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ピロリ菌を市販薬で除菌できる?処方薬と市販薬の違い|正しい治療法を解説【薬剤師執筆】

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2026/2/12
448,613
「ピロリ菌 除菌 市販」「ピロリ菌 薬 市販」と検索される方は、病院に行く時間がなくピロリ菌の除菌を市販薬で行えないかと考えているのではないでしょうか?

結論からお伝えすると、ピロリ菌の除菌には医療用の抗生物質が必要であり、市販薬では対応することができません。
ピロリ菌は、自然に体内から消えることがほとんどなく、放置すれば胃がんや胃潰瘍などのリスクを高める可能性があります。また、ピロリ菌を除菌するための処方薬についても、誤った使い方により除菌効果が大きく下がります。

本記事では、薬剤師の視点から正しい除菌の流れや市販薬で対応できる範囲、除菌を成功させるポイントや注意点などを分かりやすく解説します。
「検査でピロリ菌陽性といわれた」「受診すべきか悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしてください。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
    経験① 現場でよく聞かれる質問
    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
    経験② 現場で教える医薬品
    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
    視点① ユーザー目線で解説
    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
    必要な情報をお伝えします。
  • 医師・薬剤師が悩みにお答えします!

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、原則として薬剤師、医師その他の医療及び健康管理関連の資格を持った方(以下「薬剤師等」といいます)による助言、評価等を掲載しております。当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

2. 当コラムにおける一般医薬品に関する情報は、読者、消費者の方々に適切な商品選択をして頂くことを目的に、薬剤師等に対して当社より課題、テーマを提示の上、執筆を依頼しております。主眼は、商品より成分であり、PR記事の場合を除き、特定の商品に関する執筆を依頼しているわけではなく、また特定の医薬品製造事業者等(以下「メーカー等」といいます)からの販売又は紹介に関する対価が発生するものではありません。

3. 当コラムにおける一般医薬品の各種ECサイト等へのアフィリエイトリンクにつきましても、読者、消費者の方々への購入の利便性目的に設置しており、前項同様、特定商品の販売により薬剤師等やメーカー等に報酬が入るものではなく(アフィリエイトリンクがメーカーサイト、商品公式サイト等である場合を含みます)、特定商品の誘引を企図したものではありません。なお、当コラム内に広告枠を設定する場合がありますが、この場合も、当コラムにおける薬剤師等又はメーカー等の依頼よるものではありません。また当該広告枠には広告表記を行います。

4. 当コラムにおける情報は、執筆時点の情報であり、掲載後の状況により、内容の変更が生じる場合があります。当社は、掲載されている情報を予告なしに変更、更新する場合があります。

5. 記事内で紹介している商品の価格や送料、URLは、JANコードをもとに、対象商品を販売するECサイトが提供するAPIを使用し、生成しています。掲載価格の変動、JANコードの誤登録等による情報相違等があることも考えられ、最新価格や商品の詳細等についてはECサイト、各販売店又はメーカー等よりご確認をお願いします。

6. 当社が行う、調剤薬局様における商品取り置きサービスにつきましても、あくまでユーザーの受け取りの簡便化が目的であり、特定商品及び特定薬局への誘引を企図したものではありません。

7. 当コラムに記載された商品又はサービスの名称は、当該商品又はサービスの提供者又は権利者等の商標又は登録商標です。

8. 前各項に関する事項により読者の皆様に生じた何らかの損失、損害等について、当社は、一切の責任を負うものではありません。

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目次


ピロリ菌を市販薬で除菌できる?|できない理由


薬剤師

小浦 良祐さんのコメント

結論からお伝えすると、ピロリ菌を市販薬で除菌することはできません。
一般的にピロリ菌の除菌には、胃酸を抑える薬と2種類の「抗生物質」を組み合わせた処方が用いられます。

胃酸の分泌を抑える薬(プロトンポンプ阻害薬など)は、市販薬として入手することができますが、ピロリ菌の除菌に対する効能効果は認められていません。
また、除菌に用いられる抗生物質は、医師による処方箋が必要な処方箋医薬品であるため、市販薬として入手することができません。
そのため、ピロリ菌の除菌を行うためには、消化器内科など専門の医療機関へ受診を行う必要があります。

ピロリ菌とは?感染するとどうなる

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、強い酸性環境である胃の中でも生き残ることができる細菌です。

