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【おすすめの手指消毒液】薬剤師が厳選した6選

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2022/9/14
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新型コロナウイルスの蔓延で、感染予防の重要性が叫ばれている現在。消毒や除菌の効果をうたう様々な消毒剤や除菌剤が販売されています。

しかし、中には新型コロナウイルスの感染対策としての効果が認められていないもの、不明なものもあります。また、せっかく効果があるものでも使い方を間違えると効果が低くなってしまうことがあり、その選択や使用方法に注意が必要だといえます。適切な消毒剤、除菌剤を選ぶためにまずはじめに皆さんに知って欲しいことは、消毒と除菌、殺菌のそれぞれの意味合いです。

ほとんど同じ意味だと思っていた、そこまで気にしていなかったという方もいらっしゃると思いますが、「消毒」はウイルスや菌を無害化すること、「除菌」は菌をある程度減らすこと、「殺菌」は菌を死滅させることをさします。言葉の意味を知った上でしっかり区別し、選択することが大切です。

今回この記事では、消毒液の選び方やその正しい使用方法について解説しています。適切な感染予防を行うことで、一刻も早く新型コロナウイルスが収束することを願っています。

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消毒液について


薬剤師

佐藤 美柚さんのコメント

消毒液にもさまざまな種類がありますが、コロナウイルスへの対策として一番おすすめしたいのが、消毒用エタノールです。濃度70%以上95%以下の消毒用エタノールは、コロナウイルスに有効性があることが分かっており、モノや手指の消毒に使用することができます。

 他にも消毒液として

・次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)
・界面活性剤(洗剤/手指用以外)
・次亜塩素酸水

などがあり、いずれも物品の消毒はできますが、手指消毒としては現段階では未評価または使用不可となっています。

また剤型としても様々な種類があり、液体の消毒剤が一般的ですが、最近はジェルやフォームタイプのものもよく見かけるようになりました。用途に応じて適切なものを選択するようにしましょう。

消毒液で手が荒れる理由



皮膚の表面には角質層(角層)があり、角質層は皮脂や汗でできた皮脂膜に覆われています。皮脂膜は、外部からの刺激物の侵入を防ぎ、水分を保つ「皮膚のバリア機能」を担っており、皮膚が健康な状態であれば皮脂膜はしばらくすると回復します。

しかし頻繁にアルコール消毒を繰り返すことで、この皮脂膜が回復できず、角質層の中の水分が蒸発して皮膚の乾燥が進んでしまいます。これが手が荒れる理由です。

手は特に、皮脂腺と呼ばれる皮膚の内部にある皮脂を分泌する腺が少ないことや、外からの刺激が加わりやすいことから、特に乾燥しやすい状態になっています。ですので、こまめにハンドクリームなどを塗布して保湿する必要があります。

正しい消毒液の使い方・塗り方



コロナウイルス対策としてアルコール消毒が有効ですが、濃度は70%以上95%以下のエタノールを用いてよくすりこみます。

塗り方としては、

①砂やほこり・油汚れをはじめ、目に見える汚れを洗い流す。
②汚れをしっかりと洗い流した後、タオルなどで水気を拭き取る。
③アルコール手指消毒剤を、指の間や指先から手のひらや手の甲・手首までムラなく行き渡らせる。


上記を行うことで、アルコールの除菌効果を発揮させます。もったいないからといって少量の消毒剤しか使わないのは、効果があまり期待できないので注意しましょう。

【シーン別】消毒液の選び方


【自宅で使用したい方】はこちら



ご家庭での手指消毒については消毒用エタノールでの消毒が推奨されます。エタノールは、細胞膜やタンパク質を変性(細胞膜が壊れ、穴があき、細胞内容物が漏れ出る)させる作用があり、これによって細菌やウイルスを殺菌します。

物品の消毒についても同様にエタノール消毒薬が推奨されていますが、もしエタノール消毒薬がない場合は、次亜塩素酸ナトリウムを希釈することができます。

ただ、手荒れの原因となるので、ゴム手袋などを着用し、十分に換気をしながら消毒するようにしてください。また、金属腐食性があるため、消毒後は洗い流すか水拭きする必要があります。

その他、次亜塩素酸水を使って物品の消毒を行う際は、十分な量の次亜塩素酸水で表面をヒタヒタに濡らし、20秒以上時間をおいてから拭き取るようにしてください。アルコールのように少量をかけるだけでは効きません。加えて、次亜塩素酸水は有機物に弱いため、消毒する場所の汚れをあらかじめ落としてから使用するようにしてください。

【持ち運びたい方】はこちら



こまめな手洗いがコロナ対策の基本となっていますが、外出先では手洗いできない環境も多いと思いますので、自宅での消毒と同様に消毒用エタノールを使用するようにしましょう。

現在は消毒剤が非常に充実しており、持ち運びに便利な小型のタイプや、液体だけではなくフォーム(泡状)のものやジェルタイプのものなども販売されていますので、ご自分が使いやすいと思われるものを選ぶと良いと思います。

