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唇がかゆいのはストレスが原因?考えられる理由と対処法を解説!|放置NGな症状と受診目安も【薬剤師執筆】

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2026/3/10
4,411
「唇 かゆい 原因」「唇 かゆい 口唇炎」「唇 かゆい アレルギー」などで検索している方の多くは、唇がムズムズするようなかゆみの原因がわからず悩んでいるのではないでしょうか。

中には、「もしかしてストレスのせい?」と不安に感じている方もいることでしょう。

唇は非常にデリケートな部位であり、ストレスなどによる自律神経の乱れにより、唇のバリア機能が弱まり、かゆみや炎症が引き起こされることがあります。また、その症状の影には、アレルギーや感染症が潜んでいる可能性も。

本記事では、薬剤師の視点から、各原因とかゆみの関係性や、セルフケアで様子を見て良いライン、早急に受診すべき症状の目安などを分かりやすく解説します。
繰り返す唇のトラブルを正しくケアしたい方は、ぜひ参考にしてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
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  • 視点① ユーザー目線で解説
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    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
    必要な情報をお伝えします。
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2. 当コラムにおける一般医薬品に関する情報は、読者、消費者の方々に適切な商品選択をして頂くことを目的に、薬剤師等に対して当社より課題、テーマを提示の上、執筆を依頼しております。主眼は、商品より成分であり、PR記事の場合を除き、特定の商品に関する執筆を依頼しているわけではなく、また特定の医薬品製造事業者等(以下「メーカー等」といいます)からの販売又は紹介に関する対価が発生するものではありません。

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唇がかゆいのはストレスが原因?


薬剤師

小浦 良祐さんのコメント

唇は皮膚が薄く、心身のコンディションが表れやすい部位です。
検査などでは異常がないのにムズムズする場合、ストレスによる自律神経の乱れが、唇の知覚神経を過敏にさせている可能性が考えられます。

まずは、唇がかゆい場合に、考えられる理由と対処法についてみていきましょう。

考えられる理由と対処法

唇にかゆみが生じる主な原因として、以下のような原因が挙げられます。

口唇炎: ストレスや栄養不足、乾燥などにより唇全体に亀裂や炎症が起きた状態です。
アレルギー: リップや口紅などの化粧品やナッツ類などの食べ物、歯科金属などによるアレルギー反応が生じ、唇に炎症が生じることがあります。
感染症(口唇ヘルペス): 潜伏していたウイルスが、ストレスなどにより免疫力が低下した際に活性化することで生じます。特有のピリピリ感やかゆみといった症状が出現します。

いずれの場合にも、まずは十分な休養とバランスの良い食事を摂ることが大切です。唇の乾燥や亀裂に対しては、刺激の少ないワセリンなどで保護することも有効です。数日経っても改善しない、あるいは痛みや多数の水疱ができる場合には、早めに専門医へ相談しましょう。


唇にかゆみが出やすい理由


唇は顔の他の部位と異なり、角質層が薄く、皮脂を分泌する皮脂腺や汗腺がありません。

そのため、自ら油分の膜を作れないことから、水分が蒸発しやすくバリア機能も低い非常にデリケートな構造をしています。
ストレスや疲労で自律神経が乱れると、血流が悪化してターンオーバーが乱れ、唇のバリア機能がさらに低下します。

また、バリア機能が低く外部刺激に対する防御力が弱いため、少しの刺激でも知覚神経が反応し、かゆみやムズムズ感などの症状が現れやすくなります。

一時的なかゆみと注意すべき・放置NG症状

一時的なかゆみの多くは、乾燥や軽い体調不良によるバリア機能の低下が原因であり、休養とワセリンなどによる保湿で自然に改善します。

しかし、唇に小さな水疱ができている場合は口唇ヘルペスの可能性が高く、放置すると他部位や他人に感染を広げる恐れがあるため注意が必要です。

また、唇全体が強く腫れ上がる、皮が剥けてジュクジュクする「びらん」が生じるといった症状は、重症の湿疹やアレルギー反応のサインである可能性が高いため、自己判断で対応せず医療機関を受診しましょう。


