目次
粉ミルクの選び方
日本で製造販売されている粉ミルクは、厚生労働省が定めた成分と基準をクリアしたミルクで、海外のミルクと比較しても高品質です。そのため、どの粉ミルクを選んでも、赤ちゃんの成長に必要な栄養素が入っています。しかし、メーカーによって粉ミルクに含まれている成分に若干の違いや、味の違いがあります。
粉ミルクを選ぶ際は、赤ちゃんが好んで飲むもので、使い勝手のよいタイプのものや、コストパフォーマンスがよい粉ミルクを選ぶとよいでしょう。また、赤ちゃんの症状や月齢でも選ぶものが変わってきます。さらに、赤ちゃんによっては粉ミルクが変わると便秘や下痢になる子もいるため、赤ちゃんとご家族に合ったものを探していくと良いでしょう。
粉ミルクのタイプで選ぶ

粉ミルクにはさまざまなタイプのものがみられ、使い勝手が違います。完全ミルクの方や、母乳混合でミルクの割合が多い赤ちゃんには、大容量サイズの大缶タイプや、詰め替えができる粉ミルクがおすすめです。母乳混合でも母乳の割合が多い方は、小缶タイプや個包装などの少容量のものがおすすめです。粉ミルクは開封後、1カ月以内で使用しないといけないため、赤ちゃんの飲む量や頻度によって、衛生状態が保たれるタイプのミルクを選びましょう。
また、持ち運びに便利なのは、軽量いらずのキューブタイプや個包装タイプ、緊急時には液体ミルクが重宝します。使用する場所によっても使い勝手が違うため、自宅用と外出用、緊急用と使い分けると便利でしょう。
コストパフォーマンスで選ぶ

完全ミルクの場合など、ミルクの消費量が多いとコストパフォーマンスを考えて商品を選ぶ必要もあるでしょう。粉ミルクの中でコストパフォーマンスがよいのは、大容量サイズの大缶のミルクです。また、その中でも、メーカーによって値段が違うため赤ちゃんやお母さんの好みによって選択するとよいでしょう。また、外出する際は個包装タイプの粉ミルクも重宝します。しかし、粉ミルクを小分けする容器もあるため、このような便利グッズを利用しながらコストを抑えることもできます。
赤ちゃんのアレルギーや月齢で選ぶ

赤ちゃんの中には、一般の粉ミルクが合わない子どももいます。粉ミルクの主成分である牛乳に対するアレルギーを持つ場合や、乳糖不耐症などの場合です。また、上の子どもや両親が幼いときに、ミルクによる何かしらの症状がでた場合にも、アレルギー用や乳糖不耐症用などの粉ミルクを検討されてもよいでしょう。使用する際は、必ず医師に相談してください。
その他に、離乳食後期の9カ月ごろからは、フォローアップミルクを検討していくことがあります。新生児から飲む粉ミルクとは成分が異なり、3歳くらいまで飲むことができます。フォローアップミルクは、必ず必要なものではありませんが、離乳食や食事だけでは不足しがちな栄養素を補うことができます。
【シーン別】おすすめの粉ミルク 10選
容量と包装で選ぶ おすすめ粉ミルク 2選
ここでは、粉ミルクの容量や包装で選んだおすすめの粉ミルクについてご紹介します。

こんな方に
母乳に近い成分の粉ミルクをお探しの方
甘さ控えめな粉ミルクをお探しの方
最新の母乳研究をもとにつくられた粉ミルク
多くの産院でも使用している、すこやかM1は最新の母乳研究に基づき配合された粉ミルク。くわえて赤ちゃんの成長に必要なビタミン類やミネラルなどの栄養素も豊富に含んでいます。
甘さ控えめなので、母乳と混合でも嫌がらず飲んでくれます。
| 内容量 | 800g |
| 100mLあたりの目安価格 | 35.8円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 湿気を避け乾燥した涼しい場所で保管 |
| 賞味期限 | 545日 |
| 詰め替え | なし |

こんな方に
手間がかからない粉ミルクを使いたい方
コンパクトに携帯できる粉ミルクをお探しの方
こぼれず軽量なしで簡単にミルクが作れる
業界初のキューブ型の粉ミルク。スプーンで作るタイプはこぼれやすく、何杯入れたか数えないといけませんが、このキューブ型ならそんな手間をかけず簡単にミルクが作れます。
またサッと溶けやすく、コンパクトに携帯できるため外出時にも大変重宝します。
| 内容量 | 1袋200ml×48袋 |
| 100mLあたりの目安価格 | 41.2円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 乾燥した涼しい場所に保管 |
| 賞味期限 | 18カ月 |
| 詰め替え | なし |
コストパフォーマンスがいい!おすすめの粉ミルク 3選
ここでは、粉ミルクの中でコストパフォーマンスがいい商品をご紹介します。ここでは、大容量サイズの大缶タイプと、詰め替えができ自然にもやさしいタイプの粉ミルクをご紹介します。

