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【2021年】目の充血におすすめの市販の目薬は?コンタクトレンズとの併用についても解説

くすり

2021年4月22日更新
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ふと気がづくと目が真っ赤に充血していることはありませんか?充血した目は疲れていて不健康な印象を与えます。人と接する職業の方など、人目が気になる方は早く治したいと思われるかもしれません。

目の充血は紫外線、ドライアイ、アレルギー性結膜炎、ものもらいなど様々な原因により引き起こされます。また、夏になるとお子様がプールや海に入る機会も多く、泳ぎ終わった後の目の充血を心配される保護者の方も多いことでしょう。

しかし、いざ購入しようと思っても、目薬の種類の多さに圧倒される方も多いのではないでしょうか?また、あまりの多さに適当に選んでしまってはいませんか?症状やコンタクトレンズの使用によっては避けた方がよい成分もあります。

この記事では目の充血に効く市販薬やその成分について解説しています。副作用のリスクや使用上の注意についても併せて解説していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

目の充血とは?


目の充血は、目の炎症や疲れが原因となって発症します。紫外線、細菌、アレルギー性物質などの刺激により目に炎症が起こったり、スマートフォンの使い過ぎなどで目に過度の疲労がたまったりした時に目の充血が引き起こされます。

目の充血の多くは結膜(白目の表面を形成する膜)を通る無数の血管が拡張する(太くなる)ことにより起こります。細菌や花粉などの刺激を受けると炎症反応により結膜の血管が拡張します。また、目に疲労がたまると、たくさんの酸素や栄養素を供給しなければならなくなるため、同様に結膜の血管が拡張することになります。これによって、普段は見えない血管が白目の部分に浮き上がり、目全体が赤くなってしまいます。

目の充血を治すには?


目の充血を治すために大切なことは、充血を起こしている原因を取り除くことです。

・目をよく洗って異物を取り除く

・紫外線を防ぐために帽子やサングラスを装着する

・パソコンなどの使用時間を減らす

・十分な睡眠・栄養をとる

などしていれば通常、充血は自然に治まっていきます。

目の充血を治す市販薬の成分

目の充血を治す市販薬には様々な種類のものが発売されていますが、概ね以下のような成分が配合されています。

血管収縮剤

目の充血は白目部分の血管が拡張することにより起こるため、血管収縮剤を点眼することで拡張した血管を収縮させれば充血を取り除くことができます。主な血管収縮成分としては、塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリンがあります。血管を収縮させると充血は収まりますが、その分目への酸素の供給量が減ってしまします。コンタクトレンズを使用していると裸眼と比べて目が酸欠になりがちですので、コンタクトを使用している場合は避けた方がよい成分となっています。

抗菌成分

ものもらいと呼ばれる細菌感染を原因とする目の充血に効果を発揮します。市販の目薬にはスルファメトキサゾールと呼ばれる抗菌剤が配合されています。

抗炎症成分

炎症を抑えることで充血を改善します。代表的な成分としてはグリチルリチン酸やプラノプロフェン、その他ステロイドなどもあります。

抗アレルギー成分

クロルフェニラミンマレイン酸塩などの抗ヒスタミン成分が含まれており、アレルギー反応を抑えることで目の充血を改善します。

ミネラル成分

人間の涙に含まれる成分です。人口涙液と呼ばれ、何か特別な作用を持った目薬ではなく、人間の涙に成分を近づけた目薬も販売されています。成分としては塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウムなどが含まれています。

保湿成分

主にコンドロイチン硫酸エステルナトリウムなどの保湿成分が含まれています。角膜の水分を保持して角膜を保護することにより、外部の刺激から目を保護します。

ビタミン成分

疲れ目を原因として目の充血が生じている場合には、ビタミンB、ビタミンEといったビタミン成分を含む目薬が良く効きます。ビタミンBには目の組織代謝を活発にする作用があり、ビタミンEには目の血液循環を改善する作用があります。

保湿成分

主にコンドロイチン硫酸エステルナトリウムなどの保湿成分が含まれています。角膜の水分を保持して角膜を保護することにより、外部の刺激から目を保護します。

その他の栄養成分

L-アスパラギン酸カリウム、タウリンなどの栄養成分が配合されており、疲れ目を原因とする充血に効果を発揮します。

これら有効成分の他に、目薬には添加物もよく使用されます。

ベンザルコニウムに代表される防腐剤は、敏感になった角膜には刺激になる場合もあります。また、コンタクトレンズはベンザルコニウムを吸着し、角膜への刺激の原因となることがあります。

通常の使用で大きな問題になることはないとされていますが、目薬選びのポイントにしたい成分の一つです。

【シーン別】目の充血を治す市販薬の選び方


目の毛細血管に作用して充血を直接改善する成分として、血管収縮剤があります。充血に効果があるとうたう製品には血管収縮剤が含まれることも多いですが、血管収縮剤を含まない目薬でも充血の根本の原因を取り除ける場合があります。それでは、症状別に実際の目薬の選び方を解説していきます。