唇のかゆみのケアに使える市販薬の選び方


唇のかゆみのケアに使える市販薬の選び方

これまで解説を行なってきた内容を踏まえ、唇のかゆみケアに効果が期待できる市販薬の選び方を解説します。

ご自身の症状の原因や状態に合った市販薬選びの参考にしてください。

唇の炎症を抑えたい方には抗炎症成分含有外用薬

赤みや腫れ、ヒリヒリ感を伴う「炎症」によりかゆみが起きている場合は、直接患部へ作用する抗炎症成分を配合した塗り薬が適しています。

代表的な抗炎症成分には、グリチルレチン酸やアラントインなどが挙げられます。
一方で、抗炎症作用をもつ成分として代表的なステロイド成分は、自己判断で唇に使用することはおすすめしません。

症状の原因がヘルペスウイルスなどが原因である場合、ステロイドの免疫抑制作用により症状が悪化する恐れがあります。そのため、判断に迷う際は薬剤師に相談してください。

デリケートな部位でも安心!非ステロイド軟膏について以下の記事で詳しく解説↓



かゆみを体の内側からケアしたい方には抗ヒスタミン成分含有内服薬

「かゆみが気になり眠れない」「かゆみで無意識に患部を触ってしまう」といった場合は、飲み薬による内側からのケアが適しています。

特に、抗ヒスタミン成分を配合した内服薬は、かゆみの元となるヒスタミンの働きをブロックし、過敏になった神経を鎮めてくれます。
唇が荒れ塗り薬の使用に抵抗がある方や、なるべく早くかゆみを抑えたい方におすすめです。

ただし、成分によっては眠気が出やすいものもあるため、服用後の運転や作業には十分注意が必要です。

飲み薬で唇にアプローチしたい方は以下の記事もチェック↓


かゆみの原因(ストレス、栄養不足)にアプローチしたい方には漢方・ビタミン成分含有

ストレスや疲れによるバリア機能の低下が疑われる場合は、根本的な立て直しを目指す成分を取り入れましょう。

皮膚や粘膜の健康維持や疲労回復に大切なビタミンB2やB6などのビタミンB群は、唇の荒れを繰り返す方におすすめの栄養成分です。
また、ストレスの影響が強い場合は、炎症を鎮めつつ体全体のバランスを整える「黄連解毒湯」などの漢方薬も選択肢に入ります。

これらは即効性に乏しい反面、数日間飲み続けることで、かゆみが出にくい状態へと導いてくれる点がメリットです。


【薬剤師厳選】唇のかゆみケアに使える市販薬おすすめ 9選

薬剤師 小浦 良祐さん厳選

ここでは、ドラッグストアで購入できる製品の中から、薬剤師が成分構成に基づいて厳選した、タイプ別の頼れる市販薬12選をご紹介します。ご自身の状態に合ったものを見つけましょう。

薬剤師の画像

薬剤師 小浦 良祐さん 厳選

唇のかゆみケアに使える市販薬おすすめ 9選を比較
該当項目:
該当項目:
該当項目:
商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状

森下仁丹

メディケア デンタルピルクリーム 5g

795

送料:要確認

唇の炎症をステロイド成分でしっかり改善

クリーム

ロート製薬

メンソレータムヒビプロLP 6g

650

送料:要確認

乾燥によるつらいひび割れ・炎症に効く

軟膏

ロート製薬

メンソレータム メディカルリップnc 8.5g

589

送料:別

乾燥により荒れた唇を5つの有効成分で治療

ジェル

資生堂化粧品

モアリップN 8g

794

送料:要確認

5つの成分が口唇炎などの荒れに効く

クリーム

池田模範堂

ムヒAZ錠 24錠

1,338

送料:別

1回服用で長く効くかゆみ止め

錠剤

興和

レスタミンコーワ糖衣錠 120錠

1,038

送料:別

子どもでも使える糖衣錠のかゆみ止め

錠剤

第一三共ヘルスケア

アレルギール錠 110錠

645

送料:要確認

皮膚のかゆみに効く内服のかゆみ止め

錠剤

クラシエ薬品

漢方セラピー黄連解毒湯 24包

1,168

送料:要確認

イライラする傾向がある方の皮膚炎に

顆粒

エーザイ

チョコラBBプラス 60錠

1,045

送料:別

ビタミンB不足による皮膚トラブルに効く

錠剤


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  • 漢方薬・生薬
  • 催眠鎮静剤
  • 生活習慣病改善薬

