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いぼ痔は自然治癒する?病院に行くべきかどうかの判断基準と効果のある市販薬を紹介

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2026/4/28
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いぼ痔は日本人の中で頻度的に多く罹患する疾患です。痔はやはり人にいうのが恥ずかしいですよね。放っておいて自然に治せるものなら治してしまいたいものです。いぼ痔はどれくらいで治るのか、治った後の注意点なども気になるところですね。

いぼ痔は放っておいても自力で自然治癒するものなのでしょうか?それとも病院で診察を受けたほうがよいものなのでしょうか?

今回は、どの程度のいぼ痔は自宅においてセルフケアで対処できて、どのようないぼ痔は病院での治療が必要になるかについていぼ痔の知恵袋として詳しく解説していきます。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
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    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
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    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
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いぼ痔の症状とは




いぼ痔は肛門にいぼのようなものができた状態です。このいぼのことを「痔核」といいます。いぼ痔は日本人の中で最も多い痔で、密かに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。直腸の粘膜と肛門の皮膚の境目のことを歯状線と言います。この歯状線の口側(直腸粘膜部)にできるか、肛門側(肛門の皮膚)にできるかでいぼ痔の名称は異なります。

内痔核

口側にできるいぼ痔は「内痔核」と呼びます。粘膜に痔核が生じますが、粘膜には痛みを感じる知覚神経がないため、痛みを生じないことが特徴です。ただし内痔核は出血量が比較的多くなります。排便時に出血を生じ、軽くトイレットペーパーに付着する程度から便器が真っ赤になってしまうくらいまで出血することもあります。直腸粘膜に生じた内痔核が排便時に肛門の外まで出てくることもあり、症状が進むと出たままにもなります。

外痔核

外側にできるいぼ痔は「外痔核」と呼びます。肛門の皮膚に痔核が生じます。肛門の皮膚には痛みを感じる知覚神経があるため、痛みを生じます。一方で内痔核とは異なり、出血することはあまりありません。

内痔核、外痔核ともに肛門に負担が生じることで発生します。排便時に力んだり、便秘や下痢気味だったり、アルコールを多く摂取したり、野菜をあまり食べないなどの理由により肛門に負担が生じると周辺の血流がうっ滞(うっ血)して腫れが生じることで痔核が形成されます。


軽度のいぼ痔ならば市販薬でも対処可能




外痔核は肛門の外側にあるため、症状が進行するサインは痔核が大きくなることと、それに伴う痛みや出血の増大です。比較的治療をしやすい、いぼ痔でもあります。内痔核は肛門の内側にあるため、治療がしづらく、症状の進行度に応じていくつかのステージに分かれています。

内痔核のステージ

【内痔核のステージ1度】
排便時に多少の出血が生じますがしばらくすると自然に止血されます。痛みはほとんどありません。肛門部を触れても内痔核の脱出は認めません。

【内痔核のステージ2度】
内痔核が排便時に肛門の外に出てしまいます。この段階では、時間がたてば元通りになります。

【内痔核のステージ3度】
内痔核が排便時のみならず怒責時などの際にも肛門の外に出てしまい、時間経過で自然に元に戻りません。元に戻すには指で押し込む必要があります。

【内痔核のステージ4度】
内痔核が常に肛門の外に出てしまっています。そのため、指で押し込んでも元に戻りません。

外痔核ならば小さめのもの、内痔核ならばステージ2度まではセルフケアでも治療することができます。肛門に負担をかけないような生活習慣を送ることはもちろん、市販薬も有効です。

軟膏や座薬などいぼ痔の治療のための市販薬はさまざまなものが販売されています。ほとんどは血流を改善しうっ血を解消する効果を狙って痔核を治療するものです。中には痛みを止めたり炎症を抑えたりする成分が含まれているものもあります。

主に座薬は内痔核の治療に用いられ、軟膏は外痔核の治療に用いられます。

いぼ痔に効果のある市販薬2選

医師 甲斐沼 孟さん厳選

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天藤製薬

今回は、いぼ痔に効果のあることが期待できる市販薬を紹介していきます。いぼ痔を外用薬で治したい方には、ステロイドの塗り薬がおすすめであり、ステロイド自体は炎症を抑える作用があり、いぼ痔の腫れや痛みを緩和してくれます。
内服薬で治療したい方は、漢方薬などの市販薬を推奨します。今回は市販薬でおすすめの商品を紹介していますので自分の症状や生活習慣に照らし合わせて適切な薬剤を選択できるように参考にして頂ければ幸いです。

薬剤師おすすめ
天藤製薬

ボラギノールA注入軟膏 2g×10

最安値 1,525 (税込)

痔による痛みなどに優れた効果を発揮する

4種の成分が混合されていて、痔による痛みや腫れなどに対して優れた効果を発揮します。内痔核、外痔核両方に使用できる携帯しやすい便利な痔治療薬です。 患部や軟膏成分に直接的に手を触れずに衛生的にも注入できる代物です。また、刺激が少なく、なめらかな潤滑成分が傷ついた患部を優しく保護します。

