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毛嚢炎ではどんな薬を使えばいいの?薬剤師がおすすめする市販薬9選

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2025/6/25
699,981
毛穴のある位置に、赤みを帯びて膿がたまった皮膚の盛り上がりがあれば、毛嚢炎かもしれません。軽い痛みを伴うこともあり、その原因には細菌感染、皮膚刺激、虫刺され、汗などによって毛包がふさがってしまうことなどがあります。毛嚢炎になったときには、どんな薬がおすすめなのでしょうか?この記事では、おすすめの市販薬に配合されている成分とおすすめの製品をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

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  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
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  • 経験② 現場で教える医薬品
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  • 視点① ユーザー目線で解説
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毛嚢炎とは?市販薬は使える?


薬剤師

小林 吏惠さんのコメント

毛嚢炎とは毛包炎とも呼ばれ、毛穴の奥の毛根を包んでいる毛包に細菌が感染することによって起こります。
毛穴のある位置に赤く膿がたまった発疹ができ、痛みやかゆみ、熱感などの症状を伴う場合があります。毛嚢炎が起こる部位としては、顔や首の後ろ、臀部、陰部などが多いですが、全身どこにでも起こる可能性がある症状です。治療には菌を殺すはたらきの「抗生物質」が使われます。市販されている抗生物質は塗り薬のみで、飲み薬を使いたいときには医師の処方が必要です。

毛嚢炎の原因

毛嚢炎は、引っかき傷やひげそりでできた傷などから黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌などの細菌が感染することによって起こります。また、皮膚が清潔でない場合には、皮膚の常在菌であるマラセチアが毛包内で増殖して炎症を起こし、毛嚢炎を引き起こすことがあります。ステロイド外用薬の不適切な長期使用にも注意が必要です。ステロイドは免疫を低下させるため、細菌が毛包内で増殖しやすくなり、毛嚢炎を引き起こすことがあります。

【繰り返さないために】毛嚢炎の予防方法はある?

毛嚢炎の予防の基本は皮膚を清潔に保つことです。石けんなどを使って体を丁寧に洗うよう心がけましょう。また、脱毛やひげそりを行うと皮膚表面が傷ついてバリア機能が低下し、雑菌が繁殖しやすくなります。処理の前後は皮膚を清潔にして、処理後はしっかりと保湿するようにしましょう。また、睡眠不足やストレス、栄養の偏りにより免疫が低下しすると、毛嚢炎が起こりやすくなります。十分な休養とバランスの良い食事をとれるように生活習慣を整えましょう。


【症状別】毛嚢炎におすすめの市販薬の選び方


【症状別】毛嚢炎におすすめの市販薬の選び方

毛嚢炎に対して市販薬で対応する場合は、抗生物質を配合した塗り薬を使用するとよいでしょう。また、毛嚢炎は皮膚の炎症やかゆみを伴うことが多いため、抗炎症成分やかゆみ止めの成分を配合したものを症状に応じて使い分けることをおすすめします。

炎症がひどい症状にはステロイド配合

毛嚢炎は基本的には抗生物質を使用して治療しますが、炎症がひどい場合は抗炎症成分であるステロイドを配合した外用薬の使用がおすすめです。

ステロイドはその作用の強さにより5段階にランク分けされますが、市販薬として販売されているのは下から3番目の「ストロング」の強さのものまでです。皮膚が薄いところに作用の強いステロイドを使用すると副作用が出やすくなるため、部位に応じて使い分けるのがよいでしょう。

顔やデリケートゾーンの症状にはステロイド非配合

顔やデリケートゾーンなどの皮膚の薄い場所にステロイドを使用すると、皮膚の萎縮(いしゅく)や赤みなどの副作用が現れるおそれがあるため、そのような部位にはステロイド非配合の外用薬の使用がおすすめです。

そのため、ノンステロイドで抗菌成分を配合した外用薬を選びましょう。軟膏やクリームなど、製品によって使用感に違いがあるため、肌の状態やご自身の好みに応じて使い分けるとよいでしょう。

かゆみを伴う症状にはかゆみ止め配合

毛嚢炎は皮膚の炎症にかゆみを伴うことがあります。かゆい部分をかいてしまうと、傷ができたり、雑菌が入ったりして症状が悪化する可能性があります。

そのような場合は、かゆみを鎮めるかゆみ止めを配合した製品がおすすめです。かゆみ止めの成分としては、クロタミトン、ジフェンヒドラミン、リドカインなどがあります。炎症を鎮めたい場合は、抗炎症成分を配合した製品もあるので、そちらを選んでみるとよいでしょう。