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唇の炎症を抑えたい方におすすめ 抗炎症成分含有外用薬 4選

唇の炎症が原因となるかゆみには、抗炎症成分配合の塗り薬がおすすめです。抗炎症成分の配合に加え、デリケートな唇に負担をかけにくい低刺激設計のものや、荒れた組織の修復を促す成分を配合したものを中心に選びました。

薬剤師おすすめ

唇の炎症をステロイド成分でしっかり改善
森下仁丹
メディケア デンタルピルクリーム 5g
唇の炎症を抑えたい方に
  1. 2つの有効成分
  2. ステロイド成分配合
  3. クリームタイプ
  4. 口腔内にも使用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • つらい唇の炎症を抑えたい方に

ステロイド成分のプレドニゾロンと殺菌成分のセチルピリジニウム塩化物水和物が唇の炎症によく効きます。

唇の炎症以外にも、口内炎や歯肉炎などの炎症にも使用することができます。3歳を目安に子どもにも使用できます。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中
プレドニゾロン 0.2g
セチルピリジニウム塩化物水和物 0.1g
効果・効能 口唇炎、口角炎、口内炎、歯肉炎、歯齦炎
用法・用量 1日数回、適当量を清潔な指先、又は脱脂綿につけて、患部に塗擦
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 3歳以上を目安に

薬剤師おすすめ

乾燥によるつらいひび割れ・炎症に効く
ロート製薬
メンソレータムヒビプロLP 6g
唇の炎症を抑えたい方に
  1. 5つに有効成分配合
  2. 軟膏タイプ
  3. 患部に密着処方

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • つらい唇のひび割れや炎症を治したい方に

有効成分アラントイン・パンテノール・ビタミンE誘導体含め5つの有効成分が乾燥による唇のひび割れや炎症を改善します。

基材のワセリンで患部にしっかり密着し、保護します。特に就寝前の使用が効果的です。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 100g中
アラントイン 0.5 g  
パンテノール 0.5g
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体) 0.2g
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 0.1g
グリチルレチン酸 0.3g
効果・効能 口唇のひびわれ、口角炎、口唇のただれ、口唇炎
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 軟膏
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし

薬剤師おすすめ

乾燥により荒れた唇を5つの有効成分で治療
ロート製薬
メンソレータム メディカルリップnc 8.5g
唇の炎症を抑えたい方に
  1. 5つの有効成分配合
  2. ジェルタイプ
  3. ノンメントール
  4. 無香料・無着色

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 荒れた唇を治療したい方に

殺菌作用のあるセチルピリジニウム塩化物水和物や非ステロイドの抗炎症成分であるグリチルレチン酸をはじめ5つの有効成分が荒れた唇を治療します。

ノンメントールタイプで荒れた箇所にもやさしい使い心地です。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体) 0.2%
グリチルレチン酸 0.3%
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 0.1%
アラントイン 0.5%
セチルピリジニウム塩化物水和物 0.1%
効果・効能 口唇のひびわれ、口唇のただれ、口唇炎、口角炎
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 ジェル
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし

薬剤師おすすめ

5つの成分が口唇炎などの荒れに効く
資生堂化粧品
モアリップN 8g
最安値
794円(税込)
唇の炎症を抑えたい方に
  1. 5つの有効成分配合
  2. クリームタイプ
  3. 無香料・無着色
  4. 直接塗れるチューブタイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 患部に直接使用できる医薬品リップをお探しの方に