ものもらいなど細菌感染による充血の方は

これからプールや海水浴シーズンになってくると増えるのがものもらいです。ものもらいは細菌感染の一種で、ウィルス感染ではありませんので、基本的には人から人にうつることはありませんが、プールや海水浴以外でも目の周りを不衛生にしているといつでも起こる症状です。

先述の通り、ものもらいは細菌感染ですので、抗菌成分の入った目薬を選びましょう。他にも、抗炎症成分が入っていると細菌感染による炎症を抑えてくれますので効果的です。また、目薬と併せて目の周りを清潔に保つようにしましょう。例えば、手を洗わずにコンタクトレンズを装着していないか、前髪が目にかかっていないか、女性ですと目の周りのメイク用品の清潔にも気を使いましょう。

アレルギーによる充血の方は

花粉症など、ご自身で充血の原因がアレルギーと分かっている場合は主に抗アレルギー成分や抗炎症成分を含む目薬を選びましょう。抗菌成分などは不要です。

ただし、かゆみで何度も目をこすることによって角膜が傷ついたり、細菌感染をおこしたりと、新たな弊害を引き起こしてしまう恐れもあります。充血以外の症状も出ていないか、しっかり観察しながら使用しましょう。

また、アレルギーの場合は、目だけではなく、アレルギーそのものへの対策も行いましょう。花粉症であれば、洗濯物を外に干さないなどの生活でできる工夫を取り入れたり、予防のための内服のお薬を検討するのもよいでしょう。

目の使い過ぎによる充血の方は

目の充血は目の疲れでも起こります。パソコンやスマホなど、近距離で液晶を見る時間の多い現代人は、目を酷使しがちです。これに加えて、コンタクトレンズの長時間使用も目の疲れの原因となります。目が疲れると、体は目の回復を促すため目への酸素供給を上げようと毛細血管を拡張させます。普段は細くて見えない毛細血管ですが、拡張することで赤みが見えるようになり、充血と呼ばれる状態になるのです。特にコンタクトを使用していると、裸眼より酸素供給量が減ってしまいますので、特に充血が起こりやすくなります。

また、パソコンなどを凝視していると瞬きの回数が減り、涙の供給が減ってドライアイと呼ばれる状態になります。ドライアイは眼精疲労、目の充血の原因となります。

症状が軽い方は人口涙液を利用して、涙の量を補うと良いでしょう。もっともシンプルな処方です。

特に目の渇きが気になるという方は、添加物でとろみをつけたものや、保湿成分が加えられた目薬を選ぶのも良いでしょう。

疲れ目用の目薬には、目の回復を促す栄養成分が含まれているものも多数あります。

また、充血に直接作用するものではありませんが、ネオスチグミンなどの目の筋肉に作用してピント調節機能を改善する成分を含む目薬もあります。

自身の目の疲れ具合に合わせて選びましょう。

目薬に加えて、睡眠をしっかりとったり、コンタクトの人は眼鏡を使用したりと目に優しい生活を心がけることも大切です。

原因がわからない充血の方は

先述の充血を治す方法を試みても改善しない場合や、上記のパターンのどれにも心当たりがないという場合には、他にどんなことが考えられるでしょうか?ここに挙げていない原因としてはウィルス感染、いわゆるはやり目といわれるものや、角膜潰瘍、緑内障、強膜炎など充血には多くの原因があります。中には、数時間、数日で急激に症状が悪化するものもありますので、原因が不明で心配な時は無理に自分で治そうとせず、眼科を受診しましょう。