主に幼少期の生水や親からの口移しなどで感染するといわれており、一度感染すると除菌しない限り胃の中に存在し続けます。
ピロリ菌の感染を放置すると、胃に慢性的な炎症を引き起こすだけでなく、胃潰瘍や胃がんの発生に深く関与することが分かっています。
そのため、ピロリ菌の感染が発覚した場合には、除菌を行うことが推奨されます。

ピロリ菌除菌の目的と効果

ピロリ菌を除菌する最大の目的は、胃がんや胃潰瘍の発症リスクを最小限に抑えることです。

ピロリ菌を除菌することで胃粘膜の炎症を鎮め、胃潰瘍の再発が起こりにくくすることができます。
また、将来的な胃がん予防においても、ピロリ菌の除菌治療は有効な手段の一つとされています。
自分自身の健康を守るだけでなく、周囲や次世代への感染拡大を防ぐという意味でも、陽性と判定された段階で除菌を行うことが大切です。

なぜ除菌薬(抗生物質)は市販されていないのか

ピロリ菌の除菌に使用する抗生物質の内服薬が市販されない大きな理由の一つに、薬剤耐性菌の発生防止が挙げられます。

一般的に、ピロリ菌の除菌では、決められた量の抗生物質を7日間確実に飲み切る必要があります。
しかし、自己判断で服用を中断したり、服用量を調整すると、抗生物質に耐性をもった耐性菌が発生するおそれがあります。
また、原因菌に合わせた抗生物質の選択や、アレルギーや副作用のリスクを考慮する必要があるため、医師や薬剤師による管理下で使用しなければなりません。
そのため、抗生物質の内服薬は、市販薬として入手することができません。


ピロリ菌除菌は病院必須|治療の流れ


除菌治療は、まず内視鏡などで胃の状態を検査し、医師から除菌治療を受けるかどうかの確認があります。

除菌治療を行う場合には、3種類の薬(胃酸を抑える薬と2種類の抗生物質)を1日2回、7日間連続で服用します。
除菌薬の服用終了から約1〜2ヶ月後に、息を吐いて調べる「呼気試験」などで除菌結果を確認します。
もし、1回目の除菌で失敗した場合でも、処方の一部を変更して二次除菌を行うことができます。
この二次除菌までが保険適用となりますが、ほとんどの方は一次もしくは二次除菌で除菌を完了できます。

ピロリ菌感染に対して自分でできるケア・対処法はある?

ピロリ菌の除菌を行うためには、受診が必須であり、市販のサプリメントや特定のヨーグルト(LG21乳酸菌など)でピロリ菌を死滅させることはできません。

これらはあくまで「菌の活動を抑える」「胃の環境を整える」といった補助的な役割に留まります。
自分で行うことができるケアとしては、胃の刺激となるカフェインやアルコールなどを控えて胃の負担を減らすことや、早期に受診のスケジュールを立てることが挙げられます。
「自分でなんとかしよう」と受診を先延ばしにすることが、ピロリ菌感染症を悪化させる要因となるため、感染が判明したら早めに受診を行いましょう。

ピロリ菌の除菌に漢方薬は効果ある?

結論からお伝えすると、漢方薬ではピロリ菌の除菌を行うことはできません。

しかし、冷えや血行を改善することで胃の動きを整え、西洋薬ではカバーしきれない「胃の不快感」や「胃の重だるさ」といった、体質に由来する症状の改善が期待できます。
そのため、ピロリ菌感染により生じた不快な症状を、一時的に改善する目的で使用を検討しても良いでしょう。


胃の不快な症状を改善する市販薬おすすめの選び方


胃の不快な症状を改善する市販薬おすすめの選び方

市販されている胃薬では、ピロリ菌の除菌自体を行うことはできませんが、一時的に不快な症状を緩和することは可能です。
「受診を行うまで一時的に不快な症状をなんとかしたい」という方に向け、市販薬選びのポイントを解説します。

胸やけや胃酸の逆流を抑えたい方には胃酸分泌抑制成分含有

胸やけや酸っぱいものが上がってくる症状が強い場合は、胃酸の分泌を元からブロックする成分を選びましょう。

市販では、ランソプラゾールをはじめとしたプロトンポンプ阻害薬やファモチジンなどのH2ブロッカーを配合した製品がおすすめです。また、ランソプラゾールを配合した市販薬には、医療用と同量(15mg)配合した「タケプロンS」があります。
これらは「攻撃因子」である胃酸を減らすことで、荒れた食道や胃の粘膜への刺激を直接的に抑え、痛みなどの症状を緩和します。ただし、市販薬として使用する場合は、一時的な症状改善を目的としているため、2週間を超えて使用することができない点に注意が必要です。