有効成分に抗炎症成分のグリチルレチン酸や修復成分のアラントイン、3種のビタミンを配合。口唇炎などの唇の荒れに効果を発揮します。

無香料・無着色で荒れた唇に優しい処方です。直接塗ることができるチューブタイプ。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1g中
アラントイン5mg
グリチルレチン酸3mg
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)2mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)1mg
パンテノール5mg
効果・効能 口唇のひびわれ、口唇のただれ、口唇炎、口角炎
用法・用量 1日数回、適量を患部に塗布
剤形・形状 クリーム
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 記載なし

かゆみを体の内側からケアしたい方におすすめ 抗ヒスタミン成分含有内服薬 3選

「かゆくて無意識に触ってしまう」「かゆみが気になり眠れない」という方には抗ヒスタミン成分配合の内服薬がおすすめです。幅広い年齢に使用できるものや、長い時間効果を発揮するタイプのものを中心に選びました。

薬剤師おすすめ

1回服用で長く効くかゆみ止め
池田模範堂
ムヒAZ錠 24錠
かゆみを体の内側からケアしたい方に
  1. 単一成分
  2. 錠剤タイプ
  3. 長時間持続型
  4. 1回1錠

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 長く効くかゆみ止めが欲しい方に

ムヒAZ錠は、有効成分に第2世代抗ヒスタミン成分のアゼラスチン塩酸塩を配合。塗薬では対応しきれないつらいかゆみに体の内側から効きます。1回1錠で約12時間効果が持続する持続性のかゆみ止めです。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 2錠中
アゼラスチン塩酸塩 2mg
効果・効能 じんましん、しっしん・かぶれによる次の症状の緩和:皮ふのはれ、かゆみ
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
用法・用量 次の量を朝食後及び就寝前に服用
成人(15才以上) 1回1錠 1日2回
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 使用不可
使用が可能な年齢 15歳以上

薬剤師おすすめ

子どもでも使える糖衣錠のかゆみ止め
興和
レスタミンコーワ糖衣錠 120錠
かゆみを体の内側からケアしたい方に
  1. 単一成分
  2. 糖衣錠タイプ
  3. 5歳から使用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • シンプルな処方を好む方に

レスタミンコーワ糖衣錠は、有効成分に抗ヒスタミン成分であるジフェンヒドラミン塩酸塩を配合。アレルギーによる炎症やかゆみなどの不快な症状を改善します。糖衣錠で飲みやすく、5歳から使用可能。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 9錠中
ジフェンヒドラミン塩酸塩 90mg
効果・効能 じん麻疹、湿疹、かぶれ、かゆみ、鼻炎
用法・用量 成人(15歳以上) 1回3錠 1日3回
11歳以上15歳未満 1回2錠 1日3回
5歳以上11歳未満 1回1錠 1日3回
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用不可
使用が可能な年齢 5歳以上

薬剤師おすすめ

皮膚のかゆみに効く内服のかゆみ止め
第一三共ヘルスケア
アレルギール錠 110錠
かゆみを体の内側からケアしたい方に
  1. 4つの有効成分
  2. 抗ヒスタミン成分配合
  3. 錠剤タイプ
  4. 4歳から使用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 子どもに使えるかゆみ止めをお探しの方に

アレルギール錠は、抗ヒスタミン成分のクロルフェニラミンマレイン酸塩をはじめ4種類の有効成分を配合した内服のかゆみ止めです。じんましんや皮膚のかゆみ、くしゃみ・鼻水などの鼻炎症状に効果を発揮します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 9錠中
クロルフェニラミンマレイン酸塩 13.5mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)22.5mg
グリチルリチン酸カリウム 180mg
グルコン酸カルシウム水和物 1,350mg
効果・効能 皮膚のかゆみ、湿疹、じんましん、皮膚炎、かぶれ
鼻炎
用法・用量 成人(15歳以上)
1回服用量 3錠
1日服用回数 2~3回
7~14歳
1回服用量 2錠
1日服用回数 2回
4~6歳
1回服用量 1錠
1日服用回数 2回
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 4歳以上

