目次
センノシドの効果・副作用について

まず初めにセンノシドがどのような薬なのか、その効果や副作用を理解するところから始めましょう。薬の効果や注意事項を正しく知って適切に使用することが重要です。
センノシドの効果
センノシドは「センナ」と呼ばれる生薬から抽出される成分で、「刺激性下剤」という分類の下剤です。その名の通り、大腸に刺激を与えることで大腸を動きを活発にしてお通じを外に出す効果があります。服用してから効果が発現するまでに8~10時間程度かかるとされていますので、就寝前に服用することが多く、就寝前に服用することで朝に効果が発揮されお通じが出やすくなります。そのため特に高齢者など大腸の運動が低下している患者に用いられることが多いです。センノシドの副作用
センノシドの副作用としては、もっとも代表的な「下痢」が挙げられます。またセンノシドが大腸を刺激するため、「腹痛」を生じることがあり、下痢や腹痛は特に服用する量を多くすると生じやすくなります。また、効果があるからといって連日のように服用すると体が慣れてしまって(耐性)、効果が得られにくくなることがあります。そのため、使用は連日ではなく便秘が辛い時だけにとどめた方がよいと考えます。その他、下痢や腹痛に伴う悪心・嘔吐を生じることがあります。センノシドの飲み合わせ・禁忌について

ここからはセンノシドと他の薬との飲み合わせについて紹介します。センノシドは便秘に対して用いられるので他の便秘薬を服用していることが多いですので、この記事の注意事項を確認して頂けると幸いです。
処方薬との飲み合わせ
医師から処方される処方薬とセンノシドとの飲み合わせについては、これを一緒に飲んではダメといういわゆる禁忌に該当するものはありません。もちろんセンノシドと同じ刺激性下剤を一緒に飲むと下痢や腹痛などの副作用が強く出ることがあるため、特に複数の医療機関を受診している方は便秘薬を複数の医療機関をもらっているケースがありますので、同じ機序の薬を服用していないか薬剤師に確認してみてください。また違う種類の下剤が処方されている場合も下痢の発現には注意が必要です。市販薬との飲み合わせ
続いて市販薬との飲み合わせについてです。市販薬にもセンノシドが含まれている下剤が販売されていますので一緒に服用することで下痢や腹痛の悪化を起こすことがあります。薬局やドラッグストアの薬剤師や登録販売者にどのような成分が入っているか確認してもらうようにしましょう。一方で、解熱鎮痛薬や風邪薬、胃薬など、市販薬でよく購入される薬との飲み合わせについては特に問題はありません。食品との飲み合わせ
センノシドと食品においてセンノシドの効果を高めすぎたり、逆に効果が弱まってしまったりということはなく特に飲み合わせが問題となるケースはありません。もちろん大腸を含めて消化管を刺激するような香辛料などを多く含む食品や脂っこい食事などは下痢を発現・悪化させますのでセンノシドによる下痢を悪化させることは考えられます。そのため、下痢を起こしやすくなるような食品・食事には注意が必要です。今すぐ飲み合わせを確認するには?
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センノシドと一緒に使える市販薬はなに?症状別9選
ここからはセンノシドを服用している方で、市販薬を使用したいとなった場合に①解熱鎮痛薬、②風邪薬、③胃薬の3つのカテゴリから飲み合わせが問題ないものを3つずつ紹介したいと思います。
センノシドと一緒に使える解熱鎮痛剤 3選
熱や痛みがあると毎日の日常生活への影響が大きいですよね。医療機関を受診するほどではないけど解熱薬や頭痛薬を飲んで症状を緩和したいという場合に市販の解熱鎮痛剤を試してみることはよいと思います。ここではセンノシドとの飲み合わせが問題ない解熱鎮痛薬を3つ紹介します。