こんな方に
母乳を考慮して作られた粉ミルクが欲しい方
どこでも揃えることができる粉ミルクをお探しの方
赤ちゃんのことを考えて作られた粉ミルク
赤ちゃんのことを考えて、母乳に近づくことを目指して作られた粉ミルク。母乳に含まれるα-ラクトアルブミンを母乳に近い量まで強化しているだけではなく、赤ちゃんの負担に配慮して母乳に含まれないβ-ラクトグロブリンを低減しています。
また、多くの店頭でみられるため、必要時にすぐ揃えることができコストパフォーマンスもよい商品です。
| 内容量 | 810g |
| 100mLあたりの目安価格 | 23.5円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 乾燥した涼しい清潔な場所に保管し、冷蔵庫にはいれない |
| 賞味期限 | 開缶後はなるべく早く(30日以内に)お使いください。 |
| 詰め替え | なし |

こんな方に
高品質でコストパフォーマンスもいい粉ミルクをお探しの方
粉ミルクの消費が多いご家庭の方
高品質なのに低価格の粉ミルク
長年母乳研究を行っている雪印が製造販売する粉ミルク。高品質なのにも関らず、広告宣伝費を抑えることで低価格帯を実現しています。粉ミルクを大量消費するご家庭にとって、ありがたい粉ミルクです。
| 内容量 | 820g |
| 100mLあたりの目安価格 | 23円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 直射日光、高温多湿をさけて保存 |
| 賞味期限 | 545日 |
| 詰め替え | なし |

こんな方に
詰め替えタイプの粉ミルクが欲しい方
多くの産院でも使用されている粉ミルクを使用したい方
環境にもやさしい詰め替えできる粉ミルク
業界初の詰め替え用粉ミルク。製造時に排出されるCO2 の排出を抑えてくれるだけではなく、ご家庭のゴミも少なくなりエコで便利な粉ミルクです。また多くの産院でも使用しています。
| 内容量 | 800g |
| 100mLあたりの目安価格 | 30.6円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 専用ケースへの入れかえ後は湿気を避け、乾燥した涼しい清潔な場所に保管し、冷蔵庫等には入れない |
| 賞味期限 | 18カ月 |
| 詰め替え | あり |
赤ちゃんのアレルギーや月齢で選ぶおすすめの粉ミルク 3選
ここでは、アレルギー用のミルクと、乳糖不耐症用のミルク、そして月齢9カ月ごろから飲むフォローアップミルクのおすすめ商品をご紹介します。

こんな方に
ミルクアレルギーなどの症状がある赤ちゃんがいる方
牛乳、大豆、卵を使っていないアレルギー用ミルクをお探しの方
一般の粉ミルクが飲めない赤ちゃんむけ
アレルゲンを十分低くした風味の良い低分子ペプチドをたんぱく質源としているとともに、乳頭を含まない粉ミルク。くわえて、乳児の成長発育に必要な栄養素はバランス良く配合されています。
ミルクアレルギーや先天性乳糖不耐症およびガラクトース血症の赤ちゃんに、母乳の代わりとして使用できる粉ミルクです。
| 内容量 | 850g |
| 100mLあたりの目安価格 | 47.5円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 乾燥した涼しい場所に保管 |
| 賞味期限 | 18カ月 |
| 詰め替え | なし |

こんな方に
粉ミルクで下痢や腹痛を起こす赤ちゃんがいる方
医師の指示を受けた方
粉ミルクで下痢をする赤ちゃんむけ
ミルクに含まれる乳糖を消化吸収できず、下痢を起こしてしまう、乳糖不耐症の赤ちゃんむけの粉ミルク。さらに、調乳液の浸透圧をおさえて、高張性の下痢を引き起こさないよう配慮されています。
乳糖は含まれてはいませんが、重要なたんぱく質のラクトフェリンを配合するなど、赤ちゃんの成長に必要な栄養素をバランスよく配合しています。
| 内容量 | 300g |
| 100mLあたりの目安価格 | 52.1円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 直射日光をさけ、乾燥した涼しい場所に保管 |
| 賞味期限 | 540日 |
| 詰め替え | なし |

