状の改善を助けるビタミンであるビタミンB6,ニコチン酸アミドも一緒に配合されています。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1日2錠中 メキタジン(4mg)、リボフラビン(12mg)、ピリドキシン塩酸塩(30mg)、ニコチン酸アミド(60mg) |
| 効果・効能 | じんましん、湿疹・かぶれによるかゆみ、鼻炎 |
| 用法・用量 | 1日2回、1回1錠 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | メキタジン |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
ポイント③:ヘルペスに効く成分を重視した市販薬 3選
単純ヘルペスウイルスに対する市販薬では、アシクロビルとビダラビンの両方をご紹介します。また軟膏とクリームでお好みに合わせて選んでいただくことも可能です。

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こんな方に
口唇ヘルペスが再発した方に
刺激の少ない軟膏タイプをご希望の方に
刺激の少ない軟膏の抗ヘルペス薬
有効成分のビダラビンが単純ヘルペスウイルスの増殖を抑え、症状を軽減し、治るまでの期間を短縮します。
軟膏タイプなので水疱が破れてしまった際にも刺激が少なく、患部を保護する効果も期待できます。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中 アシクロビル(50mg) |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
| 用法・用量 | 1日3~5回、患部に適量に塗布する。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布する) |
| タイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 白色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | × |

こんな方に
口唇ヘルペスが再発した方に
医療用のアラセナaと同成分をご希望の方に
刺激の少ない軟膏の抗ヘルペス薬
有効成分のビダラビンが単純ヘルペスウイルスの増殖を抑え、症状を軽減し、治るまでの期間を短縮します。
軟膏タイプなので水疱が破れてしまった際にも刺激が少なく、患部を保護する効果も期待できます。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中 ビダラビン(30mg) |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
| 用法・用量 | 1日1~4回、患部に適量に塗布する。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布する) |
| タイプ | 軟膏 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 無色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | × |

こんな方に
口唇ヘルペスが再発した方に
テカリやべたつきが気になる方に
塗った後も目立ちにくいクリームタイプ
ビダラビン配合で単純ヘルペスウイルスの増殖を抑えます。
クリームタイプなので伸びがよく塗りやすいことが特徴です。また、軟膏タイプよりテカリが少なく目立ちにくく、べたつきも少ないのでメイクをする場合にもおすすめです。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1g中 ビダラビン(30mg) |
| 効果・効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
| 用法・用量 | 1日1~4回、患部に適量に塗布する。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布する) |
| タイプ | クリーム |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 6歳以上 |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
| 染みるタイプ | × |
| 色 | 白色 |
| ステロイドの強さ | × |
| 薬の匂い | × |
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市販薬を使用するときのポイントや注意点について

病院や薬局で薬をもらう時は説明がありますが、市販薬を自分で購入する場合には説明が聞けないこともありますよね。
ここでは市販薬を使用するときのポイントについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
使用するときのポイント・副作用はあるの?
外用薬では副作用が起こることは比較的少ないです。しかし体質などにより赤みや発赤などが起こることもあります。
異常を感じたらすぐに使用を中止し、受診するようにしましょう。
自己判断で1週間以上市販薬を使用することは副作用が起こりやすくなりますので注意しましょう。
特にステロイド成分が入っている薬剤に関しては短期間の使用に留めましょう。
ステロイド薬では副作用を心配されることが多いですが、正しく使用するとほとんど問題にはなりません。短期間では、感染の悪化、塗ったところが一時的に白くなるなどがあります。
しかし、むやみに強いランクのものを長期間使用すると皮膚が薄くなるなどの副作用が現れやすくなるので注意が必要です。
抗ヒスタミン薬は眠気や口渇、便秘などの副作用が起こりやすいくなっています。
特に眠気は仕事や運転をする方には要注意です。運転など危険な作業を行う方は服用を控えましょう。
薬によっては排尿困難や緑内障のある方は服用できないこともありますので、かかりつけの主治医に確認しておいた方が良いでしょう。
こんなときは病院へ
薬によって推奨される使用期間は異なりますが、一般的に市販薬を5〜6日使用しても治らない場合は皮膚科などを受診しましょう。肌質や体質によってはお薬が合わないこともありますので、異常を感じた場合にはすぐに使用を中止して受診しましょう。使用した薬剤の説明書や外箱などを一緒に持参すると成分が確認しやすいのでおすすめです。
症状がひどい場合や、症状が全身など広範囲に出ている場合、何度も繰り返す場合、水疱が出ている場合、腫れがだんだんと大きくなってくるような場合にも皮膚科などを受診するようにしましょう。
アレルギーの場合、呼吸困難などの症状がある場合はアナフィラキシーが疑われるため、すぐに医療機関に連絡しましょう。
口唇ヘルペスでは、初感染の場合重症化しやすいことが知られています。この場合は内服の抗ウイルス薬を使用したほうがいいことがありますので受診するようにしましょう、発症からの時間が短いほうが効果が期待できますので、なるべく早めの受診をおすすめします。
『下唇の腫れ』に関するQ&A

下唇の腫れはいきなり起こることが多く、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
ここでは気になる内容についてQ&Aでまとめていますので、悩んだ際は参考にしてみてください。

免疫力が低下していると、感染やアレルギー反応が起こりやすい状態です。また皮膚の状態も悪くなりやすいことが多く、バリア機能が低下することで外部からの刺激に反応しやすいことも要因と考えられます。
強いかゆみや痛痒い感じがあり、急に腫れた場合はアレルギー症状の可能性が高いです。
口唇ヘルペスの場合は、ピリピリやチクチクとした痛みを感じてから腫れてくることが多いです。
症状の特徴によって適した対処法をとることが大切ですが、いずれの場合もまずは体を休めてあげるように心がけましょう。


また、口腔内にも症状がある場合は口腔外科などで相談するのもよいです。
いずれの場合も、もしも内科などの他科の専門的な治療が必要であればそちらへの紹介となるはずです。


口の周りをなめすぎてかぶれたりしている場合はワセリンなどで保護してあげると改善することもあります。症状がひどい場合は小児科や皮膚科で相談するようにしましょう。
アレルギー症状の場合軽度であれば自然に改善してきますが、原因となる物質に触れたり摂取すると再度症状が出る可能性があります。
アレルギーを疑った場合、一度受診して相談するほうがよいでしょう。
口唇ヘルペスでは、6歳未満の小児には市販薬は使用できません。
これは、小児の場合は初感染であることが多いためです。
特に小さな子供は重症になることも多いので、水ぶくれがあるなどして口唇ヘルペスを疑った場合にはすぐに受診するようにしてください。

まとめ

下唇の腫れはいきなり起こることが多く、見た目にも気になる症状です。
急には受診できないことも多く、ある程度の原因が推測できる場合には市販薬で症状を改善することができます。
ただし、症状がひどかったり、長引く場合、原因が全く分からない場合には自己判断でむやみに市販薬を使用するのではなく、病院で相談するようにしてください。
また下唇の腫れは疲れていたりする場合に多いです。体のSOSだと思って、しっかり休んで自分の体を労わる事も忘れないようにしましょう。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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岡田沙希 薬剤師
執筆・監修者プロフィールはこちら2012年大学卒業と同時に薬剤師免許を取得し、大学病院に就職。その後保険薬局に転職。現在は精神科などを中心とした処方を取り扱っています。薬以外にアロマテラピーなども勉強中です。























