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【医師が解説】乳児湿疹の原因はなに?乳児湿疹の種類やスキンケアに使える保湿剤も紹介

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2024/3/11
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乳児湿疹は赤ちゃんに見られる湿疹で、様々なタイプの湿疹があります。ほとんどの赤ちゃんに湿疹ができます。赤ちゃんの湿疹を見ると心配になってしまいますよね。しかし、乳児湿疹は適切なスキンケアで改善する場合がほとんどです。生後の早い時期からスキンケアをすることも一般的となり、市販の赤ちゃん向けスキンケア用品も数多く出ています。また最近の研究で新生児期から肌の保湿をしっかりしてあげることでアトピー性皮膚炎の発症リスクを下げるということも分かっています。ここでは、乳児湿疹の原因や種類、適切なスキンケアの方法について詳しくご紹介します。

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乳児湿疹の原因は?湿疹にはどんな種類があるの?


医師

くすりの窓口 医師さんのコメント

乳児湿疹は赤ちゃんの肌にできる湿疹の総称です。ブツブツしていたり、カサカサしていたり、ジュクジュクしていたりとさまざまな湿疹があります。代表的な湿疹の種類について説明します。

原因①:新生児ざ瘡(新生児ニキビ)

お腹の中にいる時に、胎盤を通してお母さんのホルモンが赤ちゃんに移動します。そのホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んになり赤ちゃんの顔にブツブツしたニキビのような湿疹ができます。皮膚の常在菌の影響もあると考えられています。新生児期からみられます。1日1回の洗顔と保湿により2−3週間で改善します。

原因②:脂漏性湿疹

特に皮脂の分泌が多い頭部・顔・首の周囲にできる黄色いかさぶた状の湿疹です。新生児期からみられ始め、生後10ヶ月ころには治ることが多いです。かさぶたを無理に剥がしたり、一生懸命ごしごし洗う必要はありません。1日1回シャンプーをして余分な皮脂を落として、保湿剤を塗るようにしていると数ヶ月でかさぶたのようなものが剥がれてきれいになっていきます。痒がったり赤くなったりして炎症がある場合は炎症を抑えるステロイド含有の薬を使用することもあります。

原因③:接触皮膚炎(おむつかぶれ・よだれかぶれ)

皮膚についた尿・便・よだれなどが刺激になり皮膚がかぶれることで起きます。何回も拭いたりこすったりすることも悪化させる要因です。肌に汚れが残らないようにする、拭きすぎない、こまめに保湿をするなどのスキンケアがおすすめです。おむつかぶれには亜鉛華単軟膏を使用して治療する場合が多いです。炎症が強い場合はステロイド含有の軟膏を使用することもあります。おむつかぶれにみえて皮膚カンジダであることがあり、その場合は抗真菌薬を使用します。

原因④:皮脂欠乏性湿疹

赤ちゃんはお母さんからもらったホルモンの影響が無くなっていくこともあり、生後半年ごろから急激に皮脂の分泌が減ります。皮脂の分泌が減ると、もともと薄い皮膚からさらに水分が蒸発しやすくなり乾燥します。乾燥し肌のバリア機能が弱まることで湿疹ができることがあり、それを皮脂欠乏性湿疹といいます。保湿や空気の加湿が重要で、特に冬場などは1日に何回か保湿剤を塗る必要があります。大人でも冬場によく皮膚が痒くなりますよね。それは皮脂が不足して乾燥するためです。

原因⑤:アトピー性皮膚炎

かゆみを伴う湿疹ができ、悪化したり良くなったりを繰り返します。乳児の場合は湿疹が2ヶ月以上続くと疑われます(大人だと半年)。顔や肘膝の内側にできやすく、左右対称にできることが多いです。アトピーは肌のバリア機能が弱い・アレルギー体質・環境中にアレルゲンが多いなどさまざまな要因が複雑に関係して発症します。肌の保湿と、炎症が強い場合はステロイド含有の薬等を使用します。生活環境を整えてダニ、ホコリ、ペットのフケなどの環境中のアレルゲンを減らすことも大切です。

乳児湿疹ができたらどんな治療がある?予防するには?


医師

くすりの窓口 医師さんのコメント

乳児湿疹の種類は様々なものがありますが、基本のスキンケアは同じです。あとは肌の状態に合わせて使用する薬を変えていきます。予防についてもお話しします。

治療方法はあるの?予防や対策方法はある?