胃の荒れやシクシクとした痛みを抑えたい方には胃粘膜保護成分含有

胃が荒れている感覚や、シクシクとした痛みがある場合は、胃酸から粘膜を守る胃粘膜保護成分が適しています。

代表的な成分には、テプレノンやスクラルファートがあり、これらは胃粘膜をベールのようにおおい、修復を助けるはたらきがあります。
代表的な市販薬であるセルベールやスクラートは、胃粘膜保護成分の他に、健胃生薬成分や制酸成分なども配合しており、さまざまな角度からのアプローチで不快な胃の症状を緩和します。

胃の動きが悪い・重い感じがする方には生薬成分含有

冷えや血行不良、ストレスなどが原因となって起こる胃の不調には、ケイヒやウイキョウなどの生薬成分配合の胃薬がおすすめです。

これら生薬成分は、冷えや血行の改善により胃のはたらきを活発にしたり、自律神経の乱れによる胃の緊張をほぐすことで、胃のコンディションを整えてくれます。
代表的な市販薬として、太田胃散や大正漢方胃腸薬があり、「胃がもたれやすい」「なんとなく胃が重い感じがする」といった、体質や機能の低下が原因のトラブルに対し効果を発揮します。

【結論】選び方のまとめ

市販薬を選ぶ際は、今起きている症状に合わせて成分を見極めることが重要です。

胸やけや酸っぱいものが込み上げるなら、胃酸を直接抑える「プロトンポンプ阻害薬(PPI)」や「H2ブロッカー」が適しています。
胃の痛みや荒れを感じるなら、粘膜をベールで保護・修復する「胃粘膜保護成分」配合のものを選びましょう。
また、胃もたれやストレスによる不調には、胃のはたらきを整える「生薬成分」が効果的です。
ただし、市販薬はあくまで一時的な対応であることを忘れず、症状が長引く場合はすみやかに医療機関を受診してください。

【薬剤師厳選】胃の不快な症状を改善する市販薬おすすめ 12選

薬剤師 小浦 良祐さん厳選

先ほど説明した3つのポイントごとに、薬剤師視点からおすすめの市販薬を12製品紹介します。ご自身の症状やお悩みにあった胃薬を選ぶための、参考にしてください。
ただし、市販薬は一時的な症状改善が目的であり、ピロリ菌の除菌が目的ではありません。受診を行うことを前提とし、市販薬の使用は最小限にとどめるようにしましょう。

薬剤師の画像

薬剤師 小浦 良祐さん 厳選

胃の不快な症状を改善する市販薬おすすめ 12選を比較
該当項目:
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商品名 画像 最安値 商品リンク 薬剤師コメント 剤型・形状

アリナミン製薬

タケプロンs
4987910003634
1日1錠水なし服用で24時間効果が持続

錠剤

佐藤製薬

オメプラールS
4987316006543
1日1回で24時間効果が持続

錠剤

第一三共ヘルスケア

ガスター10S錠 12錠

1,027

送料:要確認

水なし服用で胃の不快な症状に速やかに効く

錠剤

ロート製薬

パンシロンキュアSP 30包

990

送料:要確認

顆粒がサッと溶けて過剰な胃酸を抑える

顆粒

エーザイ

セルベール整胃錠 12錠(分包)

439

送料:別

胃粘液を増やして弱った胃を守って元気に

錠剤

ライオン

スクラート胃腸薬(顆粒) 12包
スクラート胃腸薬(顆粒) 34包 [第2類医薬品]

552

送料:別

胃の荒れた部位に直接効く

顆粒

エーザイ

新セルベール整胃プレミアム細粒  12包

739

送料:別

トリプルアクションで弱った胃の症状を改善

細粒

第一三共ヘルスケア

第一三共胃腸薬グリーン錠 90錠

960

送料:別

胃粘膜の保護修復と胃酸中和を両立した胃薬

錠剤

太田胃散

太田胃散分包S 50包

1,640

送料:要確認

7種類の健胃生薬配合の総合胃腸薬

散剤(粉末)

