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【管理栄養士が解説】髪の毛を増やす食べ物はある?おすすめの食べ物をご紹介

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2023/6/30
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加齢やホルモンの影響などによって減ってしまう髪の毛。髪の毛を増やしたい方は、毎日の食生活を見直してみましょう。

「髪の毛を増やす食べ物や飲み物はあるの?」「どんな栄養素を摂ればいい?」「髪の毛の成長に悪い食べ物はある?」など疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は髪の毛は食べ物や飲み物によって増えるのか、髪の毛の成長に必要な栄養素や髪の毛を増やすおすすめの食べ物や飲み物、避けた方がいい食べ物などについてご紹介します。

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髪の毛を増やす食べ物はある?


髪の毛を増やす食べ物はある?

髪の毛は、特定の食べ物を摂取することで増えるという科学的根拠はありません。

髪の毛を健康的に維持するためには、ストレスの管理や適度な運動、適切なヘアケアに加えて、髪の成長に必要な栄養素を毎日の食事で取り入れてみるのもよいでしょう。



髪の毛の成長に必要な栄養素


髪の毛を増やしたい方は、髪の成長に必要な栄養素を含む食べ物を選びましょう。

主食や主菜、副菜や汁物を組み合わせたバランスの良い食事の中で、髪の成長に必要な栄養素を多く含む食べ物を取り入れてみるといいですね。

①:良質なたんぱく質

髪の毛の構成成分でもあるたんぱく質。髪の成長が気になる方は「良質なたんぱく質」を毎日の食事で取り入れてみるのもよいでしょう。
良質なたんぱく質は、たんぱく質含有量が高く体内で効率よく利用されるメリットがあります。

たんぱく質を効率的に補いたい方は、肉類や魚介類、豆類や卵類などの良質なたんぱく質を積極的に摂取しましょう。



②:亜鉛

髪の毛の健康を維持するのに必要な成分である「亜鉛」を多く含む食べ物を取り入れてみるのもよいでしょう。
亜鉛は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素で、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持にも役立つ栄養素です。

極端に食事量を減らすようなダイエットをしている方や偏った食事をしている方は、亜鉛が不足しやすいので積極的に摂取するように心がけましょう。



③:ビタミンA

皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素の「ビタミンA」を取り入れるのもよいでしょう。
ビタミンAは肉類や魚介類、野菜類などさまざまな食品に含まれています。

普通に食事をとる分には問題ありません。しかし、レバーなどビタミンAを多く含む食べ物を過剰に摂取するのは避けましょう。ビタミンAの過剰摂取によって、頭痛などの健康障害が現れる可能性があります。




髪の毛を増やすおすすめの食べ物 一覧


毎日の食事で取り入れやすい、髪の毛を増やす食べ物をご紹介します。
特定の食材を摂取することで、すぐに髪の毛が増えるというわけではありません。髪の毛の成長に必要な栄養素であるたんぱく質や亜鉛、ビタミンAなどを多く含む食べ物を選びましょう。

①:卵

卵
卵は良質なたんぱく質で、髪の毛を増やしたい方におすすめの食べ物。卵黄には、亜鉛やビタミンAなどの髪の毛の健康維持にいい栄養素も含まれています。

脂溶性ビタミンでもあるビタミンAは、油と一緒に調理をすることでより効率よく栄養を吸収できます。卵のビタミンAを効率よく摂取したい場合は、目玉焼きにしたり野菜と一緒に炒めたりして食べるのもよいでしょう。

②:レバー

レバー

レバーには、亜鉛やビタミンA、たんぱく質が豊富に含まれています。普段あまりレバーを食べないという方は、意識して摂取してみてください。
ビタミンAは鶏レバーが最も多く、たんぱく質と亜鉛は豚レバーが最も多く含まれています。補いたい栄養素に合わせてレバーの種類を選ぶとよいでしょう。

手軽にレバーを食事で取り入れたい方は、味付けされた缶詰を利用したり瓶詰めされたレバーペーストを使ったりしてみるのもいいですね。

③:牛肉(かたロース)

牛肉(かたロース)

牛肉の中でもかたロースは、亜鉛やビタミンAが豊富に含まれています。薄切りで販売されていることが多く、炒め物や煮物などの料理で幅広く使えるのでおすすめです。
牛肉の亜鉛はたんぱく質やビタミンCと一緒に摂取することで、効率よく吸収できます。ピーマンやパプリカと炒めたり、仕上げにレモン汁を絞って食べたりするとよいでしょう。

外食が多い場合はごはんや麺類などの炭水化物に偏らないように、牛肉が入ったメニューを選ぶ意識を持っておくといいですね。

④:小魚(かたくちいわし)

小魚(かたくちいわし)

小魚として販売されているかたくちいわしは、亜鉛やビタミンAが豊富な食べ物です。
よく噛んで食べる必要があるので、普段食べ過ぎてしまう方やダイエット中の方の間食にも向いています。

