目次
立ち仕事の腰痛に効く市販薬によく含まれている成分
イブプロフェンやアスピリン、そしてロキソプロフェン、ジクロフェナクなど市販薬によくみられる成分になります。
また、非ステロイド性消炎鎮痛剤が使えない人には、アセトアミノフェンや漢方薬が用いられることもあります。湿布薬では温湿布がよく用いられます。漢方薬では、女性の冷えを改善して痛みを和らげる処方を中心に用いられます。
①:非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)

腰痛に用いる薬で押さえておきたい成分は、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)で、ジクロフェナクやロキソプロフェン、イブプロフェン、アスピリンなどがあります。湿布などの貼付剤にもこれらの鎮痛成分が含まれるものがあります。
湿布薬では、冷湿布だけでなく、温湿布にも鎮痛成分が含まれるものが登場しています。立ち仕事における腰痛では、温めると楽になることが多いため、鎮痛成分を含む温湿布はおすすめです。
妊娠中は腰痛になりやすいですが、内服薬の場合、出産予定日12週以内の妊婦への使用はできないものがほとんどです。妊娠中に薬を使用する際は、使用前にパッケージや添付文書を必ず確認するようにしてください。気になる点がある場合はかかりつけ医や薬剤師に相談するようにしましょう。
②:サリチル酸メチルやアセトアミノフェンなどNSAIDs以外

NSAIDsが使用できない場合には、サリチル酸メチルやアセトアミノフェン、ノニル酸ワニリルアミドなどの成分を含む薬を使用します。サリチル酸メチルは、古くから湿布薬に配合されている成分です。
また、アセトアミノフェンは幼児から使用できる解熱鎮痛成分です。ノニル酸ワニリルアミドは、ツボ膏などに使用されている温感刺激成分で、血流を促すので腰痛の緩和と予防が同時に可能でしょう。
一方、漢方薬を使用するという方法もあります。この場合はシャクヤクやカンゾウ、ブシといった生薬を含む漢方薬が痛みに用いられます。
立ち仕事の腰痛を緩和できる市販薬の選び方・ポイント
ポイント①:NSAIDsの成分を重視する

おすすめの成分としては医療の現場で用いられる機会の多い痛み止め成分、ロキソプロフェンでしょう。現在は、内服薬、外用薬で配合されている製品があり、手に入れやすくなっています。
次はジクロフェナク、イブプロフェンもおすすめです。ロキソプロフェンの製品としては、貼付剤として、温湿布にも配合されているものがあり、立ち仕事の腰痛で皮膚かぶれがないようであれば、ロキソプロフェンの温湿布がおすすめできます。
ポイント②:非NSAIDsであることを重視する

NSAIDsを使用しない場合、アセトアミノフェンの内服薬、NSAIDsの入っていない湿布は重要です。
立ち仕事における腰痛であれば、血流の滞りからくるため温めることで改善することが多いといわれています。ノニル酸ワニリルアミドやトウガラシエキスなど温める成分が含まれるものを選んで使用してみましょう。
また、ツボ膏などは温感刺激効果が強く、痛みの改善と予防が同時に可能といえます。なお、注意点があり、温感刺激タイプの貼付剤を使用する際、入浴の1時間以上前に剝がさないと、入浴時に痛みや熱さを感じたりすることがあります。
ポイント③:内側から治すことを重視する

痛み止めを使用せず、漢方薬で体質から改善するという方法もあります。
腰痛に用いることが多い漢方薬は、体を温め、血流を改善させていくものが多く、さらにカンゾウやシャクヤク、ブシなど痛みを和らげる生薬が含まれている場合が多いです。医師の確認も必要ですが、妊娠中でも使用できるものもあり、多くの人が使用できるでしょう。
ただし、速効性は期待できないので(こむら返りの芍薬甘草湯以外)、はじめのうちは湿布や痛み止めの内服薬などと併用していくとよいでしょう。
【厳選】立ち仕事の腰痛を緩和するのにおすすめの市販薬 9選
ポイント①:NSAIDsのおすすめ市販薬 3選
NSAIDsのおすすめは、ロキソプロフェン、ジクロフェナクの成分を含むものがおすすめです。その中で3つ挙げました。