大正製薬

大正漢方胃腸薬 220錠

1,904

送料:別

胃もたれや不快感に2種類の漢方が効く

錠剤

クラシエ薬品

「クラシエ」漢方六君子湯エキス顆粒 24包

1,280

送料:要確認

胃腸が弱い方の種々の不調に漢方が効く

顆粒

佐藤製薬

ハイウルソ顆粒 12包

505

送料:無料

消化酵素と健胃成分が胃もたれに効く

顆粒


売れ筋の商品はこちら

  • 胃腸薬
  • 整腸剤

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2026/09/21

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胸やけや胃酸の逆流を抑えたい方におすすめ 胃酸分泌抑制成分含有市販薬 4選

胸やけや酸っぱいものが上がる症状の主な原因は胃酸の過剰分泌です。ここでは、胃酸の分泌を元からブロックする「H2ブロッカー」や「プロトンポンプ阻害薬(PPI)」を中心におすすめの市販薬を選びました。

薬剤師おすすめ

1日1錠水なし服用で24時間効果が持続
4987910003634
アリナミン製薬
タケプロンs
胸やけや胃酸の逆流を抑えたい方に
  1. 単一成分
  2. 医療用成分配合
  3. 24時間持続タイプ
  4. 錠剤タイプ
  5. 水なし服用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 医療用成分の胃薬が欲しい方に

タケプロンSは、有効成分にプロトンポンプ阻害薬であるランソプラゾールを配合しています。1日1回の服用で、胸やけや胃の痛みなどの不調に24時間効果が持続します。水なしで服用できる口腔内崩壊錠です。

分類 要指導医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠剤
ランソプラゾール 15mg
効果・効能 胸やけ、もたれ、胃痛
用法・用量 次の量を、口中で崩壊させて服用するか、水またはお湯で服用
15歳以上 1回1錠 1日1回
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用不可
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分

薬剤師おすすめ

1日1回で24時間効果が持続
4987316006543
佐藤製薬
オメプラールS
胸やけや胃酸の逆流を抑えたい方に
  1. 単一成分
  2. 医療用成分配合
  3. 24時間持続タイプ
  4. 錠剤タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 長くしっかり効く胃薬をお探しの方に

オメプラールSは、胃酸分泌を抑制するPPI成分オメプラゾールを医療用と同量配合した市販薬です。胃痛や胸やけの症状に対して、1日1回の服用で24時間効果が持続します。忙しい方、しっかりとした効果を期待したい方におすすめです。

分類 要指導医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中
オメプラゾール 10mg

効果・効能 胃痛、胸やけ、もたれ
用法・用量 15歳以上 1回1錠 1日1回
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用不可
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分

薬剤師おすすめ

水なし服用で胃の不快な症状に速やかに効く
第一三共ヘルスケア
ガスター10S錠 12錠
胸やけや胃酸の逆流を抑えたい方に
  1. 単一成分
  2. 医療用成分
  3. 錠剤タイプ
  4. 水なしで服用可能
  5. 持ち運びしやすい

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 胃の不調が気になるときにすぐ服用したい方に

ガスター10S錠は、有効成分に胃酸分泌を抑えるH2ブロッカーのファモチジンを配合しています。胃痛や胃もたれなどの不快な症状にすばやく作用します。水なしですぐに服用できる口中速溶タイプです。

分類 第1類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中
ファモチジン 10mg
効果・効能 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつき
用法・用量 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつきの症状があらわれた時、次の量を、口中で溶かして服用するか、水又はお湯で服用

成人(15歳以上、80歳未満)
1回1錠 1日2回まで
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 使用不可
使用が可能な年齢 15歳以上、80歳未満
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分

薬剤師おすすめ

顆粒がサッと溶けて過剰な胃酸を抑える
ロート製薬
パンシロンキュアSP 30包
胸やけや胃酸の逆流を抑えたい方に
  1. トリプルアクション処方
  2. 顆粒タイプ
  3. メントール配合
  4. 個包装

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 不快な症状にすばやく効かせたい方に

パンシロンキュアSPは、トリプルアクション処方(胃酸を中和・胃酸分泌を抑制・胃粘膜を保護)に胃のはたらきを高める生薬を配合しています。胃痛や胃酸の逆流による胸焼けなどの不快な症状をすばやく改善します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包中
水酸化マグネシウム 450mg、沈降炭酸カルシウム900mg、合成ヒドロタルサイト 780mg 、炭酸水素ナトリウム 240mg 、ピレンゼピン塩酸塩水和物 46.9mg 、チンピ末 300mg 、アルジオキサ 150mg
効果・効能 胃痛、胸やけ、胃酸過多、胃部不快感、胃部膨満感、もたれ(胃もたれ)、胃重、胸つかえ、げっぷ(おくび)、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、飲み過ぎ(過飲)
用法・用量 成人(15歳以上)1回1包 1日3回
食前または食後に水またはお湯で服用
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:使用不可
授乳中:要相談
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分

