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【薬剤師が解説】耳鳴りに効果的な漢方と対策|漢方のメリット・デメリット、症状別のおすすめも紹介!

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2024/9/13
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実際には音が鳴っていないのに何か音が鳴っているように聞こえる、静かな所で急に「キーン」「ピー」と音が鳴ったけどすぐに治った、けれども繰り返して気になるなど耳鳴りに対して悩んで薬を使用したいと思っている方に漢方薬を試してみることができます。この記事では耳鳴りとは何か、どのような治療方法があるのか、そして耳鳴りに対して使用される漢方薬の特徴や注意事項について紹介します。

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耳鳴りについて


薬剤師

山本恭平さんのコメント

まず始めに耳鳴りとは何か?というところから簡単に解説します。
耳鳴りは気になりだすと毎日の仕事や日常生活に集中できず影響を与えると思います。自身の耳鳴りと上手に付き合っていくためにまずは耳鳴りとは何かについて知っていきましょう。

耳鳴りの種類と原因

耳鳴りとは自分の周りでは何も音が鳴っていないのに耳の中で様々な音が鳴る症状のことを指します。「ピー」「キーン」という高い音や「ザー」「ブーン」などの低音など音の大きさ含めて個人差があります。
耳鳴りの原因は様々ですが軽症の場合は疲れやストレスが溜まっている際に生じたり、周りの環境が静かな場合のみ生じたりします。ストレスがたまるといわゆる自律神経が乱れることで耳鳴りやめまいを起こすことがあります。また気圧の低下により耳鳴りを生じる方もいれば、メニエール病などの病気に伴い耳鳴りが生じる方もいます。中耳炎によっても耳鳴りを起こすことがあります。また耳鳴りを自覚する方の多くは難聴の方であり難聴により耳鳴りが生じている可能性もあります。

耳鳴りの治療方法

耳鳴りの治療方法はその原因により様々です。例えば疲れやストレスにより生じている場合は当たり前ですが疲れを取る、ストレスを解消することで改善する可能性があります。ストレスや睡眠不足は自律神経を乱す影響が大きく耳鳴りの原因となりますので十分な休息やストレス源からの回避を心がけてください。突発性難聴やメニエール病、急性中耳炎など耳鳴りの原因となっている疾患がある場合は、その原因に対する治療薬を使用することで改善する可能性があります。


漢方薬のメリット・デメリット


漢方薬のメリット・デメリット

薬のメリットは薬を使用できない方、いわゆる禁忌と呼ばれるものが少なく子どもから高齢者まで使用可能である点や自分の体質や症状に合わせて漢方薬を選択できること、飲み合わせに注意するものが少ないことが挙げられます。デメリットとしては、体質に合わなければ効果が出ないことが挙げられます。例えば代表的な耳鳴りに用いられる漢方薬である七物降下湯は「体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないものの次の諸症:高血圧に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重)」に対して適応を持ちます。自分の体質に合っているか確認をする必要があるでしょう。


その他の治療方法のメリット・デメリット


その他いわゆる西洋薬の治療方法におけるメリットとしては体質に大きな影響を受けず一定の効果が期待できることや痛み止めをイメージするとわかりやすいですが即効性が期待できるものが多いことが挙げられます。一方で薬によっては禁忌が多数あったり小児や妊婦に使用できない薬があったりと注意事項が薬によって様々あることがデメリットとして挙げられます。


【症状別】耳鳴りに有効な漢方の種類


ここからは耳鳴りの症状に対して漢方薬を用いる場合におすすめの漢方薬について紹介します。耳鳴りに対する漢方薬といっても様々な種類がありますので、ご自身の耳鳴りの状態やご自身の体質を確認しながらこの記事を読んでいただけると幸いです。

『血圧が高く、頭痛・イライラを伴う方』には釣藤散

釣藤散は一般的に高血圧の随伴症状に対して使用される漢方薬です。特にストレスなどによって血圧が上昇する方は頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状を生じることがあります。このような方に対して釣藤散は適しています。効能・効果は「体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの次の諸症:慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるもの」であり耳鳴りだけではなく血圧が高い方、頭痛が慢性的にある方にもおすすめしたい漢方薬です。

『血圧が高く、疲れやすい方』には七物降下湯

高血圧でのぼせた感じや肩こり、耳鳴り、頭が重い感じがする方に対して七物降下湯は効果を発揮します。効能・効果は「体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないものの次の諸症:高血圧に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重)」となっており、血のめぐりが悪く顔色が悪い方、疲れやすい方で血圧が高い方におすすめしたい漢方薬です。

『夜間頻尿など排尿障害のある方』には牛車腎気丸

牛車腎気丸は一般的に腰痛やしびれに対して用いられる漢方薬です。牛車腎気丸は水分代謝をよくすることで尿量が減少している場合や腰痛、足のむくみが強い方にも用いられます。効能・効果は「体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)」であり、こちらも高血圧に伴う耳鳴りに対して効果を発揮します。