こんな方に
医療用医薬品と同じ成分が欲しい方に
1回1錠で効果を期待したい方に
1回1錠で痛みを抑える
有効成分のロキソプロフェンナトリウム水和物が熱や痛みの原因となるプロスタグランジンの合成を抑えて解熱鎮痛効果を発揮します。医療用医薬品と同じ有効成分・含有量であり1回1錠で効果を発揮します。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1錠中:ロキソプロフェンナトリウム水和物(60mg) |
| 効果・効能 | 〇頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛 ○悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 1回1錠、1日3回まで |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:出産予定12週以内の方は使用不可 授乳中:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 約9mm |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
複数の成分による効果を期待している方に
小型の錠剤を探している方に
4つの有効成分が痛みに効く
有効成分のイブプロフェンとエテンザミドは痛みや熱の原因物質を合成を抑えることで痛みや熱をやわらげます。またブロモバレリル尿素と無水カフェインが2つの解熱鎮痛成分の効果を助けます。小型の錠剤であり飲みやすい点も特徴です。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 2錠中:イブプロフェン(144mg)、エテンザミド(84mg)、ブロモバレリル尿素(200mg)、無水カフェイン(50mg) |
| 効果・効能 | 〇頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・腰痛・肩こり痛・筋肉痛・関節痛・打撲痛・ねんざにともなう痛み(ねんざ痛)・骨折痛・外傷痛・神経痛・咽喉痛(のどの痛み)・耳痛の鎮痛 〇悪寒(発熱によるさむけ)・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 1回2錠、1日3回まで |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:出産予定12週以内の方は使用不可 授乳中:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 錠剤・タブレットの大きさ | 記載なし |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | ブロモバレリル尿素 |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
アセトアミノフェン製品を探している方に
インフルエンザなどの解熱薬を探している方に
アセトアミノフェンが熱や痛みに効く
有効成分であるアセトアミノフェンが主に脳にある体温調節中枢に効くことで熱を下げる作用と痛みを伝える原因物質の合成を抑える作用の2つを併せ持つので熱や痛みに対して効果を発揮します。アセトアミノフェンはインフルエンザの時でも使用できる成分としても知られています。
| 分類 | 第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1錠中:アセトアミノフェン(300mg) |
| 効果・効能 | 〇頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛 〇悪寒・発熱時の解熱 |
| 用法・用量 | 1回1錠、1日3回まで |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 妊娠中:要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
センノシドと一緒に使える風邪薬 3選
咳、痰が絡む、鼻水が止まらないなど風邪症状は多岐にわたり、症状が続くと体力を消耗するため風邪薬で症状を緩和することでその辛さを和らげることができます。ここではセンノシドとの飲み合わせが問題ない風邪薬を3つ紹介します。

こんな方に
風邪の様々な症状で辛い方に
錠剤の風邪薬を探している方に
風邪の辛い11症状をまとめて緩和する
6種類の有効成分がせき、痰、頭痛やのどの痛み、熱、くしゃみ、鼻水など11の症状に効果を発揮します。錠剤なので飲みやすく風邪に伴う複数の症状にこれ1つで対応できるのが強みです。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 6錠中:サリチルアミド(6mg)、アセトアミノフェン(360mg)、無水カフェイン(144mg)、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩(32.4mg)、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(48mg)、ブロムヘキシン塩酸塩(12mg) |
| 効果・効能 | かぜの諸症状(せき、たん、のどの痛み、発熱、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、悪寒(発熱によるさむけ)、 頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和 |
| 用法・用量 | 1回2錠、1日3回 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
家庭の風邪薬の常備薬を探している方に
子どもでも飲むことができる薬を探している方に
家族みんなで使える風邪薬の常備薬
有効成分のアセトアミノフェンが熱や痛みを緩和するとともにその他7種類の有効成分が咳や痰、くしゃみ・鼻水などに効果を発揮します。また5歳から服用可能であり1瓶に100錠入っていることから風邪症状があるときに家族みんなで使用できる点が特徴です。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 9錠中:アセトアミノフェン(900mg)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(7.5mg)、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(48mg)、dl-メチルエフェドリン塩酸塩(60mg)、ヘスペリジン(45mg)、カンゾウエキス(187.5mg)、ショウキョウ末(150mg)、無水カフェイン(75mg) |
| 効果・効能 | かぜの諸症状(のどの痛み、鼻水、鼻づまり、発熱、悪寒、頭痛、くしゃみ、せき、たん、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和 |
| 用法・用量 | 15歳以上:1回3錠、1日3回 11~14歳:1回2錠、1日3回 5~10歳:1回1錠、1日3回 |
| タイプ | 錠剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 要相談 |
| 使用が可能な年齢 | 5歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | クロルフェニラミンマレイン酸塩、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |

こんな方に
錠剤が飲みにくい方に
高い効果を期待する方に
口の中での苦みを抑えた微粒の風邪薬
有効成分のイブプロフェンは同じパブロンシリーズの中で最大量を含み、熱を下げるとともにのどや頭の痛みに対して効果を発揮します。医療用医薬品の有効成分も多く含まれている点も特徴です。粉薬であるため錠剤が飲みにくい方にもおすすめです。
| 分類 | 指定第2類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1包中:イブプロフェン(200mg)、L-カルボシステイン(250mg)、アンブロキソール塩酸塩(15mg)、ジヒドロコデインリン酸塩(8mg)、塩酸プソイドエフェドリン(45mg)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(2.5mg)、リボフラビン(4mg) |
| 効果・効能 | かぜの諸症状(のどの痛み、せき、たん、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、発熱、悪寒(発熱によるさむけ)、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和 |
| 用法・用量 | 1回1包、1日3回 |
| タイプ | 顆粒剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 出産予定12週以内の妊婦は使用不可 授乳婦:授乳を避ける |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 薬の風味 | 無味 |
| 眠くなる成分 | クロルフェニラミンマレイン酸塩、ジヒドロコデインリン酸塩 |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | × |
センノシドと一緒に使える胃薬 3選
胃がキリキリと痛む、胃もたれがするなど胃の症状があると毎日の食事量に影響したり、ストレスの原因になったりします。市販の胃薬は胃の痛みや不快感を取るものなど様々なものがあります。ここではセンノシドとの飲み合わせが問題ない胃薬を3つ紹介します。

こんな方に
口腔内崩壊錠が欲しい方に
胸やけ症状も伴う方に
口の中ですぐに溶けて速やかに効く
有効成分のファモチジンが胃粘膜のH2受容体に作用し過剰になった胃酸の分泌を抑えることでつらい胃痛に対して速やかに効きます。またガスター10 S錠は口腔内崩壊錠なので口の中ですぐに溶けるため服用しやすい点も特徴です。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 1錠中:ファモチジン(10mg) |
| 効果・効能 | 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつき |
| 用法・用量 | 1回1錠、1日2回まで |
| タイプ | 口腔内崩壊錠 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用不可 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 薬の風味 | 記載なし |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | l-メントール |
| 水なしで使用できるタイプ | 〇 |

こんな方に
液剤の飲みやすい薬が欲しい方に
確かな効果を期待したい方に
液剤で胃酸分泌をしっかり抑える
有効成分のニザチジンが過剰になった胃酸の分泌を抑えることで、胃の症状に対して素早い効果が期待できます。液剤なので水なしで服用することができますしアセロラ風味で服用しやすいのも特徴です。
| 分類 | 第1類医薬品 |
| 有効成分(含有量)/主成分(含有量) | 30mL中:ニザチジン(75mg) |
| 効果・効能 | 胸やけ、むかつき、胃痛、もたれ |
| 用法・用量 | 1回30mL、1日2回まで |
| タイプ | 液剤 |
| 妊娠中・授乳中の使用 | 使用不可 |
| 使用が可能な年齢 | 15歳以上 |
| 薬の風味 | アセロラ風味 |
| 眠くなる成分 | × |
| 胃の粘膜を保護する成分 | × |
| スーッとする成分 | × |
| 水なしで使用できるタイプ | 〇 |
商品比較表
市販薬を使用するときのポイントや注意点について

どのような薬でも効果があれば副作用や注意事項があります。これらをよく理解して市販薬を使用することがとても大切になります。
使用するときのポイント・副作用はあるの?
解熱鎮痛薬では副作用として胃潰瘍などの胃腸障害が起こることがあります。解熱鎮痛薬を服用していて胃が痛い、便が黒っぽいなどの症状がありましたら早めに医療機関を受診しましょう。また風邪薬には様々な成分が含まれており解熱鎮痛の成分もあれば咳止めなどの成分もあります。その中で、鼻炎に対する成分が含まれていると副作用として眠気やそれに伴うふらつき等があらわれることがあります。そのためそれらの成分が入った薬を服用中は車の運転を含む危険な作業はしないようにお願いします。こんなときは病院へ
基本的にはいずれの市販薬にも言えますが、服用しても症状が改善しない・または悪化する場合は市販薬では対応しきれない場合や、他の原因がある場合があります。例えば熱の場合は解熱鎮痛薬を服用しても38℃以上の熱が持続する、風邪の場合は38℃以上の熱や寒気がするなどが挙げられます。そのような場合は医療機関で診察や検査を受けた方がよいと思います。その際には必ず市販薬を服用したことを伝えることが重要です。『センノシド』に関するQ&A

最後にセンノシドを服用している方からよく聞かれる質問についてQ&A形式で3つ紹介します。これ以外にも疑問点があれば薬局やドラッグストアの薬剤師や登録販売者に相談いただくようにお願いします。






まとめ

ここまでセンノシドの特徴や注意事項、飲み合わせ、一緒に使用できる市販薬や代表的なQ&Aについて紹介しました。センノシドは処方薬だけでなく市販薬にも含まれている代表的な下剤の成分の1つで気軽に手に入れることができる一方で、下痢、腹痛や耐性などの注意事項もある薬です。この記事を読んで少しでもセンノシドの使い方や注意事項を理解して正しく薬を使っていただけると幸いです。
※掲載内容は執筆時点での情報です。

























