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インフルエンザ薬は48時間過ぎたら意味ない?正しい判断と市販薬の選び方【薬剤師解説】

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2026/10/15
20,275
インフルエンザにかかった際「発症後48時間以内でないと薬が効かない」と耳にしたことはありませんか。実は、この“48時間”という目安には、症状の強さや重症化リスクによって例外もあります。

本記事では、抗インフルエンザ薬を48時間以内に服用すべき根拠や48時間を過ぎても処方されるケースについて解説します。さらに、インフルエンザの症状を抑える市販薬をご紹介します。

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選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
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  • 経験② 現場で教える医薬品
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  • 視点① ユーザー目線で解説
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インフルエンザ薬は48時間過ぎたら使えないの?


薬剤師

篠原 奨規さんのコメント

タミフルなどのインフルエンザ薬は、発症後48時間以内の服用が推奨されています。
しかし、48時間を過ぎたからといって薬がまったく効かなくなるわけではありません。
この時間はあくまで「効果が高いとされる目安」であり、症状の程度や体調によっては、それ以降でも薬が処方される場合があります。
「もう遅い」と自己判断して治療を諦めてしまうのではなく、つらい症状が続いている場合は早めに医療機関を受診することが大切です。

「48時間以内」の根拠と治療薬のしくみ

インフルエンザ薬を発症後48時間以内に服用すべき根拠は、インフルエンザウイルスの増殖スピードにあります。

ウイルスは発症後およそ48時間以内に増殖のピークを迎えるとされており、このタイミングで治療薬を投与することで、
ウイルスの増殖を抑え、症状の悪化や発熱期間の短縮が期待できます。
抗インフルエンザ薬は、ウイルスそのものを殺すのではなく、ウイルスが体内で増えるのを防ぐ働きがあります。
そのため、すでにウイルスが増えきってしまった状態では、薬の効果が感じにくくなります。
とくに高熱や全身のだるさなどの症状が強い初期段階で治療を始めることが重要とされるのはこのためです。

48時間を過ぎたらどうなる?

抗インフルエンザ薬を服用しないまま発症後48時間が経過しても、症状が急に変化するわけではありません。

発熱や倦怠感、頭痛、筋肉痛、咳などが引き続きみられることがあります。

合併症のないインフルエンザは、発症後3〜7日程度で軽快するのが一般的です。
ただし、熱が下がったあとも、咳や倦怠感が長引くケースがあります。

抗インフルエンザ薬を服用しなかった場合も、必ず重症化するわけではありません。
一方、48時間を過ぎてから症状が悪化することもあるため、経過した時間だけで回復を判断しないことが重要です。

48時間を過ぎても薬が使われる場合とは

インフルエンザ薬は原則、発症から48時間以内の投与が推奨されていますが、48時間を過ぎていても処方されるケースもあります。
たとえば、呼吸が苦しい、胸の痛みが続くといった明らかな症状の悪化が見られる場合には、ウイルスの影響が強く残っている可能性があり、治療の対象となることもあるでしょう。
また、高齢者や基礎疾患のある方、免疫力が低下している方など、重症化リスクの高い方には、48時間以上経過してからでも薬が使われることが少なくありません。

タミフルなどの抗ウイルス薬の種類と違い

インフルエンザの治療に使われる抗ウイルス薬には、タミフル・ゾフルーザ・リレンザ・イナビル・ラピアクタなどがあります。
これらの治療薬は服用方法と治療期間に違いがあります。
「タミフル」は内服薬で、1日2回・5日間の服用が必要です。一方「ゾフルーザ」は1回の服用で治療が完了する内服薬で、服薬の負担が少ないのが特徴です。
「リレンザ」と「イナビル」はいずれも吸入薬で、リレンザは1日2回を5日間、イナビルは1回の吸入で治療が終了します。のどや気道に直接薬剤を届けることで、局所的に効果を発揮できるという利点があります。
「ラピアクタ」は点滴静注薬で、入院中の重症患者や経口・吸入が困難な方に用いられます。

遅れて飲んだ場合の注意点と判断

インフルエンザ薬は、発症後48時間を過ぎて服用すると効果が薄れる可能性があることから、服用後も症状の経過を慎重に見守る必要があります。
発熱や寒気、咳などの症状が長引いたり、悪化しているように感じたりする場合は、自己判断で様子を見るのではなく、医療機関を再度受診して医師の判断を仰ぐことが大切です。

