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ファモチジンの効果・効能/飲み合わせ・併用禁忌を解説~一緒に使える市販薬も紹介~

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2023/11/9
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「胃がキリキリと痛い」、「胃がムカムカする」などの症状がある場合に医師から胃薬としてファモチジンが処方されることがあります。また、ファモチジンは市販薬としてもファモチジンを有効成分とする胃薬を購入することができるので、多くの人が手に取ることができる胃薬のひとつです。この記事ではファモチジンの効果や副作用、飲み合わせや禁忌について紹介し、一緒に飲んでもよい市販薬についても紹介します。

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  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
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    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
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ファモチジンの効果・副作用について


まず始めにファモチジンの効果や副作用について紹介します。ファモチジンがどのようにして胃の症状を緩和するのか、また副作用としてはどのようなものがあるのか最初に理解しましょう。

ファモチジンの効果

ファモチジンは「H2ブロッカー」と呼ばれる種類の胃薬で日本では1985年から使用可能である「ガスター」という薬の有効成分です。胃の痛みや胸やけ、むかつきの原因のひとつに胃酸の分泌が過剰になっていることが挙げられます。胃酸の分泌には胃にあるヒスタミンH2受容体が関与しており、ファモチジンはヒスタミンH2受容体に結合し、その働きを抑えることで胃酸の過剰分泌を抑えます。それにより胃炎や胃潰瘍などによる胃の痛みや逆流性食道炎による胸やけなどの症状に効果を発揮します。

ファモチジンの副作用

ファモチジンの副作用については特に発現頻度が多いものはありません。ガスターD錠の添付文書を参考にすると、肝機能障害や便秘、白血球減少が0.1~5%未満の頻度、発疹や下痢などが0.1%未満の頻度で生じるとされています。またせん妄や錯乱などの精神症状を起こすことが頻度は低いですがありえます。いずれも頻度は低いですが発生頻度はゼロではありませんので注意が必要です。またファモチジンは腎臓から排泄されるため高齢者など腎臓の機能が低下した方がファモチジンを使用するとファモチジンの排泄が遅くなり血中濃度が高くなることで副作用のリスクが高まりますので注意が必要です。


ファモチジンの飲み合わせ・禁忌について


ファモチジンの飲み合わせ・禁忌について

ここまでファモチジンの効果や副作用について紹介しました。ここからはファモチジンと他の薬との飲み合わせや禁忌について紹介します。ファモチジンを普段飲んでいる方はぜひチェックしてください。

処方薬との飲み合わせ

処方薬とファモチジンとの相互作用については併用禁忌となる薬はないですが、胃酸の分泌が減ることで薬の吸収が低下する薬があります。様々な薬が影響を受けますが、アゾール系抗真菌薬(カビに対する薬です)や一部の抗がん剤などがあります。また痛み止めを医師からもらっている方は痛み止めの副作用である消化性潰瘍を予防するために胃薬がセットで処方されることがあります。その胃薬の中にはファモチジンと同じように胃酸の分泌を抑制するものもありますので、ご自身でファモチジンを服用すると重複することになります。ファモチジンをご自身で試す前に必ず今服用している薬を薬剤師に相談しましょう。

市販薬との飲み合わせ

続いて市販薬との飲み合わせについてです。冒頭に述べたようにファモチジンを有効成分とする市販薬としてガスター10があります。ファモチジンを服用している方でガスター10を服用すると成分が重複しますので副作用のリスクが高まります。また、ファモチジンと同じ作用機序を有する別の成分としてニザチジン(商品名:アシノンなど)があります。そのため知らないうちに似たような成分の薬が重複するリスクがありますので、薬剤師や登録販売者に現在服用中の薬を相談しましょう。