『不眠傾向で精神的に不安定な方』には加味帰脾湯

加味帰脾湯は一般的に不眠やストレスに対して用いられる漢方薬です。加味帰脾湯は消化管の働きを助けるとともに血のめぐりをよくすることで気持ちを落ち着かせ、精神を安定させることで不眠に対して効果を発揮します。効能・効果は「体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症:貧血、不眠症、精神不安、神経症」であり、ストレスにより耳鳴りが生じる方に適している漢方薬です。

【参考】耳鳴りに有効な漢方 4選

薬剤師 山本恭平さん厳選

ここからは耳鳴りの症状に対して漢方薬を用いる場合におすすめの漢方薬について紹介します。耳鳴りに対する漢方薬といっても様々な種類がありますので、ご自身の耳鳴りの状態や体質を確認しながらこの記事を読んでいただけると幸いです。

薬剤師おすすめ
クラシエ薬品

釣藤散料エキス錠 96錠

最安値 1,279

高血圧で耳鳴りが辛い方にぴったり

有効成分の釣藤散は特にストレスなどによって血圧が上昇する方の頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状に適しています。
漢方薬ですが錠剤であり顆粒剤が苦手な方におすすめです。

分類 第2類医薬品
形状 錠剤
1回服用量 用法・用量参照
用法・用量 成人(15歳以上):1回4錠、1日3回
7歳以上15歳未満:1回3錠、1日3回
5歳以上7歳未満:1回2錠、1日3回
食前または食間に服用
1日の服用回数 1日3回
服用対象年齢 5歳以上
効能効果 体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの次の諸症:慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるもの
内容量 96錠

薬剤師おすすめ
クラシエ薬品

クラシエ七物降下湯エキス錠 96錠

最安値 1,279

耳鳴りに使う漢方といえば七物降下湯

有効成分の七物降下湯は一般的に耳鳴りに対して用いられる漢方薬でのぼせ症状や肩こり、高血圧に伴う様々な症状に対して効果を発揮します。
漢方薬ですが錠剤であり顆粒剤が苦手な方におすすめです。

分類 第2類医薬品
形状 錠剤
1回服用量 用法・用量参照
用法・用量 成人(15歳以上):1回4錠、1日3回
食前または食間に服用
1日の服用回数 1日3回
服用対象年齢 15歳以上
効能効果 効能:体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないものの次の諸症:高血圧に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重)
内容量 96錠

薬剤師おすすめ
クラシエ薬品

クラシエ牛車腎気丸料エキス錠 96錠

最安値 1,204

しびれや腰痛を伴う方にぴったり

有効成分の牛車腎気丸が水分代謝をよくすることで体内の余分な水分が多い状態で生じる耳鳴りを改善します。また、尿量が減少している場合や腰痛、足のむくみにも効果を発揮します。

分類 第2類医薬品
形状 錠剤
1回服用量 用法・用量参照
用法・用量 成人(15歳以上):1回4錠、1日3回
7歳以上15歳未満:1回3錠、1日3回
5歳以上7歳未満:1回2錠、1日3回
食前または食間に服用
1日の服用回数 1日3回
服用対象年齢 5歳以上
効能効果 体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)
内容量 96錠

薬剤師おすすめ
クラシエ薬品

クラシエ加味帰脾湯エキス顆粒 24包

最安値 1,173

ストレスに伴う耳鳴りや不眠を緩和する

有効成分の加味帰脾湯は消化管の働きを助けるとともに血のめぐりをよくすることで気持ちを落ち着かせ、精神を安定させることで不眠に対して効果を発揮します。ストレスに伴う耳鳴りがある方におすすめです。

分類 第2類医薬品
形状 顆粒剤
1回服用量 用法・用量参照
用法・用量 成人(15歳以上):1回1包、1日3回
7歳以上15歳未満:1回2/3包、1日3回
4歳以上7歳未満:1回1/2包、1日3回
2歳以上4歳未満:1回1/3包、1日3回
食前または食間に服用
1日の服用回数 1日3回
服用対象年齢 2歳以上
効能効果 体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症:貧血、不眠症、精神不安、神経症
内容量 24包

商品比較表


商品名

クラシエ薬品釣藤散料エキス錠 96錠

クラシエ薬品クラシエ七物降下湯エキス錠 96錠

クラシエ薬品クラシエ牛車腎気丸料エキス錠 96錠

クラシエ薬品クラシエ加味帰脾湯エキス顆粒 24包

最安値

1,279

送料:別 Yahoo! 詳細を見る

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1,204

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1,173

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特徴 高血圧で耳鳴りが辛い方にぴったり 耳鳴りに使う漢方といえば七物降下湯 しびれや腰痛を伴う方にぴったり ストレスに伴う耳鳴りや不眠を緩和する
商品リンク