小魚はそのまま食べられるものが販売されていますが、千切りのにんじんやピーマンなどの野菜と一緒にオリーブオイルや塩こしょうと合わせて漬けておくとマリネにも変わるので、普段の副菜としてもおすすめです。

⑤:かき

かき

海のミルクとも呼ばれるかきは、良質なたんぱく質で亜鉛やビタミンAも豊富な食べ物です。髪の毛の成長に必要な栄養素をまとめて補いたい方は、ぜひ毎日の食事でかきを取り入れてみてください。
かきの表面にはぬめりがあるため、しっかり洗い落とすために塩や片栗粉で水洗いする必要があります。

下ごしらえがめんどくさい場合は、缶詰や燻製かきなどの加工食品を利用するのもよいでしょう。

⑥:鶏むね肉(皮付き)

鶏むね肉(皮付き)

鶏むね肉は、低カロリー低糖質な良質のたんぱく質です。ダイエット中の方やトレーニング後の食事にも向いています。
特に皮の部分には、ビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAを補いたい方は、皮付きのままステーキにして食べるのもよいでしょう。

鶏むね肉はコンビニでサラダチキンとして販売されています。外出先でも良質なたんぱく質を補いたい方は、ぜひサラダチキンを選んでみてください。


髪の毛を増やす食べ物を摂る際の注意点


髪の毛を増やす食べ物を摂る際の注意点

髪の毛を直接的に増やす食べ物は存在しません。良質なたんぱく質や亜鉛、ビタミンAは、あくまでも髪の毛の成長に必要な栄養素であるため、特定の食材ばかりに偏る食生活には注意が必要です。

亜鉛やビタミンAは、過剰に摂取すると頭痛や腹痛、嘔吐や倦怠感などの健康被害が現れる恐れもあります。またビタミンAは、妊娠3カ月以内または妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないよう特に気をつけましょう。

普段の食事に、良質なたんぱく質や亜鉛、ビタミンAを含む食べ物を意識して取り入れて適量を楽しみましょう。


『髪の毛を増やす食べ物』に関するQ&A


『髪の毛を増やす食べ物』に関するQ&A

「髪の毛の水分を増やす食べ物はある?」「髪の毛を増やす飲み物はある?」「髪の毛に悪い食べ物は?」など疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は髪の毛を増やす食べ物に関するよくある質問にお答えしていきます。

髪の毛の水分を増やす食べ物はある?
髪の毛の水分は、ヘアカラーやパーマ、熱によるダメージや加齢による頭皮の水分量の減少などさまざまな原因が考えられます。

食べ物や飲み物によって髪の毛の水分量が増えるという科学的根拠は現在ありませんが、毎日のヘアケアやストレス管理に加えて食生活の見直しをすることで変わることがあります。
髪の毛の量は食べ物で増える?
髪の毛の量が、特定の食べ物によって増えるという科学的根拠はありません。

しかし栄養バランスのとれた食事は、髪の毛の健康を維持するためにも必要です。主食、主菜、副菜や汁物を組み合わせたバランスのいい食事に、髪の毛の成長に必要な栄養を多く含む食材を取り入れてみましょう。
髪の毛を増やす飲み物は何?
一般的な食品で、髪の毛を増やす飲み物というものは存在していません。髪の成長に必要な栄養素であるたんぱく質やビタミンAが補える飲み物を選ぶとよいでしょう。

たんぱく質を補える牛乳や豆乳は、コンビニでも販売されているので手軽に飲みたい方におすすめです。ビタミンAが豊富なにんじんジュースや野菜ジュースは、普段の間食やジュースを好む方に向いています。
髪の毛に悪い食べ物はある?
糖質量の多い食べ物や揚げ物などの脂っこい食事は、髪の成長に悪い影響をもたらす可能性があります。

また塩分の多い食事やアルコールの飲み過ぎなど、脱水症状になりやすい状態は頭皮の乾燥につながる恐れもあるため避けましょう。
髪の毛を増やす食事はどんなもの?
髪の毛の健康を維持したい方は、バランスのいい食事を心がけましょう。

炭水化物である「主食」、肉や魚などのたんぱく質が使われた「主菜」野菜類や海藻類などのビタミン・ミネラルが豊富な「副菜」「汁物」を組み合わせて食事をとりましょう。


まとめ


まとめ

年齢を重ねるごとに気になる方も多くなる髪の毛の悩み。髪の毛は加齢やホルモンの影響、ストレスなどの影響によっても減ってしまいます。
髪の毛が特定の食べ物によって増えるという科学的根拠は現在ありません。

髪の毛を増やしたい方は、ストレスの管理や運動、ヘアケアなどに加えて普段の食生活も見直してみましょう。髪の毛の成長に必要な栄養素である「良質なたんぱく質」「亜鉛」「ビタミンA」を多く含む食材を積極的に取り入れてみるといいですね。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 谷岡 友梨 管理栄養士/離乳食アドバイザー

    執筆・監修者

    管理栄養士として保育園で勤務後、クリニックにて栄養指導等にも携わる。現在は栄養相談や離乳食のレシピ開発、記事執筆などを行なっている。

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