商品名 |
ツムラツムラ漢方小青竜湯エキス顆粒 48包 |
ツムラツムラ漢方麻黄附子細辛湯エキス顆粒 20包 |
クラシエ薬品桂枝茯苓丸料加薏苡仁 48錠 |
ツムラツムラ2漢方葛根湯加川芎辛夷エキス顆粒 48包 |
小林製薬チクナインb 224錠 |
御所薬舗葛根湯エキス[顆粒]S 60包 |
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特徴 | なかなか止まらないサラサラ鼻水に効果的 | 寒気が強く風邪の引き初めに有効な漢方薬 | 月経不順のほか、しみやニキビにも効く | 日本で育てられた漢方薬が鼻づまりに効く | 9種類の生薬が炎症を抑えて副鼻腔炎に効く | 眠くなる成分を含まないから日中も使える |
商品リンク |
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目次
花粉症について
これは、私たちの体に備わっている免疫システムが花粉を異物(体に害があり排除しなければならない対象)と認識し、過剰に反応することで発症します。
花粉症は一度発症すると基本的には毎年症状が出るため、適切な対策が重要です。
漢方薬や抗アレルギー薬を使いながら、予防と症状の緩和を目指しましょう。
花粉症の症状
花粉症の主な症状には、鼻水、くしゃみ、鼻づまりがあり、鼻水は透明でさらさらとしたものが特徴です。これらの症状は、朝方や外出直後に強く現れることが多いとされます。また、目のかゆみや充血も花粉症の典型的な症状であり、視界がぼやける、目がゴロゴロするなどにより、長時間の読書やパソコン作業が困難になることもあります。
加えて、喉の痛みや咳、耳のかゆみ、さらには頭痛やだるさといった全身症状が現れることも少なくありません。
これらの症状は、花粉が飛散するシーズンが続く限り、数週間から数か月にわたって続くことがあり、適切な対策が欠かせません。
花粉症の症状をしっかりと理解し、早めに対応することで、より効果的な予防策や対処法を見つけることができ、日常生活の質を維持することが可能です。
花粉症の治療方法
花粉症治療の指針となる診療ガイドラインでは、症状の重症度・生活スタイルなどに合わせて治療を進めます。具体的には、軽症から中等症には、眠気が少ない「第二世代抗ヒスタミン薬」が第一選択薬として推奨されます。中等症から重症には、鼻づまりに効果的な「ステロイド点鼻薬」が強く推奨されます。
また、「ロイコトリエン受容体拮抗薬」は、抗ヒスタミン薬と併用して鼻づまりや夜間の症状改善に使用されます。
いずれも対処療法と呼ばれる治療方法ですが、スギ花粉症に対しては、根治を目指す「舌下免疫療法」があり、診療ガイドラインで推奨されています。
体質改善を目的とした漢方薬も取り入れられており、例えば小青竜湯が効果的とされています。このほか、辛夷清肺湯なども有効とされています。
漢方薬のメリット・デメリット
漢方薬は、個々の体質や症状に合わせた治療ができるのがポイントです。花粉症や慢性的な不調に対して、長期的な緩和や再発予防が期待できるのも大きなメリットです。
ただし、多くの漢方薬は即効性がないため、効果が現れるまでに時間がかかることが多いとされています。また、体質に合わない場合は十分な効果が得られないこともあり、個人差が大きい点も特徴です。
市販薬の中には、「タウロミン」のように生薬と抗ヒスタミン成分を組み合わせたものも市販されており、どちらも使いたい方にはおすすめです。
その他の治療方法のメリット・デメリット
花粉症に対する治療方法として、漢方薬の他にもさまざまな治療選択肢があります。
抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻水などの症状をすぐに抑える即効性があり、症状が急に悪化した際に有効です。
ステロイド点鼻薬は、特に鼻づまりに効果的で、炎症を抑える力が強いのが特徴です。
また、舌下免疫療法は、根本的な体質改善を目指す治療法で、長期的に花粉症を軽減できる可能性があります。
ただし、抗ヒスタミン薬は眠気などを引き起こすことがあり、ステロイド点鼻薬は長期使用で鼻血などの副作用のおそれがあります。舌下免疫療法は、数年間の継続が必要であり、全ての患者に適用できるわけではありません。
個々の症状に合わせて最適な治療法を選ぶことが重要です。
【症状別】花粉症に有効な漢方の種類
花粉症は、くしゃみや鼻水などのさまざまな症状を引き起こします。これらの症状に対して、漢方薬は体質に合わせた治療法として古くから用いられてきました。
それぞれの症状に合った漢方薬を選ぶことで、花粉症のつらい症状を効果的に緩和することができます。
ここからは花粉症の3つの症状に対応する漢方薬を紹介します。
『鼻水やくしゃみ』には小青竜湯・麻黄附子細辛湯・小青竜湯合麻黄附子細辛湯
花粉症の症状のうち、特に鼻水やくしゃみが止まらない場合、小青竜湯や麻黄附子細辛湯などの漢方薬が効果的とされています。小青竜湯は、体内の余分な水分を排出する作用があるため、花粉症に特有のさらさらした鼻水症状を抑える効果があります。麻黄附子細辛湯は、寒さや冷えが原因で悪化する症状を和らげます。