それぞれの漢方の注意点・副作用について


薬剤師

山本恭平さんのコメント

漢方薬というと注意点や副作用が少ないとかまったくないと思っている方もいらっしゃると思います。
確かに漢方薬は飲み合わせが悪い薬が少なく、一緒に飲むことが禁忌となる薬もほとんどないといってもよいです。副作用の頻度も高くありません。それでも注意すべき点はありますのでそれぞれの漢方薬について注意点を紹介します。

釣藤散

釣藤散の副作用についてはツムラ釣藤散エキス顆粒(医療用)を参考にしますと重大な副作用として偽アルドステロン症、ミオパチーが挙げられています。偽アルドステロン症は構成生薬に「甘草」が含まれている場合に、甘草の量が増えるほど生じやすく、血圧上昇や低カリウム血症の他にむくみなどを生じることがあります。ミオパチーは脱力感や四肢のけいれんなどの症状が出ることで気づくことがあります。その他の副作用として発疹や蕁麻疹や食欲不振、軟便などが報告されています。

七物降下湯

七物降下湯の副作用についてはツムラ七物降下湯エキス顆粒(医療用)を参考にしますと食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等の消化器系の副作用が報告されています。また漢方薬全体に言えますが品質を保つためできるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない場所に保管するようにしてください。

牛車腎気丸

牛車腎気丸の副作用についてはツムラ牛車腎気丸エキス顆粒(医療用)を参考にしますと間質性肺炎、肝機能障害が挙げられています。間質性肺炎はコンコンとした痰が絡まないような咳や微熱、呼吸困難・息切れなどが症状として挙げられます。肝機能障害は基本的には採血をしないと確認がしにくい副作用です。その他の副作用として発疹や食欲不振、のぼせなどが報告されています。

加味帰脾湯

加味帰脾湯の副作用についてはツムラ加味帰脾湯エキス顆粒(医療用)を参考にしますと重大な副作用として偽アルドステロン症、ミオパチー、腸間膜静脈硬化症が挙げられています。偽アルドステロン症およびミオパチーについては釣藤散と同様に血圧上昇や低カリウム血症、むくみ、脱力感などの症状に注意する必要があります。腸間膜静脈硬化症は特に長期使用した際に生じることがある副作用で腹痛、下痢、便秘、腹部膨満が繰り返し現れた場合に注意が必要です。その他の副作用として発疹や蕁麻疹や食欲不振、下痢などが報告されています。

こんなときは病院へ

先ほどの副作用の項目に挙げましたが、間質性肺炎を疑うようなコンコンとした痰が絡まないような咳や微熱、呼吸困難・息切れが現れたり、腸間膜静脈硬化症を疑うような腹痛、下痢、便秘、腹部膨満が繰り返し現れた場合には至急病院を受診した方がよいでしょう。また1カ月位服用しても症状がよくならない場合にも同様に受診をして原因を診てもらう方がよいでしょう。


『耳鳴り』『漢方』に関するQ&A


『耳鳴り』『漢方』に関するQ&A

ここからは耳鳴りや漢方薬に関するよくある質問についてQ&A形式で紹介します。

五苓散や当帰芍薬散も耳鳴りに有効?
五苓散や当帰芍薬散が耳鳴りに有効であると聞いたことがあるかもしれません。これは耳鳴りの原因によってはという前提がつきます。五苓散は体の中にある余分な水分を体外に出してあげることが得意な漢方薬でありむくみや頭痛などに用いられますが耳鳴りの原因がメニエール病やリンパ腫などの場合は効果を発揮する可能性があります。また当帰芍薬散に関しては貧血や生理不順などで血の巡りが悪いことで耳鳴りが生じている場合に効果を発揮する可能性があります。
効果が出るまでどのくらいかかる?
具体的に何日で効果を発揮すると言いにくいのが漢方薬です。西洋薬の痛み止めのように飲んだらその日の内に効いてきて効果を実感するというのが難しいと考えます。市販の七物降下湯の製品の説明書では「1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください」と記載がありますのでひとつの目安として1ヶ月までには効果が出始めると考えてよろしいかと思います。
飲み合わせに注意は必要?併用禁忌はある?
今回紹介した4つの漢方薬については添付文書(医薬品の公的文書)を参考にしますと併用禁忌、つまり一緒に使用してはいけない薬は2024年9月現在ではありません。

まとめ


まとめ

ここまで耳鳴りの原因や咳に対する代表的な漢方薬、また実際に使用する上での注意点をお伝えしました。漢方薬は市販薬でも手に入れることができるため誰でも簡単に始めることができますが、漢方薬はご自身の体質に合っているかを確認することがとても大切です。今日紹介した漢方薬を始める前に自分の体質にあっているのか確認してみてください。もちろんそのあたりも含めて相談したいということであれば薬局やドラッグストアの薬剤師や登録販売者に相談することをおすすめします。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

 

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