48時間を過ぎた時にやるべきこと


発症から48時間を過ぎたあとの対応は、症状や重症化リスクによって異なります。
ここからは、医療機関を受診したほうがよいケースと、解熱鎮痛剤などで症状を和らげる方法を解説します。

医療機関を受診する

高熱が続いている場合や、症状が悪化している場合は医療機関を受診しましょう。

呼吸が苦しい、胸に痛みがある、意識状態がおかしい、水分を摂れないといった症状がある場合は、速やかな受診が必要です。
一度軽快したあとに再び発熱した場合や、咳が悪化した場合は、肺炎などを合併している可能性があります。高齢者や基礎疾患のある方など、重症化リスクの高い方は、症状が軽くても医師に相談してください。

受診時には、症状やその経過に加えて、服用中の薬や基礎疾患、妊娠の有無などの情報も医師に伝えましょう。

解熱鎮痛剤などで症状を和らげる

発熱や頭痛、筋肉痛、関節痛が強いと、十分に眠れないことや水分を摂りにくいことがあります。

このような場合は、解熱鎮痛剤を使用すると症状を和らげられます。

熱や痛みが落ち着けば、体を休めやすくなり、水分も摂りやすくなるでしょう。

ただし、解熱鎮痛剤には、インフルエンザウイルスの増殖を抑える働きはありません。
服用後に症状が軽くなっても、インフルエンザそのものが治ったわけではないため、対症療法として使用する薬であることを理解しておきましょう。

インフルエンザ市販薬の選び方


インフルエンザ市販薬の選び方

インフルエンザ薬は処方薬であるため、医療機関への受診が必要です。
しかし、熱や寒気、咳などの症状であれば、対症療法として市販薬を活用できます。
ここからは、インフルエンザの際に使用できる市販薬の選び方を解説します。

発熱症状にはアセトアミノフェン成分含有

インフルエンザに伴う発熱症状を和らげたい場合は、アセトアミノフェンを含む市販薬がおすすめです。

アセトアミノフェンは、子どもから高齢者まで幅広い年代に使われている解熱鎮痛成分です。
ロキソプロフェンやイブプロフェンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)をインフルエンザの発熱時に使うと、まれにインフルエンザ脳症を引き起こすことが報告されています。
とくに小児ではリスクが高まるため、厚生労働省もインフルエンザに対して、アセトアミノフェンの使用を推奨しています。

アセトアミノフェンの効能・特徴について更に詳しく解説↓


寒気や関節痛には生薬成分含有

インフルエンザによる寒気や関節の痛みがつらいときには、生薬を含む漢方薬を選ぶと、体を内側から温める効果が期待できます。なかでも代表的なのが麻黄湯(まおうとう)です。

麻黄湯は、麻黄・桂枝(桂皮)・杏仁・甘草の4つの生薬から構成されており、発汗を促して体の冷えを取り除き、悪寒や高熱、筋肉痛・関節痛などの症状をやわらげる作用があります。
特に、寒気が強く、ゾクゾクするようなインフルエンザの初期症状に適しています。
また、風邪薬として広く知られる葛根湯(かっこんとう)も選択肢の一つです。
麻黄湯ほど体を温める作用は強くありませんが、普段から飲み慣れている方や、風邪のひき始めに使う場合には葛根湯でも効果を感じられることがあります。

麻黄湯の効能・特徴について更に詳しく解説↓


咳や鼻水など発熱・寒気以外の症状には総合感冒薬

インフルエンザによる咳・鼻水・くしゃみ・頭痛などの症状がつらいときは、複数の成分が配合された総合感冒薬を選ぶとよいでしょう。

総合感冒薬には、咳止め成分(ジヒドロコデインやデキストロメトルファン)、鼻水を抑える抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンなど)、頭痛やのどの痛みをやわらげる解熱鎮痛成分などがバランスよく配合されています。
ただし、解熱鎮痛成分としてロキソプロフェンやイブプロフェンなどのNSAIDsが含まれている商品もあるため注意が必要です。
解熱鎮痛成分にアセトアミノフェンを配合した商品を選びましょう。

