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【養命酒の効果】400年の歴史も!?愛好する方が多い理由を分析

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2023/3/23
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日本ではおなじみの養命酒、幼い頃からテレビCMをみて育ってきた方も多いのではないでしょうか。薬局に来られる患者でも養命酒を愛好している方は多く、薬の飲み合わせについて相談されることもあります。

実は日本だけでなく、海外でも愛されていることはご存知でしたでしょうか?生産量の約30%は輸出されて販売されているようです。

今回は、そんな日本でも世界でも愛好されている方が多い養命酒について、薬剤師が説明します。

くすりの窓口医師・薬剤師が
選んだ市販薬を紹介

  • 経験① 現場でよく聞かれる質問
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    現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。
  • 経験② 現場で教える医薬品
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    悩みに合った薬や普段から自分が案内する薬など、現場で案内するものを教えます。
  • 視点① ユーザー目線で解説
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    実際にどう使うのかや、ユーザー目線で
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長い養命酒の歴史


薬剤師

竹中 孝行さんのコメント

養命酒の起源がいつからなのか、気になったので調べてみました。

なんと400年もの前から存在し、製造方法が一子相伝で伝わり、愛されてきたもののようです。

1602年(慶長7年)長野県上伊那郡中川村大草(現在)で、塩沢宗閑翁さんが創製されたとのことです。助けた旅の老人が、薬酒の製法を伝授したことからはじまったという伝説があります。

体の弱い方や貧しい人々に養命酒を分け与えていくうちに、重宝され、次第に広く伝わっていき、1923年(大正12年)に株式会社を設立し、全国に紹介をはじめました。

とんでもなく長い歴史のある薬で驚きですよね。

養命酒の成分と作用

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養命酒は正式には「薬用養命酒」といい、第2類医薬品の一般用医薬品(市販薬)に分類されます。含まれている成分に、第2類医薬品に該当するものがあるためです。

養命酒は一般的な健康食品やサプリメント等と違い、医薬品に分類されます。


養命酒の成分

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養命酒には、14種類もの生薬が含まれています。生薬というと漢方薬をイメージするかと思います。

漢方はもともと中国で発達し、日本に渡ってきた伝統医学です。養命酒は漢方の考え方を基本とし、日本人の体質などに合わせ、独自に開発されてきた「薬酒」です。


生薬として含まれる成分

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日局インヨウカク、日局ウコン、日局ケイヒ、日局コウカ、日局ジオウ、日局シャクヤク、日局チョウジ、日局トチュウ、日局ニクジュヨウ、日局ニンジン、日局ポウフウ、日局ヤクモソウ、ウショウ、ハンピ

このように複数の生薬を配合することにより、滋養強壮における胃腸虚弱 、食欲不振、血色不良、冷え症、肉体疲労、虚弱体質、病中病後に効果を期待することができます。

また養命酒はお酒であり、アルコール分が14%含まれています。日本酒やワイン等と同じぐらいのアルコールの度数です。ただ養命酒は薬酒であり、嗜好的な酒類とは用途が異なります。


養命酒の効果

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期待できる効果は「滋養強壮」です。胃腸虚弱 、食欲不振、血色不良、冷え症、肉体疲労、虚弱体質、病中病後などの症状や状態を改善する効果が期待できます。

病院でもらうような薬(医療用医薬品)は、症状を和らげる効果のある成分や、症状の原因となる部分に直接アプローチする性質の薬です。

一方、養命酒は含まれている生薬の効果により体本来の機能を高めて、体質を健康な状態へ改善するものです。体質改善を通して症状を改善する性質があります。

原料が天然物なので副作用はほとんどありませんが、必ずしも副作用が起こらないわけではないので注意は必要です。

養命酒の飲み方

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1回20mLを1日3回、食前又は就寝前に服用します。

もちろんお酒なので、成人が対象です。計量容器がついていますので、飲む際には20mLを測るようにします。

たくさん飲んだからといってそれだけよく効くというわけではなく、副作用のリスクが高まりますので、服用方法は必ず守るようにしましょう。

養命酒服用の注意点


薬剤師

竹中 孝行さんのコメント

養命酒を服用する上での注意点をお伝えします。

養命酒を飲んではいけない方や他の薬との飲み合わせ、起こりうる副作用などを解説しています。ぜひ最後までご覧ください。


飲んではいけない方

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アルコールを含んでいるため、車の運転や機械類の運転操作などを行う場合には、服用しないようにしましょう。