液体とジェル、フォームで殺菌効果が同じなのかということについては、さまざまな議論がありますが80%程度の濃度のエタノール消毒剤の場合は殺菌効果には違いがないと考えられています。

ジェルタイプは手からこぼれたり、飛び散ったりしにくく、また目に入りにくいためお子様が入る家庭にもおすすめです。

フォームタイプはムラが出来にくく手指全体をしっかり除菌することができます。液体タイプは布に染み込ませて物品を消毒することもでき、それぞれのメリット、デメリットがあります。

【薬剤師が厳選】おすすめの消毒液




【自宅で使用したい方】におすすめの市販薬3選

薬剤師おすすめ
日本製薬

オスバンラビングA

最安値 297 (税込)

薄めずに使える、オスバンブランドの手指の殺菌・消毒剤

ワンプッシュで両手指の殺菌・消毒ができる、ベタつかない液体タイプです。手荒れを軽減する2つの潤い成分(トリイソオクタン酸グリセリン、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液)を配合しています。速乾性すり込み式なので、水やタオルの必要がありません。

分類 第3類医薬品
有効成分 ベンザルコニウム塩化物
服用/塗布回数 適量をそのまま手指に塗布し、乾燥するまで摩擦する。
サイズ/内容量 400mL
タイプ 液剤
コストパフォーマンス 8点|10点中
殺菌力 9点|10点中
保湿力 9点|10点中

薬剤師おすすめ
丸石製薬

ウエルフォーム

最安値 2,170 (税込)

手指消毒に効果的な泡の速乾性手指消毒剤

有効成分であるアルコールは、本来泡を打ち消す性質を持っていますが、この消毒剤は添加物やポンプの形状を工夫することで手からこぼれにくい泡状になっています。エタノールは約80%含有されており、泡が目に見えることから消毒範囲を確認しやすく、泡が消えるまで塗り広げることで消毒時間の目安になります。また、グリチルレチン酸やトコフェロールを配合し、使用後はしっとりとした感触が得られます。

分類 第2類医薬品
有効成分 クロルヘキシジングルコン酸塩
服用/塗布回数 そのまま手指に塗布または塗擦する。
サイズ/内容量 80mL、180mL、360mL、1L
タイプ フォーム
コストパフォーマンス 8点|10点中
殺菌力 9点|10点中
保湿力 7点|10点中

薬剤師おすすめ
健栄製薬

消毒用エタノールIP(ケンエー)P 500ml

最安値 299 (税込)

皮膚や器具、物品の殺菌・消毒に 免税されたエタノール製剤

実は健栄製薬からは別に、「消毒用エタノール」という医薬品が販売されています。消毒用エタノールには、引用される酒類と同様に酒税相当額が課税されていますがこの「消毒用エタノールIP」は、エタノールにイソプロパノールを添加することで飲用不可となり、免税された安価なエタノールです。もちろんエタノールの含有量は変わりません。手指消毒や物品の消毒に使用できます。

分類 第3類医薬品
有効成分 エタノール
服用/塗布回数 塗擦または脱脂綿、ガーゼに浸して清拭する。
サイズ/内容量 100mL、500mL、5L
タイプ 液剤
コストパフォーマンス 9点|10点中
殺菌力 10点|10点中
保湿力 5点|10点中

【持ち運びたい方】におすすめの市販薬3選

薬剤師おすすめ
資生堂

イハダ 薬用消毒ハンドジェル

最安値 748 (税込)

手肌にやさしい保湿成分配合

ウイルスや細菌を消毒できるとともに、高精製ワセリン、ヒアルロン酸Na、グリセリンの保湿成分が配合されており、手荒れ対策もできます。また肌の表面を滑かに覆い、べたつきのないしっとりサラサラの使用感になっています。

分類 指定医薬部外品
有効成分 エタノール
服用/塗布回数 適量をそのまま手指に塗布または塗擦する。
サイズ/内容量 80mL
タイプ ジェル
コストパフォーマンス 10点|10点中
殺菌力 8点|10点中
保湿力 10点|10点中

薬剤師おすすめ
SARAYA

ハンドラボ 手指消毒ハンドジェルVS

最安値 550 (税込)

幅広いウイルス・細菌に対応する使い心地の良い低粘度ジェル

リン酸でpHを酸性にし、有効成分(エタノール)の効果を高めることで幅広いウイルス・細菌に対応しています。アルコール濃度も80%と高濃度ですので、コロナ対策にもバッチリです。液剤が飛び散らないジェルタイプで場所を選びません。

分類 指定医薬部外品
有効成分 エタノール
服用/塗布回数 適量を手に取り、指先までムラなく乾くまで擦り込む。
サイズ/内容量 40mL
タイプ ジェル
コストパフォーマンス 8点|10点中
殺菌力 9点|10点中
保湿力 6点|10点中