総合風邪薬の売れ筋ランキングは以下の記事で紹介↓

【厳選】インフルエンザ市販薬 9選

薬剤師 篠原 奨規さん厳選

ここからは、症状別におすすめの市販薬をご紹介します。

薬剤師の画像

薬剤師 篠原 奨規さん 厳選

インフルエンザ市販薬 9選を比較
該当項目:
該当項目:
該当項目:
商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状

アリナミン製薬

タイレノールA 20錠

550円

送料:要確認

空腹時でも飲みやすい解熱鎮痛剤

錠剤

第一三共ヘルスケア

カロナールA 12錠
カバンに忍ばせて、痛みと熱にすばやく対応

錠剤

ライオン

小児用バファリンCII 32錠

620円

送料:別

小粒・フルーツ味で飲みやすい

錠剤

クラシエ薬品

「クラシエ」漢方麻黄湯エキス顆粒i 10包

564円

送料:別

風邪の初期に、発汗で整える

顆粒

ツムラ

ツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A 20包

1,199円

送料:別

こわばりと寒気に、漢方の自然な温もり

顆粒

クラシエ薬品

葛根湯エキス錠クラシエ 60錠

558円

送料:別

フィルムコーティングで苦味軽減

錠剤

興和

コルゲンコーワ総合かぜ薬 110錠
4987973132227
家族みんなで使える総合かぜ薬

錠剤

大正製薬

パブロン50 48錠

933円

送料:別

眠くなりにくい総合感冒薬

錠剤

佐藤製薬

ストナジェルサイナスEX 30カプセル

1,198円

送料:別

鼻水・鼻づまりを狙い撃ち

カプセル


売れ筋の商品はこちら

解熱鎮痛剤の売れ筋ランキング

Amazon

2026/09/28



ここからは

薬剤師 篠原 奨規さん

薬剤師 篠原 奨規さんが 選んだ薬を詳しく解説



発熱症状におすすめ アセトアミノフェン成分含有商品 3選

インフルエンザによる発熱には、アセトアミノフェンを含む市販薬の使用がおすすめです。ロキソプロフェンやイブプロフェンなどはインフルエンザ脳症のリスクがあるため、服用を避けましょう。

薬剤師おすすめ

空腹時でも飲みやすい解熱鎮痛剤
アリナミン製薬
タイレノールA 20錠
発熱症状に
  1. 眠くなる成分なし
  2. 胃にやさしい

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 胃への負担が気になる方に

アセトアミノフェンを主成分とし、脳の体温調節中枢に働きかけて熱を下げ、痛みを和らげる解熱鎮痛剤です。胃を保護する物質であるプロスタグランジンへの影響が少ないため、空腹時にも比較的飲みやすいとされています。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 錠剤
容量 20錠
主要成分 アセトアミノフェン
目的別タイプ 解熱鎮痛
対象年代 大人
使用タイミング 空腹時を避ける

薬剤師おすすめ

カバンに忍ばせて、痛みと熱にすばやく対応
第一三共ヘルスケア
カロナールA 12錠
発熱症状に
  1. 1回1錠で効く
  2. 持ち運びに便利なPTPシート包装

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 持ち運びやすい常備薬を探している方に

1錠あたりアセトアミノフェン300mgを配合し、頭痛や発熱に作用する解熱鎮痛薬です。1錠ずつ取り出しやすいPTPシート包装で、持ち運びにも便利です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 錠剤
容量 12錠
主要成分 アセトアミノフェン
目的別タイプ 解熱鎮痛
対象年代 大人
使用タイミング 空腹時を避ける

薬剤師おすすめ

小粒・フルーツ味で飲みやすい
ライオン
小児用バファリンCII 32錠
発熱症状に
  1. 直径6mmの小粒の錠剤
  2. 3歳以上から服用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 子どもの急な発熱や痛みに対応したい方に

3才から15才未満のお子さまの急な発熱や痛みにすばやく働きかける解熱鎮痛薬です。胃にやさしく設計されており、小粒でフルーツ味なので飲みやすさにも配慮されています。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 錠剤
容量 32錠
主要成分 アセトアミノフェン
目的別タイプ 解熱鎮痛
対象年代 子ども
使用タイミング 空腹時を避ける

