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湿疹市販薬9選!|症状に合わせた選び方や注意点も【薬剤師解説】

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2026/8/25
27,713
皮膚の痒みやかぶれ、カサつき、赤みといった様々な症状を伴う皮膚の湿疹に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。湿疹に効果的な市販の塗り薬は様々なメーカーから販売されており、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。

そこで本記事では、肌の湿疹の症状に効果的な市販薬をご紹介します。また、症状に合わせた選び方や、使用するうえで注意すべき点についてもあわせて解説するので、肌の湿疹でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
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湿疹市販薬の効果とメリット


薬剤師

後藤 友哉さんのコメント

症状の軽い湿疹や痒み、かぶれ、虫刺されといった皮膚症状であれば、市販の外用薬で対応が可能です。
薬局やドラッグストアで手軽に購入できる点がメリットですが、誤った使い方や漫然と使用してしまう恐れがあります。必ず用法用量や使用上の注意事項を守って使用し、5〜6日使用しても改善みられない場合は皮膚科に受診するようにしましょう。

湿疹市販薬が有効な症状

市販の外用薬では主に以下のような症状対し、効果が期待できます。


炎症:皮膚の赤みや腫れ
かゆみ:皮膚炎やかぶれに伴う症状
乾燥:皮膚のバリア機能低下に伴い起こりやすい
発疹:ブツブツや水ぶくれなどの皮膚異常
化膿:ジュクジュクした状態や膿が出る状態
痛み:特に虫刺されなどで生じる場合が多い
脂漏:頭部や顔など皮脂の多い部位に生じる湿疹や皮膚炎


これらの症状に応じてステロイド薬のみ、ステロイド薬とかゆみ止めの組み合わせ、またはステロイド薬と抗菌薬の組み合わせなど、適切な成分が配合された薬を選ぶのが大切です。症状が重度の場合や自己判断が難しい場合は、皮膚科の受診を検討しましょう。

湿疹の種類

湿疹には様々な種類があり、それぞれ特徴的な症状や発症部位が異なります。以下に主な湿疹の種類と特徴をまとめます。


主な湿疹の種類
◯手湿疹(主婦湿疹)
手指、特に利き手の指先、手のひら、爪周りに発症します。水仕事の多い主婦や、薬剤を扱う医療関係者、美容師などに起こりやすいのが特徴です。
◯接触皮膚炎(かぶれ)
皮膚に原因物質が直接触れることで発症します。赤みやポツポツ、水ぶくれができることもあり、正常な皮膚と患部との境目がはっきりしているのが特徴です。


◯アトピー性皮膚炎
痒みを主症状とする湿疹であり、繰り返しやすく左右対称にできやすいのが特徴です。皮膚のバリア機能低下やアレルギー、ストレスなど原因は人によって様々です。


◯脂漏性皮膚炎
皮脂の分泌が多い部位(頭皮、眉間、鼻の周り、耳の後ろなど)に発症しやすい湿疹です。


◯皮脂欠乏性湿疹
皮膚の乾燥が原因で起こる湿疹で、特に高齢者や乾燥肌の人に多く見られます。


◯貨幣状湿疹
1~5cmほどの丸い貨幣のような形状の湿疹で、四肢や腰などに現れます。ジュクジュクとしたブツブツ(丘疹)が集まり、角質がはがれたり、かさぶたになったりすることもあります。


【症状別】湿疹市販薬の選び方


【症状別】湿疹市販薬の選び方

湿疹に効果的な市販薬は多数あります。そこで、選び方のポイントを症状別に紹介するので、ご自身の症状に合った薬を選びましょう。

強い痒みには鎮痒薬や抗ヒスタミン薬に注目

痒みの症状が強い方はクロタミトンなどの鎮痒剤や、クロルフェニラミンなどの抗ヒスタミン薬を配合した塗り薬がおすすめです。比較的症状が軽めの場合は、これらの成分だけで対処できることもあります。