薬剤師おすすめ
健栄製薬

手ピカジェル ホルダー付 60ml

水もタオルもいらないすり込み式

コロナウイルスに効果のある高濃度のエタノールの他に、手に優しいヒアルロン酸が配合されています。またこの消毒液には、バッグやリュック、ベビーカーにもかけやすい、6段階に長さ調節できるホルダーストラップがついています。ストラップは子供が引っ張っても切れにくいシリコン素材になっています。お子様がいる方にはぴったりの消毒剤です。

分類 指定医薬部外品
有効成分 エタノール
服用/塗布回数 適量を手指にとり、塗布または塗擦する。
サイズ/内容量 60mL
タイプ ジェル
コストパフォーマンス 8点|10点中
殺菌力 7点|10点中
保湿力 8点|10点中

【比較一覧表】おすすめの消毒液

商品画像
日本製薬

丸石製薬
消毒用エタノールIP(ケンエー)P 500ml
健栄製薬

資生堂

SARAYA
手ピカジェル ホルダー付 60ml
健栄製薬
商品名 オスバンラビングA ウエルフォーム 消毒用エタノールIP(ケンエー)P 500ml イハダ 薬用消毒ハンドジェル ハンドラボ 手指消毒ハンドジェルVS 手ピカジェル ホルダー付 60ml
特長 薄めずに使える、オスバンブランドの手指の殺菌・消毒剤 手指消毒に効果的な泡の速乾性手指消毒剤 皮膚や器具、物品の殺菌・消毒に 免税されたエタノール製剤 手肌にやさしい保湿成分配合 幅広いウイルス・細菌に対応する使い心地の良い低粘度ジェル 水もタオルもいらないすり込み式
最安値

297円(税込)

送料:要確認 楽天 詳細を見る

2,170円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

299円(税込)

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

748円(税込)

送料:要確認 楽天 詳細を見る

550円(税込)

送料:要確認 楽天 詳細を見る
商品リンク

 

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消毒液に関するQ&A




Q&A①:次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸は違うものですか。

薬剤師

佐藤 美柚さんのコメント

どちらも次亜塩素酸を有効成分としていますが、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は全く異なるものです。次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で強い酸化作用があり、市販の家庭用漂白剤等に使用されています。

対して、次亜塩素酸水は強い酸化作用を持ちますが酸性で、出荷される前に野菜の洗浄等に使用されています。それぞれ正しい使い方をしないと思わぬ事故を招いてしまう可能性があります。消毒に使う場合は決められた濃度に薄めて使うなど、注意書きをよく読んでから使用するようにしてください。

Q&A②:人がいる空間で、消毒剤を空間噴霧してはいけないのでしょうか。

薬剤師

佐藤 美柚さんのコメント

人の眼に入ったり、皮膚に付着したり、吸入されたりするおそれのある状況下では空間噴霧はなるべくしないようにしましょう。

また消毒剤をマスクに噴霧したり、消毒剤を直接吸引したりするようなを使用方法もおすすめしません。物に触れることで消毒剤は効果を発揮するので、部屋などの空間に噴霧するだけでは十分な効果が得られないからです。加えて吸入毒性の危険性もあるので、空間噴霧はしないようにしましょう。

Q&A③:消毒用エタノールの濃度が70%以下のものは効果がないのですか。

薬剤師

佐藤 美柚さんのコメント

新型コロナウイルスに関しては、エタノールが60%台の消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があります。エタノールが70%以上のものが入手困難な場合には、エタノールが60%台のもので消毒しても差し支えがないと考えられます。

ただし、エタノールは一般的に開封後に濃度が低下しやすいことに留意してください。ですので効果がはないとはいえませんが、できるだけ70%以上の濃度のエタノール消毒液を使用するようにしましょう。

Q&A④:手荒れが原因でコロナに感染することはありますか。

薬剤師

佐藤 美柚さんのコメント

手荒れが起こると、皮膚に付着した細菌が増加しやすくなったり、防御力が下がったりして、接触感染の危険性が高くなります。したがって、感染対策において手荒れ対策も非常に重要といえます。

手荒れの多くは、頻回の手洗いや手指消毒、気象条件などによって発生すると考えられますが、手洗い剤や手指消毒剤の種類や、水道の温度、室内の加湿などを考慮して、総合的な手荒れ対策を行うようにしましょう。

まとめ




いかがでしたでしょうか。細かい成分や言葉の意味を覚えるのは少し難しいことかもしれません。

そういう方におすすめなのは、「医薬品」や「医薬部外品」を選ぶことです。これらは殺菌や消毒作用があることが認められているので、薬機法でそれらを表示していいことになっています。

また消毒液を使用するときは十分な量を手にとったら、全体によく馴染ませるようにするようにしましょう。正しい感染予防をすることで、自分や周りの大切な人を守ることができます。今日から、今すぐに実践してみてください。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 佐藤 美柚 薬剤師

    執筆・監修者

    6年制大学薬学部卒業後、総合病院門前の調剤薬局にて勤務。2017年12月に研修認定薬剤師、2019年NR・サプリメントアドバイザーの資格を取得。

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