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【市販でおすすめの下剤】薬剤師が厳選した6選【2021年】

便秘

2021年8月27日更新
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「お通じの調子が良くないのだけど、市販で購入できる下剤はある?」「下剤を使ってみたいけどなんとなく怖い。お腹が痛くなったりしないのかな?」この記事は、そんなあなたに向けて書いています。

お通じがない日が何日も続くと、お腹が張って苦しくなってしまいますよね。今回は、便秘に悩むあなたにおすすめの下剤を紹介します。

下剤は正しく使えば、お腹の調子を良い状態に保つための手助けをしてくれます。この記事を読んで、あなたに合った下剤を選べるようになりましょう。

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1. 当コラムに掲載されている情報については、執筆される方に対し、事実や根拠に基づく執筆をお願いし、当社自身でも掲載内容に不適切な表記がないか、細心の注意を払って確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。あくまで、読者皆様ご自身のご判断にてお読み頂き、ご参考にして頂ければと存じます。

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『下剤』について


まずは下剤の基礎知識を勉強していきましょう。

下剤を飲むとお通じの調子が良くなる理由や、下剤が排便を促すしくみを解説します。下剤を飲む際の注意点も合わせてお伝えするので、実際に飲む時に参考にしてください。


『下剤』で快調になるのはなぜ?

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下剤を飲むと快調になるのは、下剤が便を排出する手助けをしてくれるからです。

下剤が便を出しやすくするしくみは、大きく2つあります。1つ目は腸に水分を集めて便をやわらかくするタイプ、そして2つ目は腸を刺激して排便を促すタイプです。

便が長時間腸内にとどまると、水分が奪われて便が固くなり、余計に出づらくなってしまいます。また、腸の動きが悪いと便をうまく外に押し出せなくなります。下剤を飲むことで便秘の要因が一部解消されるので、排便が促されて快調になります。


『下剤』の中にもタイプがある?

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下剤には2つのタイプがあります。薬の成分が腸を刺激することで腸の動きをよくする「刺激性下剤」と、腸に水分を集めて便を出しやすくする「非刺激性下剤」です。

「刺激性下剤」は2つ、「非刺激性下剤」は3つのタイプに分けられます。

「刺激性下剤」は、小腸を刺激するものと大腸を刺激するものに分けられます。

「非刺激性下剤」は、腸に水分を集めて便をやわらかくするもの、便の表面から中に水が入りこみやすくなるようにするもの、薬の成分が水を吸ってふくらみ、物理的に腸を刺激するものがあります。

こんな方は服用に注意

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便秘は場合によっては、市販薬で対応するのではなく医療機関に相談したほうがよい場合があります。

便秘に伴ってお腹の張りが強い、おならが出ない、腹痛や吐き気、嘔吐、発熱などの症状がある場合は、すぐに病院を受診しましょう。

また、便に血が混じる、体のだるさや体重減少が続く、便秘の症状が急に出始めた場合も同様です。何か重篤な病気の一症状として「便秘」が起きている可能性も考える必要があります。

受診する際は、お近くに便秘外来があれば便秘外来を、なければ消化器内科に行きましょう。


【タイプ別】薬の選び方


続いては、タイプ別に薬の選び方を解説します。

処方箋薬では浣腸や坐薬、飲み薬の中でも液体や粉状など剤型の違いもありますが、今回は刺激性下剤と非刺激性下剤に分けました。

どちらのタイプを選ぶかは人によって異なるので、あなたに適した方を選べるよう最後までお読みください。


【便がスッキリ出ない方】は刺激性タイプ

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刺激性タイプの便秘薬が適しているのは、腸の動きが弱まっている方です。もともと筋力の弱い女性や高齢者に多い傾向があります。

また、便意を我慢することが多い方も、繰り返すうちに腸が便意を感じにくくなって便秘になりやすくなります。腸が便を押し出す力が弱いので、便が出たとしても残便感が残ってしまうのです。下剤で腸を刺激することで、便がスッキリと出るようになるでしょう。

ただし刺激性下剤は、頻繁に使うと腸が刺激に慣れて効果を感じにくくなること、腸を刺激する性質上腹痛が起こりやすいことに注意が必要です。


【便が硬くて出にくい方】は非刺激性タイプ

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非刺激性タイプの便秘薬が適しているのは、便の性質が硬いことで排便しにくい方です。