乾燥をともなう方は以下の記事もチェック↓


赤みや腫れにはステロイドが効果的

炎症が強く、皮膚の赤みや腫れが顕著な場合は、高い抗炎症作用を有するステロイド成分が効果的です。ただし、デリケートゾーンや目の周りなどには使用できないため注意が必要です。

化膿した患部には抗菌薬配合がおすすめ

患部が化膿してジュクジュクしていた、膿が出ているような場合は抗菌薬を配合した塗り薬が有効です。患部の細菌の増殖を防ぎ、症状の悪化を防いでくれます。

【厳選】湿疹市販薬 9選

薬剤師 後藤 友哉さん厳選

湿疹に効果的な市販の塗り薬を症状別に9つ紹介します。それぞれの商品の特徴についても解説するので、ぜひ購入する際の参考にしてみてください。


薬剤師の画像

薬剤師 後藤 友哉さん 厳選

湿疹市販薬 9選を比較
該当項目:
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商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント

興和

新レスタミンコーワ軟膏 30g

495円

送料:別

かゆみの原因物質の働きを抑える

第一三共ヘルスケア

オイラックスソフト 16g

719円

送料:要確認

有効成分が皮膚のかゆみやかぶれを鎮める

小林製薬

フェミニーナ軟膏S 15g

622円

送料:要確認

4つの有効成分が陰部のかゆみに効く

塩野義製薬

リンデロンVSプレミアムクリーム
第(2)類医薬品)リンデロンVsプレミアムクリーム ( 8g(セルフメディケーション税制対象) ) : 爽快ドラッグ - 通販 -  Yahoo!ショッピング

1,100円

送料:要確認

ストロングステロイドを配合した初処方

クラシエ薬品

ロコイダン軟膏 7g
5つの有効成分がつらい湿疹の症状に効く

クラシエ薬品

ロコイダン軟膏 7g
有効成分が炎症を抑え、かぶれや痒みに効く

田辺三菱製薬

フルコートf 5g

711円

送料:別

患部の炎症を抑えつつ、細菌増殖を防ぐ

第一三共ヘルスケア

クロマイ-P軟膏AS 6g

605円

送料:別

ステロイドと2種の抗菌薬のトリプル処方

池田模範堂

オデキュアEX 12g
オデキュアEX 12g [第2類医薬品]

863円

送料:別

有効成分が皮膚の化膿や痒みの症状を抑える



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2026/09/28



痒みの症状におすすめ鎮痒薬・抗ヒスタミン薬を配合した塗り薬 3選

痒みの症状が強い方は、クロタミトンなどの鎮痒薬や、クロルフェニラミンなどの抗ヒスタミン薬を配合した塗り薬がおすすめです

薬剤師おすすめ
興和

新レスタミンコーワ軟膏 30g

最安値 495円 (税込)

かゆみの原因物質の働きを抑える

有効成分ジフェンヒドラミン塩酸塩がヒスタミンの働きを抑えることで、かゆみや湿疹の症状を抑えます。
無香料無着色に加え、シンプルな成分構成のため敏感になった肌でも使いやすいのが特徴です。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中:ジフェンヒドラミン塩酸塩 20mg
効果・効能 湿疹、皮膚炎、かゆみ、かぶれ、あせも、ただれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
用法・用量 1日数回患部に適量を塗布
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
ステロイドの有無 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

オイラックスソフト 16g

最安値 719円 (税込)

有効成分が皮膚のかゆみやかぶれを鎮める

有効成分クロタミトンとジフェンヒドラミン塩酸塩が気になる肌のかゆみを鎮めます。
また、殺菌成分も配合しており、患部の化膿や悪化を防ぐのも特徴です。
ステロイド未配合で顔やデリケートゾーンの使用に向いています。