胃の荒れやシクシクとした痛みを抑えたい方におすすめ 胃粘膜保護成分含有市販薬 4選

胃の痛みや荒れを感じる時は、胃酸の攻撃から粘膜を守る胃粘膜保護成分が有効です。胃粘膜を保護し、荒れた患部を修復する成分を主軸とした市販薬をご紹介します。

薬剤師おすすめ

胃粘液を増やして弱った胃を守って元気に
エーザイ
セルベール整胃錠 12錠(分包)
胃の荒れやシクシクとした痛みを抑えたい方に
  1. 胃粘膜保護成分
  2. 健胃生薬成分
  3. 錠剤タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 普段から胃の不快感を感じる方に

セルべール整胃錠は、有効成分に胃粘液を増やし胃を保護するテプレノンをはじめ、2種類の健胃生薬成分を配合しています。胃酸やアルコールなどで弱った胃を守って元気にします。飲みやすい錠剤タイプの胃薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3錠中
テプレノン 112.5mg
ソウジュツ乾燥エキス 150mg
(原生薬としてソウジュツ)
(1.5g)
コウボク乾燥エキス  83.4mg
(原生薬としてコウボク)
(1.0g)
効果・効能 胃もたれ、胸やけ、食べすぎ、飲みすぎ、胃部・腹部膨満感、食欲不振、はきけ(むかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、胸つかえ

用法・用量 次の量を食後に水またはお湯で服用。

成人(15歳以上) 1回1錠 1日3回
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分 ×

薬剤師おすすめ

胃の荒れた部位に直接効く
スクラート胃腸薬(顆粒) 34包 [第2類医薬品]
ライオン
スクラート胃腸薬(顆粒) 12包
胃の荒れやシクシクとした痛みを抑えたい方に
  1. 胃粘膜保護成分
  2. 抗炎症成分
  3. 健胃生薬成分
  4. 制酸成分
  5. 顆粒タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 荒れた胃を直接保護修復したい方に

スクラート胃腸薬は、胃粘膜を保護修復するスクラルファートをはじめ、患部の炎症をしずめるアズレンスルホン酸、Lグルタミンなど合計6種類の成分を配合しています。胃粘膜の荒れた部位を直接保護・修復します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包中
スクラルファート水和物 1,500mg
アズレンスルホン酸ナトリウム 6mg
L-グルタミン 400mg
ケイ酸アルミン酸マグネシウム 1125mg
合成ヒドロタルサイト 270mg
ロートエキス 30mg
効果・効能 胃痛、もたれ(胃もたれ)、胸やけ、胃酸過多、げっぷ(おくび)、胃重、胃部膨満感、胃部不快感、胸つかえ、飲み過ぎ(過飲)、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
用法・用量 次の量を食間及び就寝前に水又はぬるま湯にて服用。

成人(15歳以上) 1回1包 1日3回。
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用不可
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分

薬剤師おすすめ

トリプルアクションで弱った胃の症状を改善
エーザイ
新セルベール整胃プレミアム細粒  12包
胃の荒れやシクシクとした痛みを抑えたい方に
  1. 胃粘膜保護成分
  2. 健胃生薬成分
  3. 消化酵素成分
  4. 細粒タイプ

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 胃が弱ってきたと感じる方に

新セルベール整胃プレミアム細粒は、胃粘膜保護成分のテプレノンをはじめ、健胃生薬成分や消化酵素成分を配合しています。胃を「守る」「動かす」「消化する」のトリプルアクションで弱った胃の症状を改善します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包中
テプレノン 150mg
ソウジュツ乾燥エキス(原生薬としてソウジュツ) 150mg(1.5g)
コウボク乾燥エキス(原生薬としてコウボク) 83.4mg(1.0g)
リパーゼAP6 14.7mg
効果・効能 胃もたれ、食べすぎ、食欲不振、胃部・腹部膨満感、胸やけ、飲みすぎ、はきけ(むかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、胸つかえ
用法・用量 次の量を食後に水またはお湯で服用。

成人(15歳以上) 1回1包 1日3回
剤形・形状 細粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 15歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分 ×