また、これらの漢方薬を組み合わせた小青竜湯合麻黄附子細辛湯は、特に冷えによる症状が強い場合に適しています。
症状に応じて使い分けることで、つらい鼻水やくしゃみを効果的に緩和できます。
『鼻づまり』には葛根湯加川芎辛夷・辛夷清肺湯
花粉症による頑固な鼻づまりには、葛根湯加川芎辛夷のほか、辛夷清肺湯などの漢方薬が効果的です。葛根湯加川芎辛夷は、血行を改善することで鼻の通りを良くし、鼻づまりを解消します。一方、辛夷清肺湯は、鼻や喉の炎症を鎮める作用があり、これにより粘膜の腫れが抑えられ、最終的に鼻づまりを和らげます。
症状に合わせて適切に漢方薬を選択することで、呼吸のしやすさを取り戻す手助けになります。
『咽頭痛』には甘草湯
花粉症による咽頭痛には、甘草湯が効果的です。甘草湯は、喉の炎症を鎮め、痛みや腫れを和らげる漢方薬として古くから使われてきました。特に、喉が乾燥しやすく、咳や声のかすれなどの症状をともなう咽頭痛に適しています。これは甘草に炎症を抑える成分が含まれており、喉の不快感を和らげる作用があるためです。
花粉症シーズンにおいて、喉の痛みが続く方には、治療選択肢の一つとして甘草湯を取り入れることで、症状の改善が期待できます。
【参考】花粉症に有効な漢方 6選
薬剤師 根本 真吾さん厳選
花粉症によるさまざまな症状に対応しており、組み合わせることでより効果的な治療が期待できます。
花粉症に悩まされる毎シーズン、体質改善や症状を和らげるために漢方薬を取り入れることもおすすめです。
【小青竜湯】おすすめ漢方
こんな方に
サラサラ鼻水が続く方に
子どもにも使える漢方薬をお求めの方に
なかなか止まらないサラサラ鼻水に効果的
有効成分であるハンゲやカンキョウ、カンゾウなどが含有されており、風邪の初期症状に効果があるとされています。
肩こりや筋肉痛、発熱を伴う症状にも適しています。
生薬をバランス良く配合し、体を温めながら症状を緩和します。
飲みやすい顆粒タイプで、日常的な体調管理にも役立ちます。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1包(2.25g) 7歳以上15歳未満:2/3包 4歳以上7歳未満:1/2包 2歳以上4歳未満:1/3包 |
用法・用量 | 食前に水またはお湯で服用してください。 |
1日の服用回数 | 1日2回 |
服用対象年齢 | 2歳以上 |
効能効果 | 体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症:気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症 |
内容量 | 2.25g/包 x 48包 |
【麻黄附子細辛湯】おすすめ漢方
こんな方に
寒気が強い方に
アレルギー性鼻炎のある方に
寒気が強く風邪の引き初めに有効な漢方薬
有効成分であるマオウやサイシン、ブシ末が含有されており、体力虚弱で、手足が冷え、悪寒がある方の「風邪」や「アレルギー性鼻炎」、「気管支炎」などに用いられています。
日頃から手足が冷えていたり、発熱がないか、あっても微熱の方に適しています。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1包(1.875g) 7歳以上15歳未満:2/3包 4歳以上7歳未満:1/2包 2歳以上4歳未満:1/3包 |
用法・用量 | 食前に水またはお湯で服用してください。 |
1日の服用回数 | 1日2回 |
服用対象年齢 | 2歳以上 |
効能効果 | 体力虚弱で、手足に冷えがあり、ときに悪寒があるものの次の諸症:感冒、アレルギー性鼻炎、気管支炎、気管支ぜんそく、神経痛 |
内容量 | 1.875g/包 x 20包 |
【桂枝茯苓丸料加薏苡仁】おすすめ漢方
こんな方に
生理前のニキビをなんとかしたい方に
しみを体の内側から改善したい方に
月経不順のほか、しみやニキビにも効く
有効成分であるケイシやブクリョウなどで構成される「桂枝茯苓丸」にハトムギを加えた処方です。
のぼせや冷えを伴う月経不順、しみ、にきびに効果があります。
のみやすいフィルムコート錠です。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 錠剤 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1回4錠 7歳以上15歳未満:1回3錠 5歳以上7歳未満:1回2錠 |
用法・用量 | 食前又は食間に水又は白湯にて服用。 |
1日の服用回数 | 1日2回 |
服用対象年齢 | 5歳以上 |
効能効果 | 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:にきび、しみ、手足のあれ(手足の湿疹・皮膚炎)、月経不順、血の道症* *「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。 |
内容量 | 48錠 |
【葛根湯加川芎辛夷】おすすめ漢方
こんな方に
鼻詰まりを何とかしたい方に