食品との飲み合わせ

ファモチジンと食品の相互作用については、直接何かしらの食品がファモチジンの血中濃度に影響して効果を高めすぎたり逆に効果を弱めたりという可能性は低いと思います。一方で胃酸の分泌を促進するような食べ物(脂っこいものや刺激物など)やアルコール、食品ではありませんが嗜好品としての喫煙などは胃酸の分泌を促進し胃粘膜を攻撃します。そうするとファモチジンで頑張って胃酸分泌を抑制しようとしてもそれを上回る胃酸分泌促進因子があると効果を感じられない可能性があります。

注意が必要な禁忌症状

次にファモチジンが使用できない方について紹介します。ガスターD錠の添付文書を参考にすると、ガスターが使用できない方は、過去にファモチジンに対してアレルギー症状が出たことがある方のみになります。そのため、一般的にはほとんどの方が使用できると思いますが、先ほど説明したように腎機能が悪い方など使用する際に注意する必要がある方はいます。

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ファモチジンと一緒に使える市販薬はなに?症状別9選


先ほどまでファモチジンの効果や副作用、薬や食品との飲みあわせについて紹介しました。ここからはファモチジンと一緒に使用できる市販薬について、解熱鎮痛薬、風邪薬、胃薬のカテゴリーに分けて紹介します。定期的にファモチジンを服用している方で市販薬を試してみたいと思っている方はぜひチェックしてください。

ファモチジンと一緒に使える解熱鎮痛剤 3選

まずファモチジンと一緒に使用できる解熱鎮痛薬についてです。一般的に解熱鎮痛薬とファモチジンとの飲み合わせは悪くありませんし、解熱鎮痛薬の副作用である胃潰瘍などの胃腸障害を防ぐ役割もあります。一方で、解熱鎮痛薬の胃腸障害の症状をファモチジンが隠してしまう可能性があるので注意しましょう。

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第一三共ヘルスケア

ロキソニンS 12錠

最安値 220

医療用医薬品と同じ効果で治療する

有効成分のロキソプロフェンナトリウム水和物が熱や痛みの原因となるプロスタグランジンの合成を抑えて解熱鎮痛効果を発揮します。医療用医薬品と同じ有効成分・含有量であり1回1錠で効果を発揮します。

分類 第1類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中:ロキソプロフェンナトリウム水和物(60mg)
効果・効能 〇頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
○悪寒・発熱時の解熱
用法・用量 1回1錠、1日3回まで
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:出産予定12週以内の方は使用不可
授乳中:授乳を避ける
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 9mm
薬の風味 無味
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

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大正製薬

ナロンエースT 84錠

最安値 1,296

4つの有効成分が痛みに効く

有効成分のイブプロフェンとエテンザミドは痛みや熱の原因物質を合成を抑えることで痛みや熱をやわらげます。またブロモバレリル尿素と無水カフェインが2つの解熱鎮痛成分の効果を助けます。小型の錠剤であり飲みやすい点も特徴です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 2錠中:イブプロフェン(144mg)、エテンザミド(84mg)、ブロモバレリル尿素(200mg)、無水カフェイン(50mg)
効果・効能 〇頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・腰痛・肩こり痛・筋肉痛・関節痛・打撲痛・ねんざにともなう痛み(ねんざ痛)・骨折痛・外傷痛・神経痛・咽喉痛(のどの痛み)・耳痛の鎮痛
〇悪寒(発熱によるさむけ)・発熱時の解熱
用法・用量 1回2錠、1日3回まで
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:出産予定12週以内の方は使用不可
授乳中:授乳を避ける
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 無味
眠くなる成分 ブロモバレリル尿素
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

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アリナミン製薬

タイレノールA 20錠

最安値 940

アセトアミノフェンが熱や痛みに効く

有効成分であるアセトアミノフェンが主に脳にある体温調節中枢に効くことで熱を下げる作用と痛みを伝える原因物質の合成を抑える作用の2つを併せ持つので熱や痛みに対して効果を発揮します。アセトアミノフェンはインフルエンザの時でも使用できる成分としても知られています。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1錠中:アセトアミノフェン(300mg)
効果・効能 〇頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
〇悪寒・発熱時の解熱
用法・用量 1回1錠、1日3回まで
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中、妊娠していると思われる人は相談すること
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 無味
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