分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中:
クロタミトン 10.0g、ジフェンヒドラミン塩酸塩 1.0g、グリチルレチン酸 0.5g、アラントイン 0.2g、イソプロピルメチルフェノール 0.1g、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE酢酸エステル)0.5g
効果・効能 しっしん、かぶれ、かゆみ、虫さされ、じんましん、しもやけ、皮膚炎、あせも、ただれ
用法・用量 1日1~3回、適量を患部に塗布
薬・サプリメント・食品のタイプ クリーム剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
ステロイドの有無 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
小林製薬

フェミニーナ軟膏S 15g

最安値 622円 (税込)

4つの有効成分が陰部のかゆみに効く

局所麻酔薬をはじめとする4種類の有効成分がかゆみやかぶれの症状を抑えます。ステロイド成分未配合のため、顔やデリケートゾーンにも使用できます。
商品名は軟膏ですが、クリームタイプのテクスチャーでベタツキ感の少ない使用感が特徴です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中:
リドカイン 2.0g、ジフェンヒドラミン塩酸塩 2.0g、イソプロピルメチルフェノール 0.1g、トコフェロール酢酸エステル 0.3g
効果・効能 かゆみ、かぶれ、湿疹、虫さされ、皮ふ炎、じんましん、あせも、ただれ、しもやけ
用法・用量 1日数回、患部に適量を塗布
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 乳幼児は要相談
ステロイドの有無 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

赤みや腫れの症状におすすめステロイド配合の外用薬 3選

患部が炎症によって赤みや腫れの症状を伴う場合は、高い抗炎症を有するステロイド成分を配合した塗り薬がおすすめです。

薬剤師おすすめ
塩野義製薬

リンデロンVSプレミアムクリーム

最安値 1,100円 (税込)

第(2)類医薬品)リンデロンVsプレミアムクリーム ( 8g(セルフメディケーション税制対象) ) : 爽快ドラッグ - 通販 -  Yahoo!ショッピング

ストロングステロイドを配合した初処方

市販薬では最も強いストロングクラスのステロイド成分に加え、殺菌成分と2種類の皮膚修復成分を配合したクリーム剤です。
炎症を伴うつらい湿疹の症状をしっかりと抑えます。また、ベタつきにくく伸びがよいテクスチャーも特徴です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中:
ベタメタゾン吉草酸エステル 1.2g、アラントイン 2mg、トコフェロール酢酸エステル 10mg、イソプロピルメチルフェノール 1mg
効果・効能 しっしん、皮ふ炎、虫さされ、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、じんましん
用法・用量 1日1回~数回 適量を患部に塗布
薬・サプリメント・食品のタイプ クリーム剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
ステロイドの有無 ベタメタゾン吉草酸エステル(strong)
効果が出るまでの時間 該当資料なし


薬剤師おすすめ
クラシエ薬品

ロコイダン軟膏 7g

5つの有効成分がつらい湿疹の症状に効く

ステロイドや殺菌成分、2つの皮膚修復成分の5種の有効成分を配合した手湿疹向けの塗り薬です。

痒みの症状を抑えつつ痒みの元である炎症や雑菌を抑え、荒れた皮膚を修復して治りを促進する設計です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中:
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(アンテドラッグステロイド) 1.5mg、イソプロピルメチルフェノール 1mg、リドカイン 10mg、クロタミトン 50mg、アラントイン 2mg
効果・効能 湿疹、かぶれ、かゆみ、皮フ炎、じんましん、あせも、虫さされ
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
ステロイドの有無 プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(medium)
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
クラシエ薬品

ロコイダン軟膏 7g

有効成分が炎症を抑え、かぶれや痒みに効く

医療用で使用されるヒドロコルチゾン酪酸エステルを配合したステロイド軟膏です。皮膚の炎症を抑え、かぶれや痒みの症状に効きます。

年齢制限はないので、子どもが使える塗り薬をお探しの方におすすめです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中:ヒドロコルチゾン酪酸エステル 50mg
効果・効能 湿疹、皮膚炎、かぶれ、かゆみ、虫さされ、じんましん、あせも
用法・用量 1日数回、患部に適量を塗布
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
ステロイドの有無 ヒドロコルチゾン酪酸エステル(weak)
効果が出るまでの時間 該当資料なし