食事の内容や水分摂取量の不足、便が長い間腸に溜まっていることで水分が奪われてしまったケースなどが考えられます。水分を多めに摂るよう心がけたり、食事内容を見直すことで改善される場合もあります。

もし生活習慣を変えても治らない場合には、便秘薬を使ってみましょう。便がやわらかくなって排便しやすくなるはずです。

刺激性よりは頻度が少ないものの、腹痛が起こる可能性はゼロではないのでご注意ください。


【薬剤師が厳選】おすすめの市販薬


それではいよいよ、市販薬の中からおすすめの商品を紹介していきます。

刺激性下剤と非刺激性下剤の両方からピックアップしたので、選び方を参考にあなたに適したものを購入してくださいね。


【刺激性タイプ】おすすめ3選

まずは、刺激性タイプの中でおすすめの商品を紹介します。

残便感があり便がスッキリ出ない方、便意を我慢しがちで便秘気味の方は参考にしてください。長期連用による効果の減少と、使用後の腹痛に注意しましょう。


大正製薬

コーラック 120錠

販売価格 1,524 (税込)

慢性便秘に効果をあらわす

5層コートされた有効成分が、胃で溶けずに腸までしっかり届きます。ビサコジルが大腸を直接刺激して、低下している腸のぜん動運動を活性化して排便を促します。慢性便秘でお悩みの方におすすめです。

分類 第2類医薬品
有効成分 ビサコジル
服用/塗布回数 1日1回
サイズ/内容量 120錠
薬のタイプ 錠剤
子どもへの使用 15歳から可能
即効性 6点|10点中
コストパフォーマンス 9点|10点中
効き目の強さ 8点|10点中


エスエス製薬

スルーラックS 40錠

販売価格 535 (税込)

2種の有効成分で便をしっかり押し出す

頑固な便秘に効果的な、2つの有効成分を配合しています。2種類の刺激性下剤が、鈍った腸の動きを促進して効果を発揮します。便秘の程度に合わせて錠数を調節できるのも特徴です。しっかり効く便秘薬をお求めの方におすすめです。

分類 指定第2類医薬品
有効成分 ビサコジル、センノサイドカルシウム
服用/塗布回数 1日1回
サイズ/内容量 40錠
薬のタイプ 錠剤
子どもへの使用 15歳から可能
即効性 6点|10点中
コストパフォーマンス 7点|10点中
効き目の強さ 9点|10点中


大正製薬

ビオフェルミン便秘薬 60錠

販売価格 807 (税込)

腸内にたまった便を出したい方に

下剤に整腸剤を加えた便秘薬です。便秘による肌荒れを改善したい方、排便状態を見ながら服用量を調整したい方におすすめです。11歳から飲めるので、子どもの便秘にも使えます。

分類 第2類医薬品
有効成分 ピコスルファートナトリウム水和物、ビフィズス菌、ラクトミン
服用/塗布回数 1日1回
サイズ/内容量 60錠
薬のタイプ 錠剤
子どもへの使用 11歳から可能
即効性 6点|10点中
コストパフォーマンス 8点|10点中
効き目の強さ 8点|10点中


【非刺激性タイプ】おすすめ3選

次は非刺激性タイプのおすすめ商品です。

非刺激性タイプは刺激性と比べて効果は弱いものの、腹痛が起こりにくいこととクセになりにくいことがメリットです。初めて下剤を使う方は非刺激性から試してみるのもおすすめです。


健栄製薬

酸化マグネシウムE便秘薬 90錠

販売価格 881 (税込)

お腹が痛くなりにくくクセになりにくい

有効成分の酸化マグネシウムが腸管から水分を集めて、便をやわらかくすることでスムーズな排便を促します。お腹を直接刺激しないので、腹痛が起こりにくくクセになりにくいです。口の中で錠剤が溶けやすく、レモン風味なので錠剤が苦手な方にもおすすめです。

