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【薬剤師が解説】カコナール | 第一三共ヘルスケア【効果/副作用】

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2023/4/28
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少し寒気があったり、頭痛、首の後ろがこわばるような感じがある風邪を経験したことはないでしょうか?
風邪の初期に起こる諸症状を放置すると、風邪がひどくなる場合もあります。このように風邪の初期に古くから使われてきたのが葛根湯です。葛根湯は、漢方薬の中でも代表的なもので発汗を促すことで熱を下げる効果があります。最近の医学的な研究でも抗炎症作用などがあることも確認されています。また、体を温める効果から、風邪の初期症状だけでなく慢性頭痛や緊張型頭痛、肩こりなどのうなじや背中が緊張している状態を改善する効果もあります。

※この情報は2020年9月時点のものです。

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カコナールとは


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カコナール

最安値 680円 (税込)

 

 

カコナールは、古くから風邪の初期症状に使われてきた漢方薬である葛根湯を抽出して飲みやすくしているのが特徴です。煎じ薬に近い製法で抽出しているため葛根湯本来の効果を感じやすくなっています。葛根湯と同様に眠くなる成分を含んでいないため、ドライバーや受験生など眠気が出ると困る方にも服用できる薬剤です。


寒気がある、熱っぽい、首の後ろがこわばるなどの風邪のひきはじめに使用すると効果的です。基本的には急性期の風邪症状に使用するので2日を目安に使用してください。その他にも、身体を温めて血流を良くするため、肩の痛みや首回りの緊張が原因の頭痛にも効果があります。

効果・効能

体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み


成分・分量

90mL(30mL×3本)中の成分は次のとおりです。

成分 分量
葛根湯抽出液  90mL
[下記生薬の水製抽出液]
日局カッコン………8g
日局マオウ…………4g
日局タイソウ………4g
日局ケイヒ…………3g
日局シャクヤク……3g
日局カンゾウ………2g
日局ショウキョウ…1g
[添加物]
D-ソルビトール、白糖、安息香酸Na、パラベン、香料、プロピレングリコール、エタノール


用法・用量

年齢 1回服用量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1本 3回
15歳未満 服用しないでください。

副作用

カコナールの副作用としては皮膚に発疹、発赤、かゆみ、消化器症状として吐き気、食欲不振、胃部不快感があります。
その他にも、甘草を含んでいるため偽アルドステロン症を起こすことがあります。偽アルドステロン症によって手足のだるさ、痺れ、つっぱり感やこわばりに加えて脱力感、筋肉痛が起こることがあります。


肝機能障害をひきおこす可能性もあります。発熱、かゆみ、黄疸、褐色尿、全身のだるさ食欲不振などがあらわれます、
このような症状があらわれた場合は服用を直ちに中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
また、次に該当する人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸の弱い人
(5)発汗傾向の著しい人
(6)高齢者
(7)今までに薬などにより発疹、発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
(8)次の症状のある人:むくみ、排尿困難
(9)次の診断を受けた人:高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害


カコナールとの飲み合わせ





葛根湯は、甘草という生薬が配合されています。甘草は様々な漢方に含まれてますが、副作用として偽アルドステロン症が知られています。

偽アルドステロン症は手足の力が抜けたり、血圧が上がるなどの症状を起こすことがあります。甘草の主成分であるグリチルリチンも偽アルドステロン症を起こすことが知られているため、葛根湯以外の漢方薬やグリチルリチンが配合されている風邪薬、胃腸薬を服用する場合には注意が必要です。


その他にも、マオウやエフェドリン含有製剤、MAO阻害薬、甲状腺製剤、カテコールアミン製剤、キサンチン製剤など医薬品と一緒に服用すると不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等が強くあらわれることがあるので他に服用しているお薬がある場合には医師、薬剤師、登録販売者に相談してください。


カコナールに関するQ&A


最後にカコナールに関する良くある質問に答えます。

カコナールはどのくらいの間隔で服用すればいいですか。

薬剤師

廣瀬 安國さんのコメント

カコナールは1日3回服用するため4〜5時間程度は間隔を開けるようにしてください。漢方薬は空腹時のほうが吸収がよいとされているので食間(食事と食事の間)に服用してください。

カコナールはどのくらい継続して飲んでもいいですか?



薬剤師

廣瀬 安國さんのコメント

普通の風邪に使用する場合には5〜6回(2日間)までを目安に服用してください。2日以上続くようでしたら症状が慢性化していたり、他の病気などの可能性もあるので医師、薬剤師又は登録販売者に相談するようにしてください。

筋肉痛や肩こり、頭痛などに使用する場合には、1ヶ月くらい服用しても改善がない場合には医療機関を受診してください。


カコナールは妊娠中や授乳中に飲んでもいいですか?

薬剤師

廣瀬 安國さんのコメント

妊娠中の体調不良は、風邪以外の原因も考えられるので主治医に相談するようにしてください。
授乳中でも服用することができますが、わずかに母乳中に薬の成分が移行する可能性もあるので赤ちゃんが味を感じる可能性もあります。気になる場合は授乳後に服用するようにしてください。


喉が痛くて咳が出るのですが、カコナールでも効果がありますか?

薬剤師

廣瀬 安國さんのコメント

咳、喉の痛みを直接抑えるような効果は期待できないため、発熱やくしゃみ、鼻水などの症状がない場合は、咳止めのお薬やトローチ剤、うがい薬で2、3日様子をみるか、医療機関を受診するようにしてください。



高齢者に使用する場合は相談することとありますがなぜですか?

薬剤師

廣瀬 安國さんのコメント

高齢になってくると肝臓や腎臓の機能が若い頃に比べると低下します。そのため、薬の成分が体の中に残りやすくなるので効果が過剰に強くなったり、副作用が現れたりする恐れがあります。
また、効能効果にある体力中等度以上とは、日常生活が問題なく送れるほどの体力のことなので体力が低下している高齢者に使用する場合には医療機関を受診すべきです。



まとめ


カコナールは古くから存在している漢方薬である葛根湯を抽出した薬剤で飲みやすいドリンクタイプです。身体を温めることで発汗を促して熱を下げることで風邪の初期症状に効果を発揮します。


寒気がある、熱っぽい、首回りがこわばるなどの風邪の初期症状がある場合には2日、筋肉痛、首回りの緊張が原因の頭痛などの場合には1ヶ月様子を見ても症状が改善しない場合には医師、薬剤師又は登録販売者に相談するようにしてください。


参考文献

・カコナール | 公式HP

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 廣瀬 安國 薬剤師

    執筆・監修者

    薬剤師。広島の大学を卒業後に福岡の調剤薬局に就職。現在は広島市内の調剤薬局にて勤務。ライターとしては2018年10月から活動開始。

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