こんな方に
すぐれた効果を期待する方に
腰痛・生理痛などに悩む方に
ロキソニンのすぐれた効き目で痛みを抑える
「ロキソニンS」は痛みに速く効く解熱鎮痛剤です。有効成分ロキソプロフェンナトリウム水和物が、痛みや熱の原因物質であるプロスタグランジンの産生をすばやくおさえ、すぐれた効果を発揮します。眠くなる成分を含まず、1回1錠でよく効きます。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1錠中 ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg) |
| 効果・効能 | ●頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛 ●悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 成人(15歳以上)1回1錠1日2回まで 症状があらわれた時,なるべく空腹時をさけて服用して下さい。ただし、再度症状があらわれた場合には3回目を服用できます。服用間隔は4時間以上おいて下さい。 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:出産予定日12週以内は使用不可、それ以外は要相談 授乳中:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 直径約9mm |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | なし |
| 胃の粘膜を保護する成分 | なし |
| スーッとする成分 | なし |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
1日1回で仕事中もカバーしたい方に
無臭タイプで治療したい方に
無臭タイプの貼り薬で温めながら痛みを改善
痛みに直接効くロキソプロフェン温感タイプで、においも問題ない無臭タイプです。貼りやすくシワになりにくいテープ剤です。有効成分「ロキソプロフェンナト リウム水和物」が痛みのもととなるプロスタグランジンの産生を抑え、1日1回で痛みの芯まで浸透し、24時間鎮痛消炎効果を発揮します。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 膏体100g中 ロキソプロフェンナトリウム水和物8.1g (無水物として7.14g) |
| 効果・効能 | 腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫 |
| 用法・用量 | 1日1回患部に貼付 1日あたり4枚まで |
| タイプ | テープ剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 色 | 肌色 |
| 薬の匂い | 無臭 |
| かぶれやすいタイプ | かぶれる可能性あり |

こんな方に
1日1回で仕事中も効く薬が欲しい方に
ガマンできない激しくつらい痛みの方に
清涼感ある貼り薬で温めながら痛みを改善
トリプル鎮痛処方で、激しくつらい痛みに効きます。有効成分ジクロフェナクナトリウム2.0%が痛みのもとを抑えます。ノニル酸ワニリルアミドが心地よい温感作用を発揮します。メントールが清涼感を与えてくれます。製品のフィット感がアップ。剥がすときの皮膚へのダメージも軽減しました。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 膏体100g中 ジクロフェナクナトリウム2.0g、l-メントール3.5g、ノニル酸ワニリルアミド0.01g |
| 効果・効能 | 腰痛、筋肉痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、ねんざ |
| 用法・用量 | 1日1回1~2枚患部に貼付 1回あたり2枚まで |
| タイプ | テープ剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:使用不可 授乳中:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 色 | 肌色 |
| 薬の匂い | 微香 |
| かぶれやすいタイプ | かぶれる可能性あり |
ポイント②:非NSAIDsのおすすめ市販薬 3選
NSAIDs鎮痛剤でないもので、おすすめの市販薬を3つ挙げました。

こんな方に
子どもにも使える薬が欲しい方に
NSAIDsが使えない方に
5歳から使用できる痛み止め
つらい発熱・頭痛によく効くアセトアミノフェンをOTC最大量の900㎎(1日成人量)服用できる製品です。無水カフェインが鎮痛作用を補助します。5歳の子どもから服用できます。眠くなる成分が入っていないので、仕事中や運転中でも問題ありません。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 成人1日量9錠中 アセトアミノフェン900mg、無水カフェイン150mg |
| 効果・効能 | 頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛。悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 空腹時をさけ、服用間隔は4時間以上おいてください。 成人(15才以上)は1回3錠、1日3回を限度 11〜14歳:1回2錠、1日3回を限度 5〜10歳:1回1錠、1日3回を限度 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 5歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | なし |
| 胃の粘膜を保護する成分 | なし |
| スーッとする成分 | なし |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
妊娠中の腰痛対策が必要な方に
温感刺激が心地よく感じる方に
温めて痛みを改善する
患部に貼って温感刺激で血行促進をします。ロイヒつぼ膏の面積が約2倍になった大判タイプでで患部に広く効きます有効成分(ノニル酸ワニリルアミド)の温感刺激で血行をよくし、サリチル酸メチル、ℓ-メントールなどの鎮痛消炎作用とあわせ、すぐれた効果をあらわし、肩こり、腰痛の症状をやわらげます。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 膏体100g中 サリチル酸メチル7.17g、ℓ-メントール3.25g、ハッカ油0.35g、dℓ-カンフル2.51g、チモール0.05g、ノニル酸ワニリルアミド0.03g |
| 効果・効能 | 肩のこり、腰の痛み、打撲、捻挫、関節痛、筋肉痛、筋肉疲労、しもやけ、骨折痛 |
| 用法・用量 | 患部に貼付 |
| タイプ | プラスター剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| 色 | 肌色 |
| 薬の匂い | あり |
| かぶれやすいタイプ | かぶれる可能性あり |