分類 指定第2類医薬品
有効成分 プレドニゾロン酢酸エステル 抗炎症作用
リドカイン 鎮痛・鎮痒作用
アラントイン 組織修復作用
ビタミンE酢酸エステル 血液循環改善作用
用法・用量 成人(15歳以上)・・・1回量1個、1日使用回数1〜2回
15歳未満・・・使用しないこと
内容量 10個
妊娠中・授乳中の服用 使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
服用が可能な年齢 15歳以上
有効成分の含有量 4点|5点中
コストパフォーマンス 5点|5点中
即効性 4点|5点中
薬剤師おすすめ
ツムラ

ツムラ漢方 乙字湯エキス顆粒 12包

最安値 679 (税込)

痔でお悩みの方に効果あり

漢方薬の一種である乙字湯は,「原南陽」という本邦の漢方東洋医学専門医が考案した漢方薬です。便秘傾向の人のいぼ痔に用いられます。 「ツムラ漢方乙字湯エキス顆粒」は、乙字湯から抽出したエキスより精製した服用しやすい顆粒です。

分類 第2類医薬品
有効成分 2包(3.75g)中
乙字湯エキス(1/2量) 2g (トウキ3g,サイコ2.5g,オウゴン1.5g,カンゾウ1g,ショウマ0.5g,ダイオウ0.25g)
用法・用量 成人(15歳以上):1包(1.875g):2回
7歳以上15歳未満:2/3包:2回
4歳以上7歳未満:1/2包:2回
2歳以上4歳未満:1/3包:2回
2歳未満:服用しないでください
内容量 12包
妊娠中・授乳中の服用 妊娠中の方は要相談。授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳をさけてください
服用が可能な年齢 2歳以上
有効成分の含有量 4点|5点中
コストパフォーマンス 4点|5点中
即効性 3点|5点中

この記事で紹介している商品一覧


商品名

天藤製薬ボラギノールA注入軟膏 2g×10

ここにメーカー名を入力してくださいツムラ乙字湯エキス顆粒 12包

アクセス数1位

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放置するといぼ痔が進行してしまうことも




いぼ痔は内痔核、外痔核ともに小さかったり気にならなかったりするからといって放置すると症状が進行することがあります。外痔核は一概には言えませんが、内痔核においてはできるだけステージ1度、もしくは2度の段階で治療してしまいたいものです。

この段階ならば生活習慣の改善と市販薬によるセルフケアで治療することができます。しかし放置してしまった結果、外痔核が大きくなりすぎたり内痔核がステージ3度や4度になってしまったりすると痔核専門の医療機関での治療が必要となります。


いぼ痔で病院に行く目安




内痔核ならばステージ3度、つまり排便時に出てきた痔核が自然に元に戻らなくなった時、また外痔核ならばセルフケアをしているのになかなか治らなかったり、痔核によりおしりに不快感が生じたりしたら病院で診察を受ける目安となります。


いぼ痔に関するQ&A



何科を受診すべき?
痔は悪化すると手術の対象になることもあるため、仮に排便時にいぼが肛門の外に出てきてしまうほど巨大化した場合には、病院を受診したほうが良いでしょう。また、市販薬を使用しても出血や痛みが治まらない場合でも受診されることをおすすめします。なぜなら、肛門からの出血は痔だけではなく、大腸がんなどが隠れている可能性も否定できないからです。病院を受診する場合は、肛門科や消化器内科、消化器外科などを受診するのが適切であると考えられます。
いぼ痔に対する手術治療とは?
消化器内科や消化器外科、肛門科を標榜している病院で行われるいぼ痔の治療は、切除によるものが一般的です。例えば、患部を糸で縛り切除する痔核結紮術(じかくけっさつじゅつ)などがあります。
これらの切除によるいぼ痔治療は内痔核、外痔核どちらにも適用することができます。
手術以外の負担が少ないいぼ痔治療とは?
近年では内痔核の治療に四段階硬化療法(通称:ALTA療法)というものが一般的になっています。「ジオン注」という血管に炎症を惹起させて痔核を小さくする薬剤を直接患部に注射することにより、治療するものです。

ALTA療法では患部を切開する必要がないため、身体への負担が少ないことが特徴です。ただし、この治療法は外痔核の治療には用いられません。

まとめ





いぼ痔は病院に行けばしっかりと治すことができます。しかし病院に行かなければいけないほど症状が進行する前に、出来る限り日々のセルフケアを徹底して病状の悪化を予防したいものです。もともと肛門への負担が大きいがゆえにいぼ痔が生じてしまうため、肛門に負担をかけない生活をすることも重要です。

いぼ痔が治った後でも、肛門に負担をかけないためには普段から下痢や便秘を防ぎ、排便時に必要以上に力まず、きちんと入浴をしておしりの血流を効率良く循環させてうっ滞を改善させることが重要です。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 甲斐沼 孟 医師

    執筆・監修者

    平成19年に大阪市立大学医学部医学科卒業。 初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修 平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大...

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