かゆみの原因(ストレス、栄養不足)にアプローチしたい方におすすめ 漢方・ビタミン成分含有内服薬 2選

ストレスや疲労、偏った食生活で唇のバリアが弱っている方向けの市販薬です。皮膚の健康維持や疲労回復に効果があるビタミンB群製剤や、内側の熱を冷ましてストレスによるイライラや炎症を鎮める漢方薬など、内側からのケアに役立つ製品をご紹介します。


薬剤師おすすめ

イライラする傾向がある方の皮膚炎に
クラシエ薬品
漢方セラピー黄連解毒湯 24包
かゆみの原因(ストレス、栄養不足)にアプローチしたい方に
  1. 漢方薬
  2. 顆粒タイプ
  3. 個包装
  4. 生後3ヶ月から服用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • イライラ傾向があり皮膚のかゆみでお悩みの方に

黄連解毒湯は、4種類の生薬から構成されている漢方薬です。イライラして落ち着かない方の皮膚炎や皮膚のかゆみを改善します。個包装の顆粒タイプで、生後3ヶ月以上から服用することができます。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包(1包1.0g)中
黄連解毒湯エキス(1/2量) 700mg
(オウゴン1.5g、サンシシ1.0g、オウレン・オウバク各0.75gより抽出。)
効果・効能 体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎
用法・用量 1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15歳以上) 1回1包
15歳未満7歳以上 1回2/3包
7歳未満4歳以上 1回1/2包
4歳未満2歳以上 1回1/3包
2歳未満    1回1/4包
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 生後3ヶ月以上


薬剤師おすすめ

ビタミンB不足による皮膚トラブルに効く
エーザイ
チョコラBBプラス 60錠
かゆみの原因(ストレス、栄養不足)にアプローチしたい方に
  1. 5つの有効成分配合
  2. 錠剤タイプ
  3. 小粒で飲みやすい

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • ビタミンB2が不足がちな方に

チョコラBBプラスは、ビタミンB2をはじめビタミンB6など5種類のビタミンを配合。肌荒れやニキビ、肉体疲労時のビタミンB2の補給に効果を発揮。小粒の錠剤で飲みやすい点がポイントです。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 2錠中
リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2リン酸エステル) 38mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 50mg
チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩) 20mg
ニコチン酸アミド 40mg
パントテン酸カルシウム 20mg
効果・効能 次の諸症状の緩和:肌あれ、にきび・吹き出物、口内炎、口角炎(唇の両端の腫れ・ひび割れ)、 口唇炎(唇の腫れ・ひび割れ)、皮膚炎、湿疹、かぶれ、ただれ、舌の炎症、 赤ら顔に伴う顔のほてり、目の充血、目のかゆみ
次の場合のビタミンB2の補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時
用法・用量 次の量を朝夕食後に水またはお湯で服用
成人(15歳以上) 1回1錠 1日2回
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 15歳以上

唇のかゆみケアのポイントや注意点について


薬剤師

小浦 良祐さんのコメント

唇のかゆみを早く鎮めるためには、正しいケアと注意点を知っておくことが大切です。
良かれと思って選んだ薬や習慣が、逆に症状を長引かせることもあるため、以下の注意点を必ず確認しておきましょう。

かきむしりによる悪化リスク

かゆみに耐えられず、唇を強くこすったり爪でかいたりすることは厳禁です。

唇の皮膚は非常に薄く傷がつきやすいため、かくことで炎症が悪化し更なるかゆみを引き起こす可能性があります。
また、傷から細菌やウイルスなどが感染するリスクも高くなります。さらに、かき壊して「びらん」状態になると、治った後も色素沈着や傷跡が残る恐れがあります。
どうしてもかゆみが気になるときは、清潔な濡れタオルなどで冷やして感覚を鈍らせ、物理的な刺激を最小限に抑えるよう意識しましょう。