化膿した患部におすすめ抗菌薬配合の外用薬 3選

患部がジュクジュクしていたり膿んでいる場合は、抗菌薬を配合した市販薬がおすすめです。

薬剤師おすすめ
田辺三菱製薬

フルコートf 5g

最安値 711円 (税込)

患部の炎症を抑えつつ、細菌増殖を防ぐ

高い抗炎症効果が期待できるstrongクラスのステロイド成分、フルオシノロンアセトニドを使用した軟膏剤です。

抗菌薬のフラジオマイシン硫酸塩も配合しており、化膿した患部の細菌増殖を防ぐことができる点も特徴です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中:
フルオシノロンアセトニド(合成副腎皮質ホルモン)0.25mg、フラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)3.5㎎(力価)
効果・効能 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
※ウイルスや真菌による感染部位には使用できません
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
(高齢者は要相談)
ステロイドの有無 フルオシノロンアセトニド(strong)
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

クロマイ-P軟膏AS 6g

最安値 605円 (税込)

ステロイドと2種の抗菌薬のトリプル処方

患部の炎症を抑えるステロイドと細菌増殖による化膿を防ぐ2種類の抗菌薬を配合した軟膏剤です。

比較的穏やかな作用のステロイド成分を採用しており、子どもから大人まで家族みんなで使用できる点も魅力といえます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中:
クロラムフェニコール 2g(力化)、フラジオマイシン硫酸塩 0.5g(力価)、プレドニゾロン 0.3g
効果・効能 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布して下さい。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:要相談
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
ステロイドの有無 プレドニゾロン(weak)
効果が出るまでの時間 該当資料なし

薬剤師おすすめ
池田模範堂

オデキュアEX 12g

最安値 863円 (税込)

オデキュアEX 12g [第2類医薬品]

有効成分が皮膚の化膿や痒みの症状を抑える

抗菌薬のスルファジアジンと抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンサリチル酸塩の2種類の有効成分を配合。患部の化膿を防ぐとともに、腫れや痒みの症状も鎮めます。
クリームタイプで肌なじみがよく伸ばしやすいのも特徴です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中:スルファジアジン 5.0g、ジフェンヒドラミンサリチル酸塩 0.8g
効果・効能 化膿性皮ふ疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布するか、又はガーゼ等に延ばして貼付
薬・サプリメント・食品のタイプ クリーム剤
妊娠中・授乳中の使用 ◯妊娠中の使用:可能
◯授乳中の使用:可能
使用が可能な年齢 年齢制限なし
ステロイドの有無 ×
効果が出るまでの時間 該当資料なし

市販薬を使用するときのポイントや注意点について


薬剤師

後藤 友哉さんのコメント

市販薬といえども、正しく使用しないと十分な効果が得られなかったり、副作用が起こりやすくなることもあります。
そこで使用時のポイントや注意点について解説をします。

使用するときのポイント・副作用はある?

ステロイド成分は強力に炎症を抑えることで高い効果を発揮しますが、使用上の注意が必要な成分といえます。デリケートゾーンや目の周りなど、症状のある部位によってはステロイドは使用できません。また、塗り方や塗る量にも注意が必要です。保湿剤の場合は乾燥した部分も含めてたくさん塗っても問題ありませんが、ステロイドにおいてはできるだけ正常な皮膚は避けて患部にだけ塗るよう心がけてください。



塗る量としては、まずFTU(フィンガーチップユニット)と呼ばれる単位を覚えましょう。軟膏やクリームの場合、「1FTU=大人の人差し指の先から第1関節に薬を乗せた量(※ローションの場合は1FTU=1円玉大)」であり、約0.5gに相当します。

1FTUで大人の手のひら2枚分程度の面積を塗るのが量の目安であり、患部の面積に応じた適切な量を塗るようにしてください。


ステロイド外用薬の使用により以下のような症状が生じた場合、副作用の可能性が高いため一度医師に相談してみましょう。

・ニキビ

・皮膚の赤み

・かぶれ
・皮膚が薄くなる

・毛細血管が目立つ

・薬を塗った箇所に毛が生える
・増える

子どもや妊娠・授乳中でも使える?