こんな方に
栄養バランスのよいフォローアップミルクをお探しの方
食べむらや小食がちなお子さんがいる方
牛乳では摂取しにくい栄養を補ってくれる
離乳食がすすみ、食事から栄養を摂るようになってきた子どもの、不足しがちな栄養素を補ってくれるフォローアップミルク。
牛乳では摂りにくいDHAや鉄が配合され、成長に必要なカルシウムも含まれているから、食べむらがある子どもや小食な子どもでもおすすめです。
| 内容量 | 800g |
| 100mLあたりの目安価格 | 33.8円 |
| 対象年齢 | 9カ月~3歳頃 |
| 保存方法 | 湿気を避け、乾燥した涼しい場所に保管 |
| 賞味期限 | 545日 |
| 詰め替え | なし |
おすすめの液体ミルク 2選
ここでは、おすすめの液体ミルクをご紹介します。どちらも専用のアタッチメントゴム乳首で直接授乳も可能なので、緊急時だけではなく、手間をかけたくない時に大活躍します。

こんな方に
手間がかからないミルクを使いたい方
万が一に備えることができるミルクをお探しの方
緊急時にも便利なそのまま飲めるミルク
哺乳瓶にそそぐだけでそのまま飲める常温タイプのミルク。外出先ではもちろん、お湯や水がないときや、手間をかけたくない時に大変便利です。また専用のゴム乳首を装着するだけでそのまま飲むこともできます。
さらに、保存料不使用で長期保存も可能なため、災害備蓄用として備えておくことができる大変心強いミルクです。
| 内容量 | 1缶240ml |
| 100mLあたりの目安価格 | 89.5円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 高温・凍結をさけ常温で保存 |
| 賞味期限 | 18カ月 |
| 詰め替え | なし |

こんな方に
飲み切りサイズの液体ミルクをお探しの方に
持ち運びしやすく、ごみが少ないタイプの液体ミルクが欲しい方に
飲み切りサイズの紙パック液体ミルク
1パック125mlと飲み切りサイズの液体ミルクだから、無駄にすることなく飲ませることができます。また、紙パックだから持ち運びに便利なのはもちろん、ゴミもかさばらないため便利です。
無菌パック製法だから、長期常温保存ができ、夜間や外出時だけではなく緊急時に備えることができます。
| 内容量 | 1パック125ml |
| 100mLあたりの目安価格 | 164円 |
| 対象年齢 | 0か月~1歳頃 |
| 保存方法 | 高温・凍結をさけ常温で保存 |
| 賞味期限 | 9カ月 |
| 詰め替え | なし |
【比較一覧表】この記事で紹介している商品
ベビー・幼児用ミルクの売れ筋ランキングもチェック!
なお、ご参考までに、ベビー・幼児用ミルクのAmazon、楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
粉ミルクを作るときに気を付けることはある?

粉ミルクを作る前には必ず手を洗い、清潔な場所で作るようにしましょう。そして、哺乳瓶やゴム乳首、調乳器具などは消毒したものを使用しましょう。特に離乳食が始まる月齢5カ月までは器具の滅菌消毒をしっかり行うようにしてください。
また粉ミルクを溶かすお湯は、一度沸騰させた70度以上のお湯を使用しましょう。70度以上のお湯で粉ミルクをしっかり溶かすことで、製造過程で混入した菌への感染を防ぐことができます。反対に、温度の低いお湯での調乳は絶対行わないでください。
粉ミルクに関するQ&A

粉ミルクを選ぶポイントや、気を付けなければならないことについてお伝えしました。ここからは、粉ミルクに関するよくある質問についてお答えしていきます。












まとめ

母乳混合の方や完全ミルクの赤ちゃんにとって、粉ミルクは必需品です。いろいろな種類のミルクがあるため、必ず赤ちゃんと家族のライフスタイルにあった粉ミルクを見つけることができるでしょう。しかし、最初にどれを買い揃えばよいか分からない場合は、出産した施設で使用している粉ミルクを購入しておきましょう。慣れ親しんだ粉ミルクは、退院後もスムーズに飲んでくれます。その後、状況に応じて他のミルクを試してみてください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
-

古市 菜緒 助産師・保健師・看護師
執筆・監修者プロフィールはこちら大学卒業後助産師として14年間勤務し、携わった分娩件数は1万件以上。また「妊娠・出産・育児」に関連したセミナーなどの講師をこれまで5000人以上の前で行う。 数年の海外生活を通し日本と海外のサービスや情報の違いを...

