ファモチジンと一緒に使える風邪薬 3選

続いてファモチジンと一緒に使用できる風邪薬についてです。解熱鎮痛薬と同じく基本的には風邪薬とファモチジンとの飲み合わせは悪くないと思います。注意事項は解熱鎮痛薬同様で、風邪薬にも解熱鎮痛成分が含まれていることが多いので注意しましょう。

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塩野義製薬

パイロンPL錠ゴールド 30錠

最安値 1,797

風邪の辛い11症状をまとめて緩和する

6種類の有効成分がせき、痰、頭痛やのどの痛み、熱、くしゃみ、鼻水など11の症状に効果を発揮します。錠剤なので飲みやすく風邪に伴う複数の症状にこれ1つで対応できるのが強みです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 6錠中:サリチルアミド(648mg)、アセトアミノフェン(360mg)、無水カフェイン(144mg)、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩(32.4mg)、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(48mg)、ブロムヘキシン塩酸塩(12mg)
効果・効能 かぜの諸症状(せき、たん、のどの痛み、発熱、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、悪寒(発熱によるさむけ)、 頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
用法・用量 1回2錠、1日3回
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中、妊娠していると思われる人は相談すること
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 無味
眠くなる成分 プロメタジンメチレンジサリチル酸塩
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

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エスエス製薬

エスタック総合感冒 100錠

最安値 735

家族みんなで使える風邪薬の常備薬

有効成分のアセトアミノフェンが熱や痛みを緩和するとともにその他7種類の有効成分が咳や痰、くしゃみ・鼻水などに効果を発揮します。また5歳から服用可能であり1瓶に100錠入っていることから風邪症状があるときに家族みんなで使用できる点が特徴です。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 9錠中:アセトアミノフェン(900mg)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(7.5mg)、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(48mg)、dl-メチルエフェドリン塩酸塩(60mg)、ヘスペリジン(45mg)、カンゾウエキス(187.5mg)、ショウキョウ末(150mg)、無水カフェイン(75mg)
効果・効能 かぜの諸症状(のどの痛み、鼻水、鼻づまり、発熱、悪寒、頭痛、くしゃみ、せき、たん、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
用法・用量 15歳以上:1回3錠、1日3回
11~14歳:1回2錠、1日3回
5~10歳:1回1錠、1日3回
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 要相談
使用が可能な年齢 5歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 無味
眠くなる成分 クロルフェニラミンマレイン酸塩
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

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大正製薬

パブロンエースPro微粒 12包

最安値 1,578

口の中での苦みを抑えた微粒の風邪薬

有効成分のイブプロフェンは同じパブロンシリーズの中で最大量を含み、熱を下げるとともにのどや頭の痛みに対して効果を発揮します。医療用医薬品の有効成分も多く含まれている点も特徴です。粉薬であるため錠剤が飲みにくい方にもおすすめです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1包中:イブプロフェン(200mg)、L-カルボシステイン(250mg)、アンブロキソール塩酸塩(15mg)、ジヒドロコデインリン酸塩(8mg)、塩酸プソイドエフェドリン(45mg)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(2.5mg)、リボフラビン(4mg)
効果・効能 かぜの諸症状(のどの痛み、せき、たん、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、発熱、悪寒(発熱によるさむけ)、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
用法・用量 1回1包、1日3回
タイプ 顆粒剤
妊娠中・授乳中の使用 出産予定12週以内の妊婦は使用不可
妊娠授乳婦:要相談
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ
薬の風味 無味
眠くなる成分 クロルフェニラミンマレイン酸塩
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