乳児湿疹ができたら肌を清潔にし、保湿剤を塗りましょう。


具体的には1日1回泡のボディーソープなどを使用して、汚れや余分な皮脂を洗い流します。このときゴシゴシこすらないようにしてください。お湯でよく洗い流したらタオルで水分を拭き取ります。保湿剤は入浴後と、肌を拭いたあとや乾燥が目立つ時に追加で塗ってあげましょう。この基本のスキンケアは湿疹ができていないときにも続けることで湿疹を予防することができます。毎日の赤ちゃんにスキンケアをしてあげましょう。赤くただれていたり痒みがあったり炎症が強いときには塗り薬も併用します。

おすすめのスキンケア用品はある?



今は多くのスキンケア用品が市販されています。特に重要なのが保湿です。保湿のポイントは水分を皮膚に補給して、水分を逃さないように油分で蓋をすることです。ローションタイプは水分量が多め、クリームタイプは水分と油分が混ざり合っている、軟膏・オイルタイプは油分を主にしています。

例えばお風呂上がりで皮膚が潤っている時はオイル、肌が乾燥している時はローションやクリームとうまく使い分けるとよいですね。保湿剤はずっと効果が続くものではないので、肌の状態を見て適宜塗り直してあげましょう。


【厳選】スキンケアにおすすめの市販の保湿剤5選


今はたくさんの赤ちゃん向けの保湿剤が市販されています。肌に合う合わないがあるので実際にいろいろと試してこどもに合うのを見つけてあげましょう。


薬剤師おすすめ

アクセス数1位

ピジョン

ピジョンワセリン 60g

最安値 384円 (税込)

保湿力が高くどこにでも使える

無香料、無着色、パラベンフリーで刺激もほとんどなく赤ちゃんの肌のどこの部分にも使用しやすいです。チューブタイプで持ち運びやすいのでお出かけしていてもすぐ使えます。水分は含まれていないのでお風呂上がりやローション後の肌の保護に最適です。

分類 衛生用品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ワセリン
効果・効能 肌の保護、乾燥を防ぐ
用法・用量 適宜
タイプ 軟膏、オイルタイプ
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 全年齢

薬剤師おすすめ
ピジョン

ベビーミルクローション 120g

最安値 480円 (税込)

伸びがよくべたつかない

乳液タイプでさらっとしていてベタつきません。弱酸性・無着色・無香料・パラベン・アルコール・動物由来原料フリーなので安心して赤ちゃんにも使用できます。保湿の持続性はやや弱めなので適宜塗り直してあげましょう。お値段もお手頃です。

分類 衛生用品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 保湿成分:セラミドNP+イソステアリン酸フィトステリル
効果・効能 肌に水分を与え、乾燥を防ぐ
用法・用量 適宜
タイプ 乳液タイプ
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 全年齢

薬剤師おすすめ
丹平製薬

アトピタベビークリーム 60g

最安値 454円 (税込)

しっとり感が持続する

クリームタイプで肌に水分を与えながらもしっかり肌を保湿します。肌をしっとりさせ柔軟性を保ちます。紫外線反射微粒子パウダーが入っているので紫外線からも赤ちゃんの肌を守ってくれます。もちろん無香料・無着色・ノンアルコール・パラベンフリーです。

分類 衛生用品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 保湿成分:ラノリン脂肪酸コレステリル
効果・効能 肌に水分を与え保護する
用法・用量 適宜
タイプ クリームタイプ
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 全年齢

薬剤師おすすめ
ピジョン

ベビークリアローション 120ml

最安値 480円 (税込)

化粧水のように使える

ローションタイプでしっかり肌に水分を補えます。肌の乾燥が酷く水分が足りない時にぴったりです。保湿力は弱めなので使用後はオイルやクリームタイプで肌に蓋をしてあげるとよいでしょう。サラッとしているので頭皮にも使用しやすいです

分類 衛生用品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 保湿成分:セラミドNP+イソステアリン酸フィトステリル
効果・効能 肌に水分を与える
用法・用量 適宜
タイプ 化粧水タイプ
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 全年齢

薬剤師おすすめ
Vaseline

ヴァセリン アドバンスドリペア ボディローション

最安値 2,280円 (税込)

家族みんなで使える

クリームとローションの中間のようなテクスチャーで、伸びがよくベタつかないのにしっとりします。防腐剤無添加・無着色・無香料で世界中で販売されており歴史も長いブランドです。有名な会員制大型店舗で大容量のものが販売されており、家族みんなで使用しやすいです。