寒気や関節痛におすすめ 生薬成分含有商品 3選

寒気や関節の痛みに対しては、体を内側から温める麻黄湯などの漢方薬をおすすめします。普段使い慣れている場合には葛根湯も選択肢のひとつです。

薬剤師おすすめ

風邪の初期に、発汗で整える
クラシエ薬品
「クラシエ」漢方麻黄湯エキス顆粒i 10包
寒気や関節痛に
  1. かぜの引き始めに
  2. 悪寒や関節痛に

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 風邪の初期に寒気や節々の痛みを感じる方に

風邪のひき始めに寒気や頭痛、節々の痛みを感じる体力のある方に適した漢方製剤です。麻黄・桂皮・杏仁・甘草を含む処方が体を温めて発汗を促し、症状を自然に和らげます。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 顆粒
容量 10包
主要成分 麻黄湯
目的別タイプ 寒気/関節痛
対象年代 大人/子ども
使用タイミング 食前または食間

薬剤師おすすめ

こわばりと寒気に、漢方の自然な温もり
ツムラ
ツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A 20包
寒気や関節痛に
  1. 首・肩周辺のこわばりがあるときに
  2. かぜ以外に肩こりや頭痛にも

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 発汗を促して自然な回復を目指す方に

葛根・大棗・麻黄・甘草などを調合して体を温め、発汗を促すことで自然な回復をサポートします。筋肉の緊張をほぐす働きもあり、肩こりや頭痛にも使用可能です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 顆粒
容量 20包
主要成分 葛根湯
目的別タイプ 寒気/関節痛
対象年代 大人/子ども
使用タイミング 食前または食間

薬剤師おすすめ

フィルムコーティングで苦味軽減
クラシエ薬品
葛根湯エキス錠クラシエ 60錠
寒気や関節痛に
  1. 服用しやすい錠剤タイプ
  2. かぜのひきはじめに

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 錠剤タイプで飲みやすい漢方を希望する方に

風邪のひきはじめに、寒気や頭痛、首筋から肩のこわばりを感じる方に向けた漢方薬です。フィルムコーティングされた錠剤タイプで、粉の苦味や匂いが気になる方にも飲みやすく配慮されています。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 錠剤
容量 60錠
主要成分 葛根湯
目的別タイプ 寒気/関節痛
対象年代 大人/子ども
使用タイミング 食前または食間

咳や鼻水など発熱・寒気以外の症状におすすめ 総合感冒薬 3選

インフルエンザによる咳や鼻水、頭痛などには、複数の成分が配合された総合感冒薬が効果的です。解熱鎮痛成分にアセトアミノフェンが使われている商品を選ぶようにしましょう。

薬剤師おすすめ

家族みんなで使える総合かぜ薬
4987973132227
興和
コルゲンコーワ総合かぜ薬 110錠
咳や鼻水など発熱・寒気以外の症状に
  1. アセトアミノフェン+トラネキサム酸で喉の痛みを緩和
  2. ファミリータイプの風邪薬

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 熱や頭痛、喉の痛みを広くケアしたい方に

解熱鎮痛成分アセトアミノフェンのほか、抗炎症成分トラネキサム酸や咳に作用するデキストロメトルファン、鼻炎症状に効くd‑クロルフェニラミンなど7成分を配合しています。

分類 指定第2類医薬品
剤形・形状 錠剤
容量 110錠
主要成分 アセトアミノフェン
目的別タイプ 解熱鎮痛/咳止め/鼻水対策
対象年代 大人/子ども
使用タイミング 食後

薬剤師おすすめ

眠くなりにくい総合感冒薬
大正製薬
パブロン50 48錠
咳や鼻水など発熱・寒気以外の症状に
  1. 生薬エキスと西洋薬配合
  2. 眠くなりにくい

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 眠くなりにくい薬を探している方に

かぜの熱や喉の痛みに作用するアセトアミノフェンに加えて、のど粘膜を修復し、気道を潤す麦門冬湯エキスを配合しています。抗ヒスタミン薬や鎮咳成分を使用していないため、服用後の眠気や口の乾き、尿の出にくさが気になりにくい設計です。

分類 第2類医薬品
剤形・形状 錠剤
容量 48錠
主要成分 アセトアミノフェン
目的別タイプ 解熱鎮痛/咳止め/鼻水対策
対象年代 大人
使用タイミング 食後

薬剤師おすすめ

鼻水・鼻づまりを狙い撃ち
佐藤製薬
ストナジェルサイナスEX 30カプセル
咳や鼻水など発熱・寒気以外の症状に
  1. 鼻症状に特化
  2. 液体inカプセル