ステロイドには数多くの種類がありますが、作用の強さによって以下の5段階に分類されています。


1.strongest(最も強い)
2.very strong(とても強い)
3.strong(強い)

4.medium(普通)
5.weak(弱い)

市販薬に使用されるステロイドは、strong(強い)〜weak(弱い)の作用が穏やかな成分に限られています。

また、2歳未満の子どもや皮膚の薄い顔の表面に使用する場合は、medium(普通)もしくはweak(弱い)のいずれかが望ましいです。商品によって、使用可能な年齢が異なるので、必ず使用前に確認しましょう。

湿疹に効果的な市販の外用薬の多くは、姙娠中や授乳中でも使用できますが、必ず使用前に用法用量や使用上の注意事項について確認してください。使用可否について迷った際は、医師や薬剤師に相談しましょう。

こんなときは病院へ

下記のような場合は、一度受診することをおすすめします。

・発熱や倦怠感などの全身症状を伴う
・目や口、喉などの粘膜にも症状がみられる
・肌の赤みが強く腫れ上がっている
・症状が広範囲に広がっている
・皮膚がボロボロと剥がれる

これらが当てはまる場合は、市販薬では対応できない可能性が高いです。放置していると悪化させてしまうことがあるので、皮膚科に受診して専門医の治療を受けるようにしましょう。

『湿疹』『市販薬』に関するQ&A


『湿疹』『市販薬』に関するQ&A

最後に、湿疹や市販薬に関する質問とそれに対する回答について紹介します。湿疹をはじめとする様々な皮膚症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

ドラッグストアで買える?
湿疹に効果的な薬はドラッグストアでも購入可能です。ただし、ドラッグストアなどで購入できる市販薬は医療用と比べて作用が緩徐なため、改善がみられない場合は我慢せず医療機関に受診してください。
痒みやかぶれが出た場合はどうすればいい?
痒みやかぶれの症状が湿疹の症状なのか、市販薬による影響なのかを判断する必要があります。市販薬を使用し始めてから痒みやかぶれが生じた場合、薬による接触皮膚炎や薬疹の可能性があるため、水で洗い流して様子を見るようにしましょう。もし症状が改善しない場合や、広範囲に広がるようなら皮膚科に受診したほうが望ましいです。
ステロイドは入ってる?
市販で売られている内服薬のなかでステロイド薬はありませんが、前述のとおり外用においてはステロイドを配合した外用薬は販売しています。ステロイド成分は効果の強さに応じて5段階に分類されているのですが、市販薬に使用されるステロイドは、弱い方から3ランク(Ⅴ〜Ⅲ群)に属する成分に限られています。
そのため、使用部位や症状の程度に合った成分の薬を使用するのが大切です。重症の場合は市販薬では対応できない可能性があるため、市販薬を使用しても改善しない場合は皮膚科に受診するようにしましょう。
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まとめ


まとめ

湿疹に効果的な市販薬には、ステロイドや抗ヒスタミン薬、鎮痒薬、局所麻酔薬など様々な成分が使用されますが、症状の程度や年齢、使用部位などを考慮して使用する必要があります。

一時的な症状緩和のために漫然と市販薬を使用していると、悪化させてしまう恐れがあるため注意が必要です。市販薬を使用しても5〜6日使用しても改善しない場合や症状を繰り返すようなら、適切な治療を行う必要があるため皮膚科に受診するようにしましょう。

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※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 後藤 友哉 薬剤師

    執筆・監修者

    2018年名城大学薬学部卒業、薬剤師免許取得。その後、5年間調剤薬局に勤務。現在は薬剤師として働く傍ら、医療系の記事執筆やWEBメディアの薬機法審査業務を行っている。

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