また血行を促進する作用があるため、手術や出産直後など出血中の方は控えるようにしましょう。アルコールに過敏症がある方の場合は、注意が必要です。

他の薬との併用に注意

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薬によっては、アルコールとの併用に特に注意が必要な薬があります。

特に、睡眠剤、精神安定剤、抗生物質や糖尿病治療薬、抗血液凝固剤、心臓病治療薬、鎮痛薬、胃酸分泌抑制薬、肝臓を害する可能性のある薬などの併用は避けましょう。

また、よく服用されることも多い風邪薬や花粉などのアレルギー薬にも、眠気を起こすような副作用がある場合があり、アルコールとの併用で、副作用を助長してしまう恐れがあるため、注意が必要です。

他の薬を服用の際には、必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

副作用について

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人によっては、発疹、発赤、かゆみ、胃部不快感などの副作用症状がでることがあります。

そのような場合には、服用をすぐに中止し、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。

その他、服用に相談が必要な方

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次に該当する方は、医師や薬剤師、登録販売者に相談するようにしましょう。主に、アルコールを服用する上で注意が必要な方が該当します。

・現在、治療中の疾患をお持ちの方
・妊婦又は妊娠していると思われる人
・授乳中の人
・薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
・アルコールに過敏な人

養命酒を愛好する方が多い理由

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本人の体質に合わせて配合された14種類の生薬が、本来の体の機能を整え、不調を改善する効果が期待できることに加え、長い歴史があり、祖父母の代、父・母の代など世代を超えて服用され、多くの方が信頼を持っていることが大きな理由かもしれません。

生薬の独特な香りはしますが、その独特な香りも効果が出ているという気持ちを抱かせるのに一役買っているのかもしれませんね。

『養命酒』に関するQ&A


最後は養命酒に関して、よくある質問にお答えします。

養命酒の歴史や薬としての基本的な効果はお伝えしたものの、まだ疑問に残る方もいらっしゃることでしょう。ぜひQ&Aで解決してください。


女性特有の症状や更年期障害に効果はありますか?
女性特有の症状や更年期障害は効果・効能として認められていません。

ただし、血の巡りや自律神経の乱れを改善する効果があるので、結果的に症状の改善に役立つ可能性は考えられます。

うつに効果があるのは本当ですか?
うつに対する効果・効能は認められていません。

ただし自律神経のバランスが整った結果、精神状態が安定する可能性は考えられます。

男性機能の回復に効果はありますか?
男性機能の回復は効果として認められていません。

ただし血の巡りを改善する効果があることから、男性機能の回復に役立つ可能性は考えられます。

まとめ


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日本ではおなじみの養命酒、よく知っているが実際にどんな効果があるのか知らなかった方もいたのではないでしょうか?

滋養強壮に効果が期待できますので、「食欲がない」「冷え性がひどい」「体調をくずしている」などのときに養命酒を飲んでみることをおすすめします。

ただ、薬酒でアルコールを14%含んでいますので、くれぐれも車の運転などの際は必ず服用を控えるようにしましょう。

参考文献

養命酒|公式HP

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 竹中 孝行 薬剤師

    執筆・監修者

    薬剤師。外資系製薬会社に勤務後、保険薬局勤務を経て、2012年株式会社バンブーを設立。薬局、介護、美容事業を運営。 一般の方に薬局・薬剤師のことをより知ってもらうことを目的に、2016年一般社団法人薬局支援協会を...

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