薬剤師おすすめ

胃粘膜の保護修復と胃酸中和を両立した胃薬
第一三共ヘルスケア
第一三共胃腸薬グリーン錠 90錠
胃の荒れやシクシクとした痛みを抑えたい方に
  1. 制酸成分
  2. 健胃生薬成分
  3. 胃粘膜保護修復成分
  4. 緑の錠剤
  5. 11歳から使用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • さまざまな角度から胃の症状を改善したい方に

第一三共胃腸薬グリーン錠は、胃粘膜保護修復成分である銅クロロフィリンNa、カンゾウ末をはじめ、制酸剤や健胃生薬成分など合計13種類の有効成分を配合しています。胃痛や胃酸逆流などによる胸やけなどの症状にすぐれた効果を発揮します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 9錠中
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 360mg
合成ヒドロタルサイト 480mg
炭酸水素ナトリウム 480mg
ロートエキス3倍散 90mg
ウイキョウ末 30mg
ケイヒ末 180mg
チョウジ末 30mg
ゲンチアナ末 90mg
センブリ末 5mg
ビオヂアスターゼ2000 60mg
リパーゼAP6 60mg
銅クロロフィリンナトリウム 48mg
カンゾウ末 150mg
効果・効能 胃痛、胸やけ、胃酸過多、胃重、胃部不快感、げっぷ(おくび)
胸つかえ、もたれ(胃もたれ)、食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、胃弱
飲み過ぎ(過飲)、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
食べ過ぎ(過食)、消化不良、消化促進、消化不良による胃部・腹部膨満感
用法・用量 次の量を水又はお湯で服用。
成人(15歳以上)
1回 3錠
1日 3回
食後に服用。
11歳以上15歳未満
1回 2錠
1日 3回
食後に服用。
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用不可
使用が可能な年齢 11歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分

胃の動きが悪い・重い感じがする方におすすめ 生薬成分含有市販薬 4選

「なんとなく胃が重だるい」「胃が弱っている気がする」といった、胃の動きや機能の低下が原因の症状には、健胃作用をもつ生薬配合の市販薬がおすすめです。冷えの改善や血行促進などの作用により、体質による胃の不快感にアプローチできる製品を中心に紹介します。

薬剤師おすすめ

7種類の健胃生薬配合の総合胃腸薬
太田胃散
太田胃散分包S 50包
最安値
1,640円(税込)
胃の動きが悪い・重い感じがする方に
  1. 生薬成分配合
  2. 制酸成分配合
  3. 消化酵素成分配合
  4. 粉末散剤
  5. 8歳から服用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • さまざまな胃のトラブルに効く総合胃腸薬をお探しの方に

太田胃酸は、ケイヒをはじめとした7種類の生薬に加え、3種類の制酸剤と消化酵素を配合した総合胃腸薬です。胃もたれや胃の不快感に効果を発揮します。スーッと爽やかな使用感の粉末散剤です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包中
ケイヒ 276mg
ウイキョウ 72mg
ニクズク 60mg
チョウジ 36mg
チンピ 66mg
ゲンチアナ 45mg
ニガキ末 45mg
炭酸水素ナトリウム 1,875mg
沈降炭酸カルシウム 980mg
合成ヒドロタルサイト 300mg
ビオヂアスターゼ 135mg
効果・効能
飲みすぎ、胸やけ、胃部不快感、胃弱、胃もたれ、食べすぎ、胃痛、消化不良、消化促進、食欲不振、胃酸過多、胃部・腹部膨満感、はきけ(胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、悪心)、嘔吐、胸つかえ、げっぷ、胃重
用法・用量 次の量を食後又は食間に水又はぬるま湯で服用。
成人(15歳以上) 1回1包 1日3回
8~14歳 1回1/2包 1日3回
剤形・形状 散剤(粉末)
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 8歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分 ×

薬剤師おすすめ

胃もたれや不快感に2種類の漢方が効く
大正製薬
大正漢方胃腸薬 220錠
胃の動きが悪い・重い感じがする方に
  1. 漢方薬
  2. 錠剤タイプ
  3. 小粒の錠剤
  4. 5歳から使用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 普段から胃の不調がある方に