炎症がひどい症状におすすめなステロイド配合の市販薬3選

薬剤師 小林 吏惠さん厳選

毛嚢炎による炎症が強い場合は、抗生物質に加えて、抗炎症作用のあるステロイドを配合したものがおすすめです。ただし、ステロイドは顔やデリケートゾーンなど皮膚が薄いところに使用すると、副作用が現れやすくなるため注意が必要です。

薬剤師の画像

薬剤師 小林 吏惠さん 厳選

毛嚢炎におすすめの市販薬 9選を比較
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商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント
アクセス数1位

第一三共ヘルスケア

ベトネベートN軟膏AS 10g

1,198

送料:別

毛嚢炎による皮膚の炎症を鎮める抗炎症成分配合

第一三共ヘルスケア

クロマイ-P軟膏AS 6g

605

送料:別

2種類の抗菌成分配合で、幅広い菌種に対応

ジョンソン・エンド・ジョンソン

テラ・コートリル軟膏a 6g

574

送料:別

ジュクジュクした患部に使用可能な軟膏タイプ

池田模範堂

オデキュアEX 12g

865

送料:別

デリケートゾーンにも使用できるノンステロイドタイプ

ゼリア新薬

ドルマイシン軟膏 12g

592

送料:要確認

2種類の抗菌成分が雑菌の繁殖を効果的に抑える

第一三共ヘルスケア

クロマイ-N軟膏 12g

1,079

送料:要確認

くり返す毛嚢炎に3種類の抗菌成分が効果的に作用する

小林製薬

フェミニーナ軟膏S 30g

896

送料:別

さらっとしたクリームタイプでデリケートゾーンにも使いやすい

池田模範堂

デリケアエムズ 35g

1,015

送料:無料

患部のかゆみをすばやく鎮める

ロート製薬

メンソレータムADクリームm 145g

780

送料:要確認

我慢できないかゆみをしっかり抑える




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2026/09/21



炎症がひどい症状におすすめなステロイド配合の市販薬3選

毛嚢炎による炎症が強い場合は、抗生物質に加えて、抗炎症作用のあるステロイドを配合したものがおすすめです。ただし、ステロイドは顔やデリケートゾーンなど皮膚が薄いところに使用すると、副作用が現れやすくなるため注意が必要です。

薬剤師おすすめ

アクセス数1位

第一三共ヘルスケア

ベトネベートN軟膏AS 10g

最安値 1,198 (税込)

毛嚢炎による皮膚の炎症を鎮める抗炎症成分配合

ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド成分)が毛嚢炎による皮膚の炎症を鎮めるとともに、抗菌成分のフラジオマイシン硫酸塩が患部の雑菌の繁殖を抑えて症状を改善します。ベタメタゾン吉草酸エステルは比較的作用が強いステロイドのため、顔など皮膚が薄いところには広範囲に使用しないようにしましょう。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中
ベタメタゾン吉草酸エステル 0.12g
フラジオマイシン硫酸塩 0.35g(力価)
効果・効能 ○化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
○化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布して下さい。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
スーッとする成分の有無 ×

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

クロマイ-P軟膏AS 6g

最安値 605 (税込)

2種類の抗菌成分配合で、幅広い菌種に対応

クロラムフェニコールとフラジオマイシン硫酸塩の2種類の抗菌成分を配合しており、より広範囲な菌種に対して作用を発揮します。抗炎症成分のプレドニゾロンは作用がやさしいステロイドのため、副作用が現れにくい点がポイントです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中
クロラムフェニコール        2g(力価)
フラジオマイシン硫酸塩 0.5g(力価)
プレドニゾロン       0.3g
効果・効能 ○化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
○化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布して下さい。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
スーッとする成分の有無 ×

薬剤師おすすめ
ジョンソン・エンド・ジョンソン

テラ・コートリル軟膏a 6g

最安値 574 (税込)

ジュクジュクした患部に使用可能な軟膏タイプ

幅広い菌種に効果を発揮するオキシテトラサイクリン塩酸塩を配合しており、毛嚢炎の原因となる雑菌の繁殖を抑えます。また、抗炎症成分のヒドロコルチゾンが皮膚の炎症を鎮めます。軟膏タイプのため、ジュクジュクした患部への使用に適しています。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中
オキシテトラサイクリン塩酸塩        30mg
(力価)
ヒドロコルチゾン        10mg
効果・効能 ・化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
・化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布するかガーゼなどにのばして貼付してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:要相談
使用が可能な年齢 記載なし
スーッとする成分の有無 ×

顔やデリケートゾーンの症状におすすめなステロイド非配合の市販薬3選

顔やデリケートゾーンなどの皮膚が薄い部位には、ステロイドを配合した塗り薬は使用しないのが無難です。そのような部位に毛嚢炎ができてしまった場合は、抗生物質を配合したノンステロイドの塗り薬で対応するのがよいでしょう。