分類 衛生用品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) ワセリン
効果・効能 肌に水分を与え保護する
用法・用量 適宜
タイプ クリームタイプ
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 全年齢


【比較一覧表】この記事で紹介している商品


商品名

ピジョンピジョンワセリン 60g

アクセス数1位

ピジョンベビーミルクローション 120g

丹平製薬アトピタベビークリーム 60g

ピジョンベビークリアローション 120ml

Vaselineヴァセリン アドバンスドリペア ボディローション

最安値

384円(税込)

送料:要確認 楽天 詳細を見る

480円(税込)

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454円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

480円(税込)

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2,280円(税込)

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特徴 保湿力が高くどこにでも使える 伸びがよくべたつかない しっとり感が持続する 化粧水のように使える 家族みんなで使える
商品リンク

紹介している市販薬を使用するときのポイントや注意点について


医師

くすりの窓口 医師さんのコメント

保湿剤は薬と違い、比較的安全に使用できるものが多いです。しかし全く副作用がないわけではありません。保湿剤の正しい使用方法、気をつける点について説明します。

使用するときのポイント・副作用はあるの?

どの保湿剤もそうですが、目や口やお尻の粘膜の部分・湿疹がジュクジュクしていて酷いところ・傷口などにローションタイプやクリームタイプの保湿剤を使用するとしみることがあります。ワセリンは粘膜や傷にも使用できます。肌の状態に合わせても保湿剤を使い分けると良いでしょう。また保湿剤自体でかぶれて湿疹が酷くなることがあります。肌が特に敏感な子には肌のきれいな部分で一度保湿剤を試してみてから使用するとよいでしょう。

こんなときは病院へ

保湿剤を使用してかぶれたり、湿疹がひどくなる場合は一度使用を中止して医療機関を受診してください。また病院で薬をだされて治療をしているのにむしろ湿疹が悪化するケースがあります。その場合は湿疹に細菌や真菌の感染が起きていることがあります。一度受診しても湿疹が良くならない時は遠慮せず再び医師に相談しましょう。

『乳児湿疹』に関するQ&A


『歯肉炎 どれくらいで治る』に関するQ&A

乳児湿疹で悩む親御さんは多いです。ここでは実際に受診された方からされた質問をいくつかご紹介します。
乳児湿疹が酷いとアトピーになるのでしょうか?
アトピーは体質や環境など様々な要因が関係して発症します。
湿疹が何ヶ月にも渡ってしつこくできる場合などではアトピーも考えますが、必ずしも乳児湿疹が酷いからといってもアトピーになるわけではありません。乳児湿疹が酷くても適切なスキンケアと治療をすることでほとんどの子はきれいに治ります。
湿疹が酷くなったので病院を受診しました。保湿剤とステロイドの入った軟膏を処方されたのですが、ステロイドの塗り薬を赤ちゃんに使用しても大丈夫でしょうか。
医療機関では炎症が強い時にステロイド含有の薬を使用することが多いです。
ステロイドを使用することに抵抗がある方もみられますが、ステロイドの塗り薬は適切に使用していれば副作用はそこまで怖くありません。むしろ適切な治療を使用しないで皮膚の状態を悪いままでいると肌のバリア機能が失われアレルゲンが皮膚から侵入することで、さまざまなアレルギーが引き起こされることがわかっています。こどものためにも適切な治療を受けさせてあげましょう。
保湿剤を塗ってばかりいたらこどもの肌が強くならないと祖父母に言われました。保湿剤を塗ると肌本来の力が弱くなることがあるのでしょうか。
結果から言うと保湿剤を使用しても肌が弱くなることはありません。そもそもこどもの皮膚は薄く、皮脂の分泌も大人と比べて少ないため水分が逃げていきやすいです。それは生物の"つくり"として仕方のないことです。プラスして体質で更に肌のバリア機能が弱い人がいます。保湿剤は乾燥しやすいこどもの皮膚を適切に保つことでむしろ様々な肌トラブルから守ってくれます。


まとめ




今回は乳児湿疹の原因やその種類、スキンケアなどについてお話しました。赤ちゃんお肌の状態で悩む親御さんはとても多いです。適切なスキンケアをして乳児湿疹の予防をしてあげてくださいね。乳児湿疹で悩んだら小児科や皮膚科の先生に相談して、必要な時は治療を受けましょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

 

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