目の充血に効果がある目薬 比較一覧

商品画像 ロート抗菌目薬EX
ロート製薬株式会社
ロート抗菌目薬i
ロート製薬株式会社
サンテ抗菌新目薬
参天製薬株式会社
ロートアルガードクリニカルショット
ロート製薬株式会社
ロートアルガードコンタクトa
ロート製薬株式会社
サンテALクールII
参天製薬株式会社
Vロートプレミアム
ロート製薬株式会社
ロートVアクティブ
ロート製薬株式会社
ソフトサンティアひとみストレッチ
参天製薬株式会社
商品名 ロート抗菌目薬EX ロート抗菌目薬i サンテ抗菌新目薬 ロートアルガードクリニカルショット ロートアルガード コンタクトa サンテALクールII Vロートプレミアム ロートVアクティブ ソフトサンティア ひとみストレッチ
特長 生後4か月から使える抗菌目薬 清潔な1回使い切りタイプ ものもらいのためのソフトな抗菌目薬 臨床試験実施済みのアレルギー用目薬 コンタクトのためのアレルギー用目薬 充血に直接作用するアレルギー用目薬 優れた成分配合の疲れ目用目薬 年齢による疲れ目に 目の疲れにシンプル処方
コンタクト使用 ソフトコンタクトレンズを着用したまま使用しないこと ソフトコンタクトレンズを着用したまま使用しないこと ソフトコンタクトレンズを着用したまま使用しないこと コンタクトレンズを着用したまま使用しないこと ハードコンタクト、ソフトコンタクトともに使用可 ソフトコンタクトレンズを着用したまま使用しないこと ソフトコンタクトレンズを着用したまま使用しないこと ソフトコンタクトレンズを着用したまま使用しないこと ハードコンタクト、ソフトコンタクトともに使用可
有効成分・含有量 9点|10点中 9点|10点中 9点|10点中 9点|10点中 8点|10点中 8点|10点中 9点|10点中 9点|10点中 8点|10点中
コストパフォーマンス 9点|10点中 8点|10点中 9点|10点中 8点|10点中 9点|10点中 9点|10点中 8点|10点中 9点|10点中 9点|10点中
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正しい目薬の差し方


目薬を正しく差せていないと、目薬の汚染やそれによる症状の悪化が起きたり、効果が十分に得られなかったりします。

目薬の先端を目やまつげにつかないようにさしましょう。そうすることで、目やまつげの汚れが目薬の容器に逆流し、菌が増殖するのを防ぎます。

また、目薬を差した直後にまばたきをするのは控えましょう。まばたきをすると、薬がそのまま流れて行ってしまいます。

正しい差し方を心がけましょう。





こんなときは早めに病院へ


目の充血は重大な眼疾患のサインである可能性もあります。以下のような症状が見られる場合やなかなか治らないという方は、早めに眼科を受診することをおすすめいたします。

・市販薬を使用しても一向に症状が良くならない場合

・血管収縮剤入りの目薬を使うことでかえって充血がひどくなっている場合

・他の眼病を合併している場合

・白目が広い範囲で真っ赤になっている場合

・多量の目やにが急に生じるようになった場合

また、充血には白目の充血(結膜充血)と黒目の周囲の充血(毛様充血)があります。上で目薬をおすすめしたものもらいやアレルギー、ドライアイはほとんどの場合、結膜充血です。しかしながら、毛様充血の場合は角膜潰瘍や緑内障などすぐに対処が必要なこともあります。白目ではなく、黒目の周囲が充血している場合は念のため眼科を受診しておくと良いかもしれません。




充血用目薬に関するQ&A


充血用目薬の副作用は?

市販の充血用目薬の多くは安全性が高く、副作用についてはそれほど心配はいりません。ただし、人によっては点眼後に以下のような症状が見られる場合がありますので、念のため注意してください。

・目の周囲やその他の部分の皮膚の発赤・発疹、かゆみ

・目の充血、かゆみ、はれ、痛み

また、副作用ではありませんが、市販薬に頼ってしまい適切なタイミングでの受診が遅れると、症状が悪化する恐れもあります。上記の受診の目安を参考に、市販薬を一定期間使用しても改善しない場合は早めに受診しましょう。

目の充血を予防する方法はある?

目の充血を抑えるには治療だけでなく予防することも大切になります。以下に示すような点に注意して、できるだけ目をいたわってあげるようにしてください。

・蒸しタオルを目に当てるなどして目の血行を改善する

・睡眠をしっかりと取る

・パソコンやスマートフォンを使い過ぎないようにする

・コンタクトレンズをやめて眼鏡に切り替える

・室内を小まめに掃除して清潔な状態を保つ

・ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEなどが豊富な食事をとる

・室内の乾燥を防ぐ

・目の周りを清潔に保ち、汚い手で目を触ったりしないようにする

血管収縮剤が入った目薬は控えた方がいい?

血管収縮剤を含む目薬を連用していると、効果が切れるとよりひどい充血が起こる「リバウンド現象」を引き起こす恐れがあります。

血管収縮剤入りの目薬は使いすぎに注意し、1日4~5回の使用にとどめましょう。血管収縮剤はあくまで充血という症状を抑える対症療法であり、原因を根本から改善するお薬ではありません。原因を考え、改善することが必要です。また、目薬を使用しても充血が収まらない場合は、なにか別の原因が隠れていることも考えられます。無理に市販薬を頼るのではなく、一度眼科を受診することも大切です。




まとめ

目の充血を治療するためには、充血を引き起こす原因を取り除くことが大切です。安易に血管収縮剤に頼るのではなく、なぜ充血を起こしているのかについて今一度考えてみましょう。また、充血しやすい人は生活習慣を見直すなどして常日頃から目の健康に気を配るようにしてください。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

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この記事を書いたアドバイザ

くすりの窓口薬剤師