こんな方におすすめ

薬剤師 篠原 奨規さん
  • 鼻水や鼻づまりが特につらい方に

鼻水・鼻づまりなどの症状に特化した液体inカプセルタイプの総合かぜ薬です。シリーズ中最大量のベラドンナ総アルカロイドとジフェニルピラリン塩酸塩を配合し、鼻症状にすぐれた効果を発揮します。

分類 指定第2類医薬品
剤形・形状 カプセル
容量 30カプセル
主要成分 アセトアミノフェン
目的別タイプ 解熱鎮痛/咳止め/鼻水対策
対象年代 大人
使用タイミング 食後

使用時の注意点やポイント


薬剤師

篠原 奨規さんのコメント

インフルエンザにかかった経験が少ないと、どのように薬を使えばよいのか戸惑うこともあるでしょう。
ここからは、インフルエンザ薬や市販薬の使用時に気を付けたいポイントを解説します。

自己判断での服薬中止は避けるべき?

インフルエンザ薬は、症状が軽くなったとしても自己判断で中止せず、医師の指示どおりに飲み切ることが基本です。
とくにタミフルなどの抗ウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑えることで発熱期間の短縮や合併症の予防につながるため、途中でやめてしまうと効果が不十分になる可能性があります。
ただし、服用後に発疹、吐き気、異常行動などの副作用と思われる症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、医療機関を受診するようにしましょう。

妊娠・授乳中でも飲んでいい薬は?

インフルエンザ薬の中には、妊娠中に禁忌とされている薬はありません。
授乳中の場合も、抗インフルエンザ薬は母乳中への移行がごくわずかであるとされており、使用は可能とされています。
ただし、心配な場合は一時的に授乳を中断したり、授乳時間を調整したりすることも検討しましょう。
いずれの場合も、妊娠・授乳中であることを医師に伝え、服用の可否や授乳タイミングについて指示を仰ぐことが大切です。

子どもや高齢者が使用する場合の注意点

子どもがインフルエンザ薬を使用する場合、副作用として異常行動が報告されています。
服用後に、突然走り出す・飛び降りようとするなどの行動がみられることがあるため、服薬後は少なくとも2日間は目を離さずに見守るようにしましょう。
また、高齢者は免疫力が弱く、肺炎などを引き起こして重症化しやすい傾向があります。
インフルエンザ薬の使用はもちろん、水分補給や栄養管理なども意識して、体調の変化をこまめに確認することが重要です。


『インフルエンザ』『市販薬』に関するQ&A


『インフルエンザ』『市販薬』に関するQ&A

最後にインフルエンザ薬や市販薬に関する質問に回答します。

48時間過ぎたら薬は全く効かないの?
48時間を過ぎてからインフルエンザ薬を服用しても、まったく効果がないわけではありません。
ただし、ウイルスの増殖がピークを過ぎたタイミングでの服用となるため、本来期待される効果は得にくくなる可能性があります。
市販薬で対処できる?
市販薬は、インフルエンザそのものを治す効果はありませんが、発熱や咳、鼻水などの症状を和らげる「対症療法」として活用できます。

ただし、高熱が続く、症状が悪化している、呼吸が苦しいといった場合は、市販薬で様子を見るのではなく、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
インフルエンザは自然治癒する?
インフルエンザはウイルスによる感染症であり、多くの場合は自然治癒が可能です。免疫力が正常に働いていれば、数日~1週間程度で症状が軽快することが一般的です。そのため、軽症であれば自宅で安静にし、水分や栄養をしっかり補給しながら様子を見ることで回復するケースも少なくありません。

まとめ


まとめ

タミフルなどのインフルエンザ薬は、発症後48時間以内の服用が推奨されています。
しかし、48時間を過ぎたからといって薬がまったく効かなくなるわけではありません。
これはあくまで「効果が高いとされる目安」であり、症状の強さや重症化リスクによっては、それ以降でも薬が処方されることがあります。
発症後48時間経ったからといって、自己判断で放置せずに、医療機関に相談しましょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 篠原 奨規 薬剤師

    執筆・監修者

    2016年3月  岡山大学 薬学部薬学科卒業 2016年~現在 大手調剤併設ドラッグストアにて勤務

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