こんな方に
患部を丸ごと覆って温めたい方に
子どもでも使用できる湿布が欲しい方に
温湿布で患部を丸ごと覆う
有効成分のサリチル酸グリコールにと抗炎症成分グリチルレチン酸が患部の症状を鎮め、痛みをやわらげます。有効成分トウガラシエキスが患部の血流を促進、温感熱で、あたたかい貼り心地が持続します。ひじ・ひざ・足首など、動きのはげしい部位にもピタッと密着、はがれにくい微香性です。
| 分類 | 第3類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 膏体100g中 サリチル酸グリコール 2.0g、グリチルレチン酸0.05g、トウガラシエキス(原生薬換算量1.0g)0.02g、トコフェロール酢酸エステル0.3g |
| 効果・効能 | 腰痛、肩こり、関節痛、筋肉痛、筋肉疲労、打撲(うちみ)、捻挫(ねんざ) |
| 用法・用量 | 患部に1日1~2回貼付 |
| タイプ | 温湿布 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
| 使用が可能な年齢 | 記載なし |
| 色 | 白色 |
| 薬の匂い | 微香性 |
| かぶれやすいタイプ | かぶれる可能性あり |
ポイント③:内側から治すことを重視した市販薬 3選
体質改善も考えて腰痛によく用いられる漢方薬を3つ挙げました。

こんな方に
冷えると症状が悪化する方に
体質改善を考えている方に
関節痛や神経痛に漢方薬が効く
関節痛や神経痛を改善する漢方薬です。寒くなると悪化し、お風呂に入ると楽になるような症状に適しています。ショウキョウやブシが体を温めて、シャクヤク・カンゾウが痛みを和らげしびれや痛みをやわらげます。もともと冷えが強い方や、冷えると症状が悪化する方におすすめです。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 成人1日2包(3.75g)中、乾燥エキス1.875g含有 日局ケイヒ・日局シャクヤク・日局ソウジュツ・日局タイソウ 各2.0g、日局カンゾウ 1.0g、日局ショウキョウ 0.5g、日局ブシ末 0.25g |
| 効果・効能 | 体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの次の諸症: 関節痛、神経痛 |
| 用法・用量 | 次の量を1日2回食前に水またはお湯で服用 [1回服用量] 成人(15才以上):1包 7歳以上15歳未満:2/3包 4歳以上7歳未満:1/2包 2歳以上4歳未満:1/3包 |
| タイプ | 顆粒 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 2歳以上 |
| 薬の風味 | 独特のにおい、甘みとわずかな辛味 |
| 眠くなる成分 | なし |
| 胃の粘膜を保護する成分 | なし |
| スーッとする成分 | なし |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
ブシを含まない漢方を探している方に
冷えがひどく冷え症も改善したい方に
からだを温めて冷えによる痛みを改善する
手足の冷えが気になる方に向いています。トウキやサイシンやゴシュユ、ショウキョウが体を温め熱をつくるのを手助けし、モクツウが余分な水分をだして、シャクヤクやカンゾウが痛みを和らげます。冷えによって起きるしもやけや、下腹部の痛み、腰痛、頭痛などを改善します。ブシを含まない処方です。血行促進で痛みを和らげるので月経痛の方にも用いられます。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 成人1日12錠(1錠400mg)中、当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス粉末2500mg含有 トウキ・ケイヒ・シャクヤク・モクツウ各1.5g、サイシン・カンゾウ・ゴシュユ各1.0g、タイソウ2.5g、ショウキョウ0.5gより抽出 |
| 効果・効能 | 体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの次の諸症: 冷え症、しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛、下痢、月経痛 |
| 用法・用量 | 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 [1回服用量] 成人(15才以上):4錠 15才未満7才以上:3錠 7才未満5才以上:2錠 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 5歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | わずかに特異なにおい、わずかに甘く辛い |
| 眠くなる成分 | なし |
| 胃の粘膜を保護する成分 | なし |
| スーッとする成分 | なし |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
手足が冷える腰痛の方に
トイレが近く、むくみやすい方に
しびれ・神経痛や痛みを改善する
疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがある方のしびれ、下肢痛、腰痛などに効果があります。また、むくみや頻尿などに悩む方にも有効です。血流を促すボタンピに体を温め痛みを和らげるブシやケイヒ、サンシュユやサンヤクは滋養強壮、そのほかは水分代謝を促す生薬が多く、効果を発揮します。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 成人1日の服用量12錠(1錠319mg)中、牛車腎気丸エキス(1/2量)2400mg含有 ジオウ2.5g、サンシュユ・サンヤク・タクシャ・ブクリョウ・ボタンピ・ゴシツ・ シャゼンシ各1.5g、ケイヒ0.5g、ブシ末0.25gより抽出 |
| 効果・効能 | 体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの次の諸症: 下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り) |
| 用法・用量 | 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。 [1回服用量] 成人(15才以上):4錠 15才未満7才以上:3錠 7才未満5才以上:2錠 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 授乳中:可能 |
| 使用が可能な年齢 | 5歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 特異なにおい、わずかに甘くて酸味 |
| 眠くなる成分 | なし |
| 胃の粘膜を保護する成分 | なし |
| スーッとする成分 | なし |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
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使用するときのポイントや注意点について
使用するときのポイント・副作用はあるの?