薬剤師おすすめ
池田模範堂

オデキュアEX 12g

最安値 865 (税込)

デリケートゾーンにも使用できるノンステロイドタイプ

抗菌成分のスルファジアジンと、抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンサリチル酸塩を配合しており、腫れを鎮めて毛嚢炎の痛みを改善します。クリームタイプでさらっとした使用感のため、塗り薬のべたつきが気になる方におすすめです。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中
スルファジアジン        5.0g
ジフェンヒドラミンサリチル酸塩        0.8g
効果・効能 化膿性皮ふ疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布するか、又はガーゼ等に延ばして貼ってください。
薬・サプリメント・食品のタイプ クリーム
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
スーッとする成分の有無 ×

薬剤師おすすめ
ゼリア新薬

ドルマイシン軟膏 12g

最安値 592 (税込)

2種類の抗菌成分が雑菌の繁殖を効果的に抑える

コリスチン硫酸塩とバシトラシンの2種類の抗菌成分を配合しており、雑菌の繁殖を効果的に抑えて毛嚢炎の症状を改善します。ステロイド非配合のため、皮膚が薄い顔やデリケートゾーンにも使用できます。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中
コリスチン硫酸塩(硫酸コリマイシン)        50,000単位
バシトラシン        250単位
効果・効能 外傷・火傷等の化膿予防及び治療、膿痂疹(とびひ)、せつ、癰(よう)、疔(ちょう)、毛嚢炎、湿疹、グラム陽性・陰性菌の単独及び混合感染による皮膚疾患、化膿症、伝染性皮膚炎、皮膚潰瘍
用法・用量 通常1日1~3回、適量を患部に直接又はガーゼに塗布して用いてください。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
スーッとする成分の有無 ×

薬剤師おすすめ
第一三共ヘルスケア

クロマイ-N軟膏 12g

最安値 1,079 (税込)

くり返す毛嚢炎に3種類の抗菌成分が効果的に作用する

3種類の抗菌成分を配合したノンステロイドの塗り薬です。比較的伸びがいい軟膏のため、化膿してジュクジュクした部分から乾燥してカサカサしている部分まで幅広く使用できます。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中
クロラムフェニコール        20mg(力価)
フラジオマイシン硫酸塩 5mg(力価)
ナイスタチン 10万単位
効果・効能 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
用法・用量 1日1~数回、適量を患部に塗布して下さい。
薬・サプリメント・食品のタイプ 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
スーッとする成分の有無 ×

かゆみを伴う症状におすすめなかゆみ止め配合の市販薬3選

毛嚢炎はかゆみを伴うことがあり、その部分を指で触ったり、ひっかいたりすると、症状が悪化してしまうことがあります。かゆみを伴う場合は、かゆみ止めの成分を配合した塗り薬の使用がおすすめです。

薬剤師おすすめ
小林製薬

フェミニーナ軟膏S 30g

最安値 896 (税込)

さらっとしたクリームタイプでデリケートゾーンにも使いやすい

ジフェンヒドラミン塩酸塩とリドカインが、しつこいかゆみを効果的に鎮めます。また、抗菌成分のイソプロピルメチルフェノールにより、雑菌の繁殖も抑えられます。べたつきにくいクリームタイプのため、蒸れやすいデリケートゾーンへの使用もおすすめです。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中
リドカイン        2.0g
ジフェンヒドラミン塩酸塩        2.0g
イソプロピルメチルフェノール        0.1g
トコフェロール酢酸エステル        0.3g
効果・効能 かゆみ、かぶれ、湿疹、虫さされ、皮ふ炎、じんましん、あせも、ただれ、しもやけ
用法・用量 1日数回、患部に適量を塗布してください
薬・サプリメント・食品のタイプ クリーム
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
スーッとする成分の有無 ×

薬剤師おすすめ
池田模範堂

デリケアエムズ 35g

最安値 1,015 (税込)

患部のかゆみをすばやく鎮める

かゆみ止めの成分としてジフェンヒドラミン塩酸塩が配合されており、患部のかゆみをすばやく鎮めます。塗った後にべたつきにくいサラッとした使用感のクリームです。抗炎症成分のグリチルレチン酸も配合されており、皮膚の炎症の悪化も予防します。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中
ジフェンヒドラミン塩酸塩        2.0g
グリチルレチン酸        0.2g
イソプロピルメチルフェノール        0.1g
ℓ-メントール        0.5g
トコフェロール酢酸エステル        0.5g
効果・効能 かゆみ、かぶれ、ただれ、しっしん、皮ふ炎、じんましん、あせも、虫さされ、しもやけ
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布してください。
薬・サプリメント・食品のタイプ クリーム
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 生後3カ月以上
スーッとする成分の有無

