【管理栄養士が解説】コンビニでも買える!血液をサラサラにする食べ物・飲み物 – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報 【管理栄養士が解説】コンビニでも買える!血液をサラサラにする食べ物・飲み物 | EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報

EPARKくすりの窓口

くすりのお役立ちコンテンツ

【管理栄養士が解説】コンビニでも買える!血液をサラサラにする食べ物・飲み物

参考になった210

2023/12/29
80,578
血液がドロドロしていると、さまざまな生活習慣病を引き起こしてしまう恐れがあります。健康のためにも血液をサラサラにする食べ物を毎日取りましょう。

「血液をサラサラにする食べ物はコンビニでも買えるの?」と思う方もいるかもしれません。

今回はコンビニでも買える血液をサラサラにしやすい飲み物や食べ物と、血液をサラサラに保ちたいなら、避けたほうがいい食べ物を紹介します。

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、原則として薬剤師、医師その他の医療及び健康管理関連の資格を持った方(以下「薬剤師等」といいます)による助言、評価等を掲載しております。当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

2. 当コラムにおける一般医薬品に関する情報は、読者、消費者の方々に適切な商品選択をして頂くことを目的に、薬剤師等に対して当社より課題、テーマを提示の上、執筆を依頼しております。主眼は、商品より成分であり、特定の商品に関する執筆を依頼しているわけではなく、また特定の医薬品製造事業者等(以下「メーカー等」といいます)からの販売又は紹介に関する対価が発生するものではありません。

3. 当コラムにおける一般医薬品の各種ECサイト等へのアフィリエイトリンクにつきましても、読者、消費者の方々への購入の利便性目的に設置しており、前項同様、特定商品の販売により薬剤師等やメーカー等に報酬が入るものではなく(アフィリエイトリンクがメーカーサイト、商品公式サイト等である場合を含みます)、特定商品の誘引を企図したものではありません。なお、当コラム内に広告枠を設定する場合がありますが、この場合も、当コラムにおける薬剤師等又はメーカー等の依頼よるものではありません。また当該広告枠には広告表記を行います。

4. 当コラムにおける情報は、執筆時点の情報であり、掲載後の状況により、内容の変更が生じる場合があります。当社は、掲載されている情報を予告なしに変更、更新する場合があります。

5. 記事内で紹介している商品の価格や送料、URLは、JANコードをもとに、対象商品を販売するECサイトが提供するAPIを使用し、生成しています。掲載価格の変動、JANコードの誤登録等による情報相違等があることも考えられ、最新価格や商品の詳細等についてはECサイト、各販売店又はメーカー等よりご確認をお願いします。

6. 当社が行う、調剤薬局様における商品取り置きサービスにつきましても、あくまでユーザーの受け取りの簡便化が目的であり、特定商品及び特定薬局への誘引を企図したものではありません。

7. 当コラムに記載された商品又はサービスの名称は、当該商品又はサービスの提供者又は権利者等の商標又は登録商標です。

8. 前各項に関する事項により読者の皆様に生じた何らかの損失、損害等について、当社は、一切の責任を負うものではありません。

全部見る

血液をサラサラにする食べ物の成分


血液をサラサラにする食べ物の成分

血液中の糖質や脂質の割合が大きくなると、血液がドロドロになってしまいます。血液をサラサラにする食べ物を積極的に摂取しましょう。
血液をサラサラにする食べ物の成分について説明します。

①:ナットウキナーゼ

納豆のネバネバに含まれているナットウキナーゼ。ナットウキナーゼは、大豆に納豆菌を加えて発酵させる過程で生成されるタンパク質分解酵素です。
納豆菌由来ナットウキナーゼは、血流(末梢)を改善することが報告されている成分です。

納豆を食べる際は、1日あたり1〜2パックを目安に摂るとよいでしょう。ただしナットウキナーゼは熱に弱い性質を持つので、効率よく食べたい場合は加熱せずにそのまま食べるのがおすすめです。



②:ポリフェノール

植物の色素や苦味成分として、5,000種類以上も存在するポリフェノール。ポリフェノールが多い食べ物は、いつまでも若々しくいたい方やキレイを求める方にも向いています。
オリーブオイルポリフェノールには、抗酸化作用により、血中LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制する抗酸化作用が報告されており、機能性成分として配合されることもあります。

またウーロン茶重合ポリフェノール(ウーロンホモビスフラバンBとして)は、BMIが高めの方のおなかの脂肪を減らす機能があるとして、機能性表示食品に配合される物質です。