ステロイド外用薬の使用注意

ステロイド外用薬は高い抗炎症作用を持ちますが、自己判断での唇への使用には注意が必要です。

もし、かゆみの原因が口唇ヘルペスなどの感染症だった場合、ステロイドがもつ患部の免疫抑制作用により、ウイルスなどが更なる増殖を引き起こし症状を悪化させてしまう可能性が高くなります。
また、唇は皮膚が薄くステロイドの吸収率が高いため、適切なランクのステロイドを選び使用することが重要です。判断に迷った際は、医師や薬剤師に相談をしましょう。

改善しない場合の受診目安

「かゆみが1週間以上続く」「市販薬などでケアをしても良くならない」「どんどん症状が悪化する」といった場合は、受診を検討しましょう。

特に、唇全体が赤く腫れている、多数の水泡がある、広くびらんがあるといった場合には注意が必要です。
また、口唇ヘルペスについても、市販薬で対応できますが「再発」のものに限られます。そのため、初めて口唇ヘルペス疑いの症状が出現した場合には、受診が必要です。
いずれも受診先は、皮膚科が適しています。もし、特定の食べ物や化粧品を使った直後に症状が出た心当たりがある場合には、アレルギー検査が可能な医療機関を選びましょう。


『唇のかゆみ』『ストレス』に関するQ&A


『唇のかゆみ』『ストレス』に関するQ&A

ここでは、特に皆さんからの問い合わせが多い「ストレスとかゆみの関係」や「受診の判断」に関する疑問に対して、Q&A形式で分かりやすくお答えします。

唇のかゆみは自然に治る?
軽度の乾燥や一時的な体調不良が原因であれば、数日の保湿と休息で自然に治ることがほとんどです。しかし、徐々にかゆみが強くなったり、1週間程度経過しても改善しない場合には注意が必要です。また、口唇ヘルペスでは、症状が軽い場合でも、原因のウイルスを他者へ感染させてしまうリスクがあります。「いつもの荒れと違う」と感じたら、薬剤師や医師に相談し、適切なケアを行うことが早期回復への近道です。
ストレスを減らせば症状は改善する?
ストレスを軽減することは、自律神経を整え、唇のバリア機能を維持・回復させるために有効です。リラックスすることで、神経の過敏状態が鎮まり、かゆみが引いていくケースも少なくありません。ただし、すでに炎症が起きていたり、免疫力の低下によりヘルペスウイルスが活性化している場合には、ストレス対策だけでは不十分です。生活環境の改善と並行して、必要に応じ抗炎症薬などの塗り薬などを併用することも検討しましょう。
何科を受診すればいい?
唇のかゆみや荒れは、皮膚の専門家である皮膚科を受診することをおすすめします。唇のかゆみがある場合、自己判断では原因の特定が難しい場合が多いため、専門医による視診で、単なる荒れなのか感染症なのかを見極めてもらうことが有効です。また、特定の食べ物や金属(歯科矯正など)が原因として疑われる場合は、アレルギー科が併設されているクリニックを選ぶと良いでしょう。パッチテストなどのアレルギー検査もスムーズに行うことができます。
症状が悪化する前に、まずは近隣の皮膚科へ足を運んでみてください。

まとめ


まとめ

唇のかゆみは、ストレスによる自律神経の乱れやバリア機能の低下が深く関わっています。軽度なら保湿と休息で十分に改善しますが、多数の水疱や強い炎症がある場合には素早い対応が必要です。まずは自分の症状を正しく見極め、必要に応じて市販薬の使用を検討しましょう。ただし、セルフケアで数日経っても改善しない場合や症状が悪化する場合には、迷わず皮膚科を受診してください。ストレスケアを行うとともに、正しい知識でデリケートな唇の健康を守っていきましょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 小浦 良祐 薬剤師

    執筆・監修者

    新卒で大手ドラッグストアに就職し、管理薬剤師のほか地域連携担当、リクルーターを経験。その後、調剤薬局へ転職し在宅医療と予防医療について学ぶ。また、患者さんの経済的な不安を解消したいと思い2021年に2級ファイナ...

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