子どもにも使用したい方に
日本で育てられた漢方薬が鼻づまりに効く
有効成分であるカッコンやシャクヤクなどを含有しており、「鼻づまり」、「蓄膿症」、「慢性鼻炎」に用いられています。
かぜのひきはじめに用いられる葛根湯にシンイとセンキュウが配合されています。
日本で育てられた漢方薬です。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1回1包(1.875g) 7歳以上15歳未満:1回2/3包 4歳以上7歳未満:1回1/2包 2歳以上4歳未満:1回1/3包 |
用法・用量 | 食前に水またはお湯で服用してください。 |
1日の服用回数 | 1日2回 |
服用対象年齢 | 2歳以上 |
効能効果 | 比較的体力があるものの次の諸症:鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎 |
内容量 | 1.875g/包 x 48包 |
【辛夷清肺湯】おすすめ漢方
こんな方に
鼻腔が腫れやすい方に
慢性副鼻腔炎を何とかしたい方に
9種類の生薬が炎症を抑えて副鼻腔炎に効く
有効成分であるシンイ、オウゴン、セッコウなど9種類の生薬からなる漢方「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」のはたらきで、鼻の奥の炎症を鎮めながら、膿を抑えて呼吸を楽にします。
副鼻腔炎(ちくのう症)、慢性鼻炎を改善する内服薬です。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 錠剤 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1回4錠 7歳以上15歳未満:1回3錠 5歳以上7歳未満:1回2錠 |
用法・用量 | 食前又は食間に水又はお湯で服用してください。 |
1日の服用回数 | 1日2回 |
服用対象年齢 | 5歳以上 |
効能効果 | 体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの次の諸症:鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎) |
【甘草湯】おすすめ漢方
こんな方に
葛根湯を常用している方に
車などの運転をする方に
眠くなる成分を含まないから日中も使える
有効成分であるカッコン、マオウ、カンゾウなどを含む漢方薬です。
発熱や寒け、頭痛などの風邪症状、肩こりや筋肉痛、手や肩の痛みに効果があります。
眠くなる成分が含まれていないため、日中でも使用できます。
分類 | 第2類医薬品 |
形状 | 顆粒 |
1回服用量 | 成人(15歳以上):1回1包(1.5g) 7歳以上15歳未満:1回2/3包 4歳以上7歳未満:1回1/2包 2歳以上4歳未満:1回1/3包 |
用法・用量 | 食前又は食間に水又は白湯にて服用してください。 |
1日の服用回数 | 1日3回 |
服用対象年齢 | 2歳以上 |
効能効果 | 感冒、鼻かぜ、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み |
内容量 | 1.5g/包 x 60包 |
商品比較表
それぞれの漢方の注意点・副作用について
適切に使用するためには、各漢方薬の特性を理解し、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
ここでは、小青竜湯や麻黄附子細辛湯など、花粉症に用いられる代表的な漢方薬について解説します。
小青竜湯(ショウセイリュウトウ)
小青竜湯の主な副作用として、消化器系の副作用があげられます。具体的には胃の不快感や食欲不振、下痢などの症状です。また、まれではありますが発疹やかゆみなどのアレルギー反応が現れることがあります。アレルギー症状が強い場合には、すぐに薬の使用を中止しましょう。
さらに、高血圧の方や心臓病をお持ちの方は、有効成分「マオウ」により血圧が上昇するリスクがあるため、慎重な使用が求められます。普段より血圧が高かったり、脈拍が速いような場合は、薬の使用を中止しましょう。
麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)
麻黄附子細辛湯の主な副作用として、動悸のほか、血圧上昇があげられます。特に高血圧や心疾患をお持ちの方では、有効成分「マオウ」による血圧上昇のリスクがあるため、定期的に血圧を測定しましょう。また、消化器症状として胃の不快感や食欲不振が現れることがあります。まれではありますが、発疹やかゆみなどのアレルギー反応が出ることもありますので、疑わしい症状がみられた場合、すぐに薬の使用を中止しましょう。
桂枝茯苓丸料加薏苡仁(ケイシブクリョウガンリョウカヨクイニン)
桂枝茯苓丸料加薏苡仁の副作用として、胃の不快感や食欲不振、発疹が報告されています。症状が強い場合は、薬の使用を中止しましょう。特に、妊娠中の方は慎重に使用する必要がありますので、使用する前にかかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。