③:DHA・EPA

青魚に多く含まれているDHAやEPAは、脂っこい食事が多い方で血液をサラサラにする食べ物を選びたい方におすすめです。
EPA・DHAは、血中中性脂肪の上昇を抑える機能性成分として配合されることもあります。

さんまやさば、あじやいわしなどの青魚を普段あまり食べないという方も、積極的に摂取しましょう。



④:アスタキサンチン

アスタキサンチンが豊富な食べ物を選ぶのもよいでしょう。アスタキサンチンは、揚げ物や脂身の多い肉などの脂っこい食事を好む方や、いつまでも若々しくいたい方におすすめです。
アスタキサンチンは抗酸化作用が報告されており、機能性成分として配合されることもあります。

えびやかに、さけや桜えびなどに多く含まれています。手軽にアスタキサンチンを摂りたい場合は、さけフレークをごはんにかけて食べるのもいいですね。




コンビニでも手に入る!血液をサラサラにする食べ物・飲み物


コンビニでも血液をサラサラにする食べ物は手に入ります。
どんな商品を選べばいいか迷った方は、ぜひこの記事を参考にして探してみてください。

納豆

納豆

最近ではコンビニでも販売されている納豆は、血液をサラサラにする食べ物のひとつです。
そのまま食べたりサラダにかけたりして食べると、手軽にナットウキナーゼを補えます。
外出先で食べたい場合や匂いが気になる方、ボリュームがあるものを選びたい場合は、納豆巻きを選ぶのもいいですね。

さばの缶詰

さばの缶詰

DHAやEPAが豊富に含まれるさばの缶詰は、コンビニでも販売されています。わざわざ買ってきて、魚を焼くのが面倒だと感じる方におすすめです。
味付きのさばの缶詰はそのままおつまみにしたり、ごはんと一緒に楽しむのもよいでしょう。

塩分が気になる方は、減塩タイプを選ぶといいですね。

鮭の塩焼き

鮭の塩焼き

アスタキサンチンが豊富に含まれる鮭を家で手軽に摂りたい場合は、コンビニで販売されている鮭の塩焼きを選ぶのもよいでしょう。
また外出先でもアスタキサンチンを補いたい場合は、サラダフィッシュや鮭おにぎりなどがおすすめです。手を汚さずに食べられるため、作業をしながら食べたい時にも向いています。

子持ちししゃも

子持ちししゃも

子持ちししゃもには、DHAやEPAなどの健康にいい成分が含まれています。低カロリーで高たんぱく質な食材なので、ダイエット中の方にもおすすめです。
コンビニで子持ちししゃもは、電子レンジで加熱して食べるお惣菜タイプや缶詰、おつまみにもよく合う燻製タイプなどが販売されています。

自分の好みに合わせて、子持ちししゃもの商品を選ぶとよいでしょう。

納豆入り即席みそ汁

納豆入り即席みそ汁

納豆を手軽に摂りたいという方は、お湯を注ぐだけで食べられる納豆入りの即席みそ汁を利用するのもよいでしょう。
ごはんやパンなどの炭水化物に偏った食事を好む方や、健康にいいみそ汁を選びたいという方にもおすすめです。

コンビニで手に入る納豆入りの即席みそ汁には、個包装タイプやカップ容器タイプがあります。外出先で食べたい場合は、カップ容器入りの即席みそ汁を選ぶとよいでしょう。

コーヒー

コーヒー

ごはんや麺類などの炭水化物、甘いものを好む方にはコーヒーもおすすめです。
コーヒーに多く含まれている「コーヒー由来クロロゲン酸類」は、食後の血糖値上昇を緩やかにするという報告があり、機能性表示食品の機能成分として配合されることもある物質です。

血液中の糖質の割合が大きくなると、血液はドロドロになってしまいます。普段から糖質量の高い食事をしている方はコーヒーを取り入れるのもよいでしょう。

ただしコーヒーにはカフェインも多く含まれています。飲み過ぎるとからだに不調をもたらす恐れもあるので気をつけましょう。
血圧管理をしている方にはこちら

EPARKお薬手帳[PR]

okusuritecyo-bloodpressure

血圧管理をしている方には、EPARKお薬手帳アプリがおすすめです!

Bluetooth機能で、毎日の測った血圧記録を自動で記帳。さらに処方されている血圧の薬の管理・飲み合わせ・副作用のチェックを一括で管理できます。

血圧に関するあれこれは、EPARKお薬手帳アプリ1つでOK。簡単に管理しましょう!