どの医薬品にも副作用があります。ポイントは、使用期間を定めて、使用しているときの効果を見つめてみることです。使用期間でいえば、漢方薬以外の内服薬であれば1週間程度、湿布などの外用剤も1週間程度と決めて使用することがポイントです。
NSAIDsの副作用として、胃痛やむくみなどがあります。さらに、痛み止めで喘息が起きたことがある人は原則使用できません。また、妊娠中の女性は時期によっては胎児に影響が起きる可能性があり、注意が必要な薬が多いため、産科医に相談するようにしましょう。
NSAIDs以外でも、湿布や貼付剤であればかぶれ、湿疹などの可能性があります。温湿布では、特に入浴前後に気を付ける必要があります。
こんなときは病院へ

薬を1週間程度使用しても改善しない、痛くて動けない、痛い場所が腫れている、安静にしていても痛い、ピリピリとずっと痛みを感じるなど違和感がある場合は、整形外科を受診してください。
腰を動かすことが適さないこともありますので、無理に動かさないように早めに受診するようにしましょう。軽い痛みでも6週間以上続いているようであれば検査が必要な場合があります。
また、痛みによって脚に力が入らないなどがある場合も早急に整形外科を受診しましょう。
『立ち仕事の腰痛』に関するQ&A

立ち仕事の腰痛について、よくある質問をまとめました。

1つ目は骨盤回し、両腰に手を当てて頭と足を動かさないように腰を左右にぐるっと回していきます。30回ずつ行います。
2つ目は腰をそるストレッチです。ゆっくりを腰をそって5秒キープします。傷める可能性があるので反動をつけたり無理してのけ反らないようにしましょう。


スポーツ用のものも良いでしょうし、現在は立ち仕事用のサポーターも売られているのでそういうものを選ぶのもおすすめです。


腰痛対策グッズとしては、クッションや座布団など様々なものがありますが、仕事中からできる対策として、インソールがおすすめです。インソールによって姿勢が改善し、血行改善、疲れ軽減などが期待でき、年齢や妊娠の有無を問わずに対策できます。むくみやすい妊婦さんにも良いでしょう。
また、火を使わない貼るタイプのお灸など、すぐに痛い場所を温めてくれるものもあるのでチェックしてみてください。

まとめ

立ち仕事は同じ姿勢であるためにむくみや腰痛を伴いやすいものです。今回は薬を中心にご紹介しましたが、上手にストレッチやグッズなどで対策をしながら腰痛にならないようにしていくのがポイントです。
痛みが出てからサポーターやコルセットをしたり、痛み止めを使ったりすることも痛みの緩和には有効ですが、症状が現れる前に日頃からのケアも大切です。例えば、血行改善のためにストレッチや、冷え対策や体質改善を目的として漢方薬を服用する方法などがあります。
立ち仕事で腰痛を引き起こしてしまう前に、今回ご紹介した腰痛対策についてぜひ参考にしてみてください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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竹田 由子 薬剤師
執筆・監修者プロフィールはこちら2000年 共立薬科大学(現:慶応大学)大学院臨床薬学専攻修了 病院で勤務10年後、家族の転勤で調剤薬局、企業、診療所で勤務 2018年、2022年に出産し、現在はフリーランスとしてライターやオンライン漢方提案を中心に...