また、体を温める作用があるため、体力のない方や発熱のある方には適さない場合があります。ご自身の体調や症状の把握が重要となります。
葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)
葛根湯加川芎辛夷の使用に伴う主な副作用として、胃の不快感や食欲不振、下痢などの消化器系の症状が報告されています。特に胃腸が弱い方はこれらの症状が出やすいことが報告されているため、症状が強い場合には、すぐに薬の使用を中止しましょう。また、まれではありますが、発疹やかゆみといったアレルギー反応が出ることもあります。
さらに非常にまれではありますが、手足のだるさ、しびれなどの症状があらわれ、徐々に強くなるような場合があります(偽アルドステロン症、ミオパチー)。このような症状が認められる場合には、すぐに使用を中止し医療機関を受診することが大切です。
辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)
辛夷清肺湯の主な副作用として、胃の不快感や下痢があげられます。胃腸が弱い方は、これらの症状が現れることがありますので、症状が強い場合は使用を中止しましょう。また、まれではありますが、間質性肺炎、肝機能障害、腸間膜静脈硬化症という重大な副作用がでてしまうことがあります。息苦しさや発熱の他、下痢などの症状が続く場合は薬の使用を中止し、速やかに医療機関を受診しましょう。
甘草湯(カンゾウトウ)
甘草湯は一般的によく使用されている漢方薬ですが、長期間の使用は避けた方が良いでしょう。長期間の使用や他の薬との相互作用により、偽アルドステロン症(低カリウム血症)を引き起こすリスクがあります。具体的な症状としては、むくみや高血圧、筋肉のけいれんなどです。
異常を感じた場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
こんなときは病院へ
漢方薬を使用中に異常を感じた場合や症状が改善しない場合は、速やかに病院を受診することが重要です。例えば、発疹、胃の不快感、動悸、めまいなどの副作用が現れた場合や、むくみや筋肉のけいれん、重篤な疲労感が生じた場合は、漢方薬の副作用のおそれがあります。
また、長期間にわたって症状が続く、もしくは症状が悪化する場合も、医師の診察を受けて適切な治療を受けることが必要です。
『花粉症』『漢方』に関するQ&A
ここからは、漢方薬について気になる疑問として寄せられている質問にお答えします。
漢方薬は保険適用されるのか?、効果が出るまでどのくらいかかるのか?、さらには花粉症を和らげるツボはあるのか?について解説します。
漢方を賢く活用して、花粉症対策を万全にしましょう。
保険適用の漢方薬には、症状や体質に合わせたものがあり、費用を抑えつつ効果的に治療を進めることが可能です。
一方、市販薬はご自身で購入するため、慎重に選ぶ必要があります。とはいえ、過度におそれる必要はありません。市販薬を選ぶ際に、薬剤師や登録販売者に相談して最適なものを見つけましょう。
即効性は期待できないものの、継続して使用することで体のバランスが整い、症状が緩和されていきます。
効果が感じられない場合であっても自己判断で使用を中止せず、しばらくは治療を続けることが大切です。心配なことや疑問がある場合は、薬剤師やかかりつけの医師に相談しましょう。
また、手の親指と人差し指の間にある「合谷(ごうこく)」も、全身の調子を整え、花粉症による不快感を軽減します。
さらに、耳の穴の前にある小さな出っ張りにある耳ツボとして「外鼻(がいび)」と「内鼻(ないび)」があります。がいびは出っ張りの下半分あたり、ないびは出っ張りの裏側にあります。親指と人差し指を使って、つまむようにマッサージしましょう。
花粉症シーズンを乗り切るためのサポートとして、これらのツボマッサージを日常ケアに取り入れてみましょう。
まとめ
花粉症対策には、基本的な治療として抗ヒスタミン薬や点鼻薬がよく用いられますが、市販の漢方薬を取り入れることで、さらなる効果が期待できます。
市販の漢方薬は、より根本的な体質の改善を目指しながら、長期的に花粉症の症状を緩和する手助けをしてくれます。ご自身の症状にあわせて漢方薬を選び、早めに取り入れることで、花粉症シーズンを快適に乗り越える準備をしましょう。
市販薬なので手軽に始められ、継続的に使うことで症状の軽減が期待できます。
西洋薬を使っていても花粉症の症状がなかなか改善しない、といったお悩みをもっている方は、是非とも一度、漢方薬を試してみてください。
※掲載内容は執筆時点での情報です。
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根本 真吾 医薬品情報(DI)業務
執筆・監修者薬剤師。開発業務受託機関に勤務後、保険薬局勤務を経て、2019年にDI業務に従事。国内外の医薬品情報を要約し、Webコンテンツを提供。病院や薬局、大学などを対象に営業も実施。また、オンライン服薬指導にも従事。2023年...