\ 30秒で完了! /
さっそくチェックする

血液をサラサラにする食べ物を摂る際に気をつけたいこと


市販薬を使用するときのポイントや注意点について

血液をサラサラにしたい方は、ナットウキナーゼやポリフェノール、DHAやEPA、アスタキサンチンなどの健康にうれしい成分が含まれている食べ物や飲み物がおすすめです。
しかしワーファリンなどの血液をサラサラにする薬を服用中の場合は、医師や薬剤師に相談してください。

サプリメントなどの健康食品から血液をサラサラにする成分を摂取する場合は、必ずかかりつけの医師に相談してから利用しましょう。


『血液をサラサラにする食べ物』に関するQ&A


Q&A

「玉ねぎで血液はサラサラになる?」「血液をサラサラにするのにバナナがいいって本当?」「血液をサラサラにする飲み物は何?」など疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
血液をサラサラにする食べ物に関するよくある質問についてお答えしていきます。

玉ねぎで血液はサラサラになる?
玉ねぎの辛味成分のひとつであるプロピルメチルジスルフィドは、コレステロールの代謝や血液サラサラをサポートする働きがあります。

ただし玉ねぎの辛味成分は熱に弱い性質があります。効率よく玉ねぎの栄養を補いたい場合は、薄くスライスしてポン酢に漬けるなどして生のまま食べるのがおすすめです。
血液をサラサラにするのにバナナがいいって本当?
血液をサラサラにする働きそのものがバナナにあるわけではありませんが、バナナに多く含まれるカリウムが、ナトリウムの排出を促して、血圧を下げる働きをもっています。

また、全てのバナナとは限りませんが、商品によってはGABAを含む機能性表示食品のバナナが販売されています。

GABAを12.3mg/日摂取すると、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されているため、健常者で血圧が高めの方はGABAが含まれているバナナを選ぶのもよいでしょう。
血液をサラサラにする飲み物は何?
血液をサラサラにする飲み物を選びたい場合は、ポリフェノールが多く含まれる緑茶やコーヒー、ココアなどの飲み物がおすすめです。

ただしコーヒーやココアには、砂糖や牛乳が使われているものもあります。飲み過ぎると糖分や脂肪分の過剰摂取につながりやすく、逆効果なので気をつけましょう。

健康のために飲みたい場合はブラックコーヒーや、砂糖を加えない純ココアを選ぶのもいいですね。
血液をサラサラにする果物は何?
ポリフェノールを多く含むぶどうやブルーベリー、いちごなどの果物がおすすめです。

ただし、果物には糖質も多く含まれています。食べ過ぎると糖質の過剰摂取によって太ってしまい、血液をドロドロにする恐れもあるので、食べ過ぎには気をつけましょう。
血液をドロドロにする食べ物はどんなもの?
糖質や脂質のとりすぎは、血液をドロドロさせやすくなります。

ごはんやパン、甘いお菓子、お酒などの糖質量が高いものは食べ過ぎに気をつけましょう。

また天ぷらや唐揚げなどの揚げ物や、脂身の多い肉類は脂質量が高いので注意が必要です。

まとめ


まとめ

今回紹介した血液をサラサラにする食べ物には、ナットウキナーゼやポリフェノール、DHAやEPA、アスタキサンチンなどのなどの成分が含まれています。
血液をドロドロにしやすい糖質量や脂質量の多い食事は避けて、1日3食栄養バランスのいい食事を心がけましょう。

普段魚を食べることがあまりないという方は、コンビニで買える缶詰やサラダフィッシュ、フレークタイプなどの手軽に魚を食べられる商品もおすすめです。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 谷岡 友梨 管理栄養士/離乳食アドバイザー

    執筆・監修者

    管理栄養士として保育園で勤務後、クリニックにて栄養指導等にも携わる。現在は栄養相談や離乳食のレシピ開発、記事執筆などを行なっている。

    プロフィールはこちら

 

この記事が参考になったら
投稿しよう。

参考になった

みなさまの投稿をサービス向上に
繋げてまいります。

この記事はいかがでしたか?

投稿ありがとうございました。

くすりの窓口は、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
記事内で紹介している商品の価格や送料・URLは、JANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、生成しています。
掲載価格に変動がある場合や、JANコードの登録ミスなどで情報が誤っている場合がありますので、最新価格や商品の詳細等についてはECサイト、各販売店やメーカーよりご確認ください。
記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部が株式会社くすりの窓口に還元されることがあります。

この記事に関連するタグ

関連する記事

人気の記事

新着の記事

特集