大正漢方胃腸薬は、胃腸のはたらきを改善する安中散と胃痛や腹痛を鎮める芍薬甘草湯を配合しています。普段から胃腸が弱く、不調を訴える方に適した漢方薬です。小粒の錠剤で、漢方の風味が苦手な方でも飲みやすい点が特徴です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 4錠中
安中散 700mg
(下記生薬の混合粉末)
 ケイヒ(桂皮) 200mg
 エンゴサク(延胡索) 150mg
 ボレイ(牡蠣) 150mg
 ウイキョウ(茴香) 75mg
 シュクシャ(縮砂) 50mg
 カンゾウ(甘草) 50mg
 リョウキョウ(良姜) 25mg
芍薬甘草湯エキス末 140mg
 シャクヤク(芍薬) 280mg
 カンゾウ(甘草) 280mg
効果・効能 胃のもたれ、胃部不快感、胃炎、胃痛、げっぷ、食欲不振、腹部膨満感、胸つかえ、胸やけ、胃酸過多、腹痛、はきけ(むかつき、悪心)
用法・用量 次の量を1日3回、食前又は食間に水又はぬるま湯で服用。
成人(15歳以上):1回4錠
5歳~14歳:1回2錠
剤形・形状 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 5歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分 ×

薬剤師おすすめ

胃腸が弱い方の種々の不調に漢方が効く
クラシエ薬品
「クラシエ」漢方六君子湯エキス顆粒 24包
胃の動きが悪い・重い感じがする方に
  1. 漢方薬
  2. 顆粒タイプ
  3. 個包装
  4. 3ヶ月以上から服用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 胃腸が弱い方に

クラシエ六君子湯エキス顆粒の有効成分である六君子湯は、中国の古典的な医書にも記載がある胃腸虚弱者向けの漢方薬です。胃腸が弱い方の食欲不振や消化不良、胃痛などの症状に効果を発揮します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包中
六君子湯エキス(1/2量) 2,050mg
(ニンジン・ビャクジュツ・ブクリョウ・ハンゲ各2.0g、チンピ・タイソウ各1.0g、カンゾウ0.5g、ショウキョウ0.25gより抽出。)
効果・効能 体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐
用法・用量 1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15歳以上) 1回1包
15歳未満7歳以上 1回2/3包
7歳未満4歳以上 1回1/2包
4歳未満2歳以上 1回1/3包
2歳未満    1回1/4包
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 生後3ヶ月以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分 ×

薬剤師おすすめ

消化酵素と健胃成分が胃もたれに効く
佐藤製薬
ハイウルソ顆粒 12包
胃の動きが悪い・重い感じがする方に
  1. 消化酵素成分配合
  2. 健胃成分配合
  3. 顆粒タイプ
  4. 制酸剤フリー
  5. 5歳から服用可能

こんな方におすすめ

薬剤師 小浦 良祐さん
  • 脂肪分の多い食事を摂る方に

ハイウルソ顆粒は、有効成分にリパーゼなど3種類の消化酵素成分とケイヒなど3種類の健胃成分を配合しています。脂肪分の多い生じによる食べ過ぎや胃もたれにすぐれた効果を発揮します。制酸剤は配合していません。

分類 第3類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包中
ウルソデオキシコール酸
60mg
ビオジアスターゼ2000
30mg
リパーゼAP6
30mg
ケイヒ末
180mg
ウイキョウ末
180mg
ゲンチアナ末
90mg
効果・効能 消化促進、消化不良、食欲不振(食欲減退)、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胃弱、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、消化不良による胃部・腹部膨満感。

用法・用量 成人(15歳以上)1回1包
11〜14歳 1回2/3包
8〜10歳 1回1/2包 
5〜7歳 1回1/3包
いずれも1日3回、食後に服用
剤形・形状 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:要相談
授乳中:使用可能
使用が可能な年齢 5歳以上
眠くなる成分 ×
胃酸分泌抑制成分 ×

除菌治療を受ける際の注意点やポイント


薬剤師

小浦 良祐さんのコメント

除菌治療を成功させるためには、正しい知識を持って薬と向き合うことが大切です。
治療のステップと除菌治療において注意すべきポイントを詳しく解説します。

一次除菌と二次除菌の違い

保険適用となるピロリ菌の除菌には、一次除菌と二次除菌があります。

一次除菌は、胃酸を抑える薬(PPI、P-CAB)と2種類の抗生物質(アモキシシリン、クラリスロマイシン)を1日2回、7日間連続服用します。
これで約80〜90%の方が除菌に成功します。もし、一次除菌が失敗した場合には、二次除菌を行います。
二次除菌では、一次除菌で使用した抗生物質の一部を変更(クラリスロマイシンをメトロニダゾールに変更)して再度7日間服用します。
二次除菌の成功率は90%以上と非常に高く、多くの方が二次除菌までに除菌を完了します。