ファモチジンと一緒に使える胃薬 3選

最後にファモチジンと一緒に使用できる胃薬についてです。前に述べたように市販薬の胃薬の中にはファモチジンと同様の作用機序であるH2ブロッカーに分類されるものがありますので、併用しても同じ作用点を狙うため効果が実感しにくい可能性があります。ここではH2ブロッカーを含まない胃薬について紹介します。

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ライオン

スクラートG 6包

最安値 608

荒れた患部を液剤で直接修復

有効成分のスクラルファートが胃酸により荒れた胃粘膜を修復します。また粘着付着性ゲルを採用しており、荒れた胃粘膜のムチンとゲルが絡み合うことで患部に長くとどまることで胃痛に対して効果を発揮します。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包中:スクラルファート水和物(1500mg)、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(1500mg)、合成ヒドロタルサイト(750mg)、コウボク流エキス(0.6mL)、ソウジュツ流エキス(0.6mL)
効果・効能 胃痛、胸やけ、胃酸過多、げっぷ(おくび)、もたれ(胃もたれ)、胃重、胃部膨満感、胃部不快感、胸つかえ、 飲み過ぎ(過飲)、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐
用法・用量 1回1包、1日3回
タイプ 液剤
妊娠中・授乳中の使用 使用可能
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 該当しない
薬の風味 グレープフルーツ風味
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 スクラルファート水和物
スーッとする成分 l-メントール
水なしで使用できるタイプ

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ロート製薬

パンシロンAZ 36包

最安値 697

胃粘膜を有効成分が覆って守る

有効成分のアズレンスルホン酸ナトリウムが胃酸により攻撃を受けた胃粘膜を修復するとともに胃粘膜表面に付着して胃粘膜を保護するメタケイ酸アルミン酸マグネシウムを配合することで胃痛や胸やけ、不快感などに効果を発揮します。11歳以上から服用できるのでこどもの胃症状にも使えます。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3包中:アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 (6mg)、L-グルタミン(900mg)、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(600mg)、ロートエキス(30mg)、炭酸水素ナトリウム(1800mg)、重質炭酸マグネシウム(180mg)、沈降炭酸カルシウム(540mg)
効果・効能 胃痛、胃部不快感、胸やけ、胃重、胃もたれ、胃酸過多、胃部膨満感、胸つかえ、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、悪心)、嘔吐、げっぷ(おくび)、飲みすぎ
用法・用量 15歳以上:1回1包、1日3回
11歳以上15歳未満:1回2/3包、1日3回
タイプ 顆粒
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中:相談すること 授乳中:使用不可
使用が可能な年齢 11歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 該当しない
薬の風味 無味
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物、L-グルタミン
スーッとする成分 l-メントール
水なしで使用できるタイプ ×

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エーザイ

新セルベール整胃(細粒) 12包

1回1錠で胃粘膜を守り胃もたれなどに効く

有効成分のテプレノンが胃粘膜を保護するので胃酸により攻撃を受けた胃粘膜を守ることで胃痛に対して効果があります。また脂肪消化酵素であるリパーゼを配合しているので胃での消化を助けて胃もたれにも効果があります。1回1錠で効果があるので服用しやすい点も特徴です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 3錠中:テプレノン(150mg)、ソウジュツ乾燥エキス(150mg)、コウボク乾燥エキス(83.4mg)、リパーゼAP6(14.7mg)
効果・効能 胃もたれ、食べすぎ、食欲不振、胃部・腹部膨満感、胸やけ、飲みすぎ、はきけ(むかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、胸つかえ
用法・用量 1回1錠、1日3回
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中、妊娠していると思われる人は相談すること
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 無味
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 テプレノン
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×