分類 第3類医薬品
有効成分 酸化マグネシウム
服用/塗布回数 1日1回
サイズ/内容量 90錠
薬のタイプ 錠剤
子どもへの使用 5歳から可能
即効性 7点|10点中
コストパフォーマンス 9点|10点中
効き目の強さ 7点|10点中


フジックス

3Aマグネシア 90錠

販売価格 781 (税込)

お腹にやさしい非刺激性

腸に水を集めて便をやわらかくするタイプの下剤です。刺激性と異なりクセになりにくく、排便状況に応じて服用量を調整できます。5歳から服用可能なので、小さな子どもの便秘にもおすすめです。

分類 第3類医薬品
有効成分 酸化マグネシウム
服用/塗布回数 1日1回
サイズ/内容量 90錠
薬のタイプ 錠剤
子どもへの使用 5歳から可能
即効性 7点|10点中
コストパフォーマンス 7点|10点中
効き目の強さ 7点|10点中


大正製薬

コーラックMg 40錠

販売価格 624 (税込)

カチカチ便の方にも水を集めてスルリと出す

浸透圧によって腸内に水分を引き寄せて、便を膨張させることで自然に近い排便を促します。口に入れるとすぐに溶けるので、喉に引っかかりにくく飲みやすい錠剤です。カチカチ便でお悩みの方におすすめです。

分類 第3類医薬品
有効成分 酸化マグネシウム
服用/塗布回数 1日1回
サイズ/内容量 40錠
薬のタイプ 錠剤
子どもへの使用 5歳から可能
即効性 7点|10点中
コストパフォーマンス 6点|10点中
効き目の強さ 7点|10点中

【比較一覧表】おすすめの市販薬

商品画像 コーラック 120錠
大正製薬
スルーラックS 40錠
エスエス製薬
ビオフェルミン便秘薬 60錠
大正製薬
酸化マグネシウムE便秘薬 90錠
健栄製薬


フジックス


大正製薬
商品名 コーラック 120錠 スルーラックS 40錠 ビオフェルミン便秘薬 60錠 酸化マグネシウムE便秘薬 90錠 3Aマグネシア 90錠 コーラックMg 40錠
特長 慢性便秘に効果をあらわす 2種の有効成分で便をしっかり押し出す 腸内にたまった便を出したい方に お腹が痛くなりにくくクセになりにくい お腹にやさしい非刺激性 カチカチ便の方にも水を集めてスルリと出す
最安値

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商品リンク

『下剤』に関するQ&A


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最後は下剤に関して、よくある質問にお答えします。

下剤のタイプや服用時の注意点などをお伝えしてきましたが、まだ疑問の残る方もいらっしゃることでしょう。ぜひQ&Aで疑問や不安を解消してください。


バリウムを飲んだあとに、下剤を飲んでもよいですか?
胃の検査でバリウムを飲んだ際は、おそらく医療機関から下剤が処方されると思います。バリウムは体内に吸収されないので、できるだけ早く排出させるためです。

基本的に医師の指示通り下剤を飲むことは問題ありません。

下剤でダイエットはできますか?
下剤は痩せるために飲む薬ではありません。ダイエットを目的とした薬の服用は適正使用ではないのでしないでください。

市販の下剤に即効性はありますか?
薬の成分や剤形によって異なります。より即効性を期待するのであれば、飲み薬よりも坐薬や浣腸を使用することをおすすめします。

飲み薬は薬を飲んでから腸に到達するまでにある程度時間がかかります。腸に直接薬を注入する坐薬や浣腸の方が、効果を実感するのは早いです。

その分強力とも言われているため、初めて使う場合は薬剤師や登録販売者に相談するようにしましょう。
 

まとめ


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今回は、便秘の方におすすめの下剤について解説しました。

下剤には刺激性と非刺激性があり、それぞれ異なるしくみで排便を促す作用を持っています。便秘はよくある症状なので市販薬で済ませてしまいがちですが、もし便秘以外に気になる症状を併発している場合は医療機関に相談してください。

今回の記事が、下剤選びに少しでも役立てば幸いです。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

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この記事を書いたアドバイザ

村岡 祐菜
現場薬剤師として働く以外にもさまざまな選択肢があること、ハンデがあってもやりたいことは叶えられるということを、自分の仕事を通して伝えていきたいです。

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