薬剤師おすすめ
ロート製薬

メンソレータムADクリームm 145g

最安値 780 (税込)

我慢できないかゆみをしっかり抑える

クロタミトン、リドカイン、ジフェンヒドラミンの3つのかゆみ止めの成分が配合されており、皮膚の炎症に伴うかゆみをしっかりと抑えます。ステロイド非配合のクリームのため、顔やデリケートゾーンなど部位を気にせず使用できます。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中
クロタミトン 50mg
リドカイン 20mg
ジフェンヒドラミン 10mg
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体) 5mg
グリチルレチン酸 2mg
効果・効能 かゆみ、皮フ炎、かぶれ、じんましん、虫さされ、しっしん、ただれ、あせも、しもやけ
用法・用量 1日数回、適量を患部にぬってください。
薬・サプリメント・食品のタイプ クリーム
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用可能
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 記載なし
スーッとする成分の有無


市販薬を使用するときのポイントや注意点について


市販薬を使用するときのポイントや注意点について

毛嚢炎(化膿性皮膚炎)の薬には、ステロイド、抗生物質を含有している製品が多く、注意してほしい点があります。ここからは紹介した市販薬を使うときお伝えしたいポイントを紹介します。

使用するときのポイント・副作用はあるの?

適量以上の塗布は避けるようにしてください。包装に記載している用法用量を守ることが原則です。使いすぎは、かえって炎症をひどくする場合もあります。
ちなみに用法に書かれている数回というのは、1日2~3回のことをさします。ですから、1日5~6回では塗り過ぎです。食事の前後など、わかりやすいタイミングで塗れば、塗り過ぎを防ぎやすいと思います。
塗り始めてから1週間たっても症状が改善しないなら、だらだらと使用せず医療機関を受診しましょう。

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こんなときは病院へ

毛嚢炎は、化膿性皮膚疾患です。使い始めて1週間たっても症状が改善しない場合は、ひどくなっているかもしれませんから、だらだらと使い続けるのはおすすめできません。使用を中止し、皮膚科を受診してください。化膿が広がってくると放置していても改善することはありません。炎症が広がり、なかなか症状が軽減しないばかりか後遺症が残る場合もあるので、必ず医療機関を受診してください。


『毛嚢炎』に関するQ&A


『毛嚢炎』に関するQ&A

『毛嚢炎』に関するQ&Aについてみていきます。毛嚢炎についてわからないことがあれば参考にしてください。

毛嚢炎はどういう症状ですか?
毛嚢炎は、毛穴の場所に、赤くて膿をもった皮膚の盛り上がりができる状態で、おできと言われることもあります。軽い痛みを感じる場合もあるでしょう。
毛穴の中にある毛根を包んでいる組織である毛包に、ブドウ球菌などが感染して炎症がおきています。
毛嚢炎の原因は?
毛嚢炎の原因の1つとなるのは、ブドウ球菌などの細菌感染です。ブドウ球菌は皮膚に常在している菌で肌のバリア機能が保ち、炎症がひどくなるのを防いでくれます。しかし、衛生状態がよくないとブドウ球菌のなかでも、化膿の原因となる菌に感染して毛嚢炎になってしまいます。そうならないためにできるだけ、皮膚を衛生的に保つことが必要です。
毛嚢炎の治し方は?
毛嚢炎を治すのに大切なのは、皮膚を清潔にすることです。だからといって、毛嚢炎を早く治したいといって患部をゴシゴシ洗うのはおすすめできません。できるだけ皮膚を刺激しないように、そっと洗いましょう。また、毛嚢炎を無意識に触ってしまうと、悪化させてしまうこともあります。ついつい触らないように、気をつけてください。
また、かみそりや毛抜きを使って自分で除毛や脱毛をするのも細菌感染をうけやすいので、おすすめできません。また、免疫力アップのために、規則正しい生活、バランスのいい食事、十分な睡眠時間などを心がけましょう。

まとめ


まとめ

毛嚢炎に使える市販薬を紹介しました。毛嚢炎の原因の1つは細菌感染です。抗生物質を配合した市販薬やステロイド、消毒剤などが役に立ちます。
薬以外にも、皮膚を衛生的に保つ、免疫力アップを心がけるなどすれば、早めに落ち着くでしょう。わからないことや不安なことがあれば、薬剤師または登録販売者に相談してみてください。


↓抗生物質の併用禁忌についてはこちらをチェック

↓ステロイドに関してはこちらをチェック


※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 小林 吏惠 調剤薬局常勤薬剤師

    執筆・監修者

    歯科器材の会社で管理薬剤師として勤務した後、病院薬剤師と経て、2000年以降は調剤薬局一般常勤薬剤師として勤務しています。

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