万が一、二次除菌でも失敗した場合は、保険適用外となりますが、三次除菌を受けることも可能です。

除菌後の判定検査の重要性

薬を飲み終えた後、必ず除菌が成功したかどうかを確認する判定検査が必要です。

服用直後は除菌薬により一時的に菌が減っている可能性があるため、通常は服用終了から1〜2ヶ月後に検査を行います。
検査は、尿素呼気試験や便中抗原検査など、体への負担が少ない方法が一般的です。
自己判断で検査を受けない場合には、菌の残存により炎症が再燃・悪化するおそれがあります。
検査までが除菌治療であると心得て、必ず検査を受けるようにしましょう。

除菌失敗・再感染のリスク

除菌に失敗する最大の原因は、薬の飲み忘れや、自己判断による中断です。

薬の飲み忘れや中止は、除菌の成功率を下げるだけでなく、耐性菌の出現リスクも高めてしまいます。

一方で、薬をしっかり飲みきることで高い確率で除菌を成功させることができます。
また、除菌に成功すれば、成人が日常生活で再感染する可能性は極めて低いとされています。

ただし、ピロリ菌の除菌に成功しても、胃がんなどのリスクがゼロになるわけではありません。
除菌後も年に1回の定期的な検診を続けるのが賢明でしょう。


『ピロリ菌』『除菌』に関するQ&A


『ピロリ菌』『除菌』に関するQ&A

ピロリ菌の除菌治療についてよくある疑問を、Q&A形式でまとめました。多くの方から寄せられる不安や勘違いしやすいポイントについて、薬剤師の視点で詳しくお答えします。疑問解消の参考にしてください。

ピロリ菌は市販薬だけで除菌できない?
ピロリ菌は市販薬だけで除菌することはできません。ピロリ菌を除菌するためには、胃酸分泌抑制薬と抗生物質が必要です。特に抗生物質に関しては市販薬として入手できるものがなく、必ず医師からの処方が必要です。また、これらの薬を1日2回、7日間飲みきることも大切であるため、自己判断で調整や中断をした際には、成功率が大きく低下します。ピロリ菌感染が発覚した際には、ご自身で対応せず、早めに受診を行うようにしましょう。
胃薬を飲んでいれば悪化しない?
市販の胃薬を使用することで、一時的に症状を和らげることができます。しかし、市販薬ではピロリ菌自体の除菌は行えないため、根本的な解決にはならず、病状は進行してしまいます。市販されている胃薬は、胃酸を抑える、粘膜を保護するなどの作用により症状を抑える「一時しのぎ」に過ぎません。ピロリ菌が胃の中に居続ける限り、慢性的な炎症が症じ、胃潰瘍や胃がんへと悪化するリスクを抱えたままになります。市販薬で症状を抑えるよりも、ピロリ菌の除菌自体を優先しましょう。
症状がなくても除菌したほうがいい?
症状がなくても除菌を行うことをおすすめします。ピロリ菌感染は、無症状のまま胃の炎症が進行し、慢性化するのが特徴です。症状がないからと放置している間に、胃がんや胃潰瘍が発生するリスクが高くなります。除菌をすることで、将来的な胃がんリスクを下げることができるため、検診等で陽性と発覚した場合には、早い段階で医療機関を受診するようにしましょう。

まとめ


まとめ

ピロリ菌は市販薬や食品などでは除菌できず、除菌には処方薬(胃酸分泌抑制薬と抗生物質)が必要です。
ピロリ菌感染後は無症状であることが多いですが、放置すると胃がんや胃潰瘍のリスクを高めます。
そのため、早期に除菌を行うことで、これらのリスクを下げることができます。
治療は二次除菌までは保険治療で受けられ、成功率は90%以上と非常に高いため、健診で陽性が出たら、まずは消化器内科を受診しましょう。
早めの対応で、胃の健康を守っていきましょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 小浦 良祐 薬剤師

    執筆・監修者

    新卒で大手ドラッグストアに就職し、管理薬剤師のほか地域連携担当、リクルーターを経験。その後、調剤薬局へ転職し在宅医療と予防医療について学ぶ。また、患者さんの経済的な不安を解消したいと思い2021年に2級ファイナ...

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