商品比較表


商品名

第一三共ヘルスケアロキソニンS 12錠

大正製薬ナロンエースT 84錠

アリナミン製薬タイレノールA 20錠

塩野義製薬パイロンPL錠ゴールド 30錠

エスエス製薬エスタック総合感冒 100錠

大正製薬パブロンエースPro微粒 12包

ライオンスクラートG 6包

ロート製薬パンシロンAZ 36包

エーザイ新セルベール整胃(細粒) 12包

最安値

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220

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735

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697

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特徴 医療用医薬品と同じ効果で治療する 4つの有効成分が痛みに効く アセトアミノフェンが熱や痛みに効く 風邪の辛い11症状をまとめて緩和する 家族みんなで使える風邪薬の常備薬 口の中での苦みを抑えた微粒の風邪薬 荒れた患部を液剤で直接修復 胃粘膜を有効成分が覆って守る 1回1錠で胃粘膜を守り胃もたれなどに効く
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市販薬を使用するときのポイントや注意点について


市販薬を使用するときのポイントや注意点について

ここからは市販薬を使用していくうえでの注意点について紹介します。

使用するときのポイント・副作用はあるの?

解熱鎮痛薬は副作用として胃潰瘍などの胃腸障害を起こすことがあります。そのため、解熱鎮痛薬を服用し始めて胃が痛い、キリキリするなどの症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。特にファモチジン服用時はその症状に気づきにくいことがありますので、少しでもおかしいと思ったら早めに受診しましょう。また胃薬を服用する場合は、胃薬はあくまでも症状を緩和するものであり根本が解決していないことがありますので、薬を中止しても症状が再び起こるなどがありましたら早めに医療機関を受診しましょう。
 

こんなときは病院へ

胃薬を飲んでいても症状が改善しない、また症状が一時的に改善してもぶり返す、解熱鎮痛薬を服用しても熱が38℃を超えており続いている、全身状態が悪いなどがありましたら早めに医療機関を受診しましょう。

『ファモチジン』に関するQ&A


『ファモチジン』に関するQ&A

ここからはファモチジンに関連するQ&Aについて紹介します。

ファモチジンを飲むのはいつが一番いいですか?
ガスターをはじめとするH2ブロッカーは特に夜間の胃酸分泌を強力に抑える効果があります。そのため1日1回服用する場合は就寝前が一番よいと考えられます。1日2回まで服用するケースがありますので、その場合は朝食後と就寝前(または夕食後)に服用する方が多いです。ガスター10の添付文書では1回服用後8時間以上間隔を空けると記載されていますので、適切な間隔を空けて服用するようにしてください。
市販薬のガスター10と医療用医薬品のガスターD錠は何が異なりますか?
市販薬のガスター10と医療用医薬品のガスターD錠についてはどちらも有効成分は同じファモチジンです。しかしながら医療用医薬品のガスターD錠には1錠に10mg有効成分が含まれるものと20mg含まれるものがありますが、市販薬のガスター10は名前の通り1錠に10mg有効成分が含まれているものしかありません。そのため医療用医薬品の場合は、主治医から指示が出た場合は1日に40mg分服用しますが、市販薬のガスター10は1日20mgまでしか服用できない点が異なります。
ファモチジンより強い胃薬はありますか?
胃酸の分泌を抑制する効果という意味では市販薬についてはファモチジンなどのH2ブロッカーが最も高い効果を示すと思います。一方で医療用医薬品についてはH2ブロッカーよりも強力に胃酸の分泌を抑制する薬があります。分類としてはプロトンポンプ阻害薬やカリウムイオン競合型アシッドブロッカーと呼ばれるもので胃酸分泌を強力かつ持続的に抑えます。これらは医師の処方せんがないと手に入れることはできませんので必要と判断された方が服用することになります。


まとめ


まとめ

この記事では代表的なH2ブロッカーであるファモチジンについて紹介しました。ファモチジンは医療用医薬品だけではなく市販薬でも手に入るので、胃の調子が悪い際に皆様も手に取りやすい薬です。しかしながら注意事項もありますので、この記事を読んで基礎を理解いただきながら、実際に使用する前には薬剤師や登録販売